札幌大谷高等学校の偏差値は?高校の特徴・評判・難易度まとめ

札幌大谷高等学校の偏差値は?高校の特徴・評判・難易度まとめ

北海道札幌市の私立高校である「札幌大谷高等学校」

普通科に加え、音楽科、美術科があり、志望大学に沿った多様なコース選択が特徴です。

また、全国大会出場常連の部活があるほど部活動も活発ですので、志望校の1つとして考えている方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな「札幌大谷高等学校」の特徴や評判、難易度についてまとめました。

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札幌大谷高等学校ってどんな学校?

画像引用:札幌大谷高等学校公式サイト

学校法人札幌学園が運営する私立高校です。

元々は女子高でしたが、現在は男女共学となっています。

大学進学を目指す「普通科」、音楽系の大学進学を目指す「音楽科」、美術系の大学をめざす「美術科」の3学科があり、様々な目標や夢を持った学生が集まっているということが大きな特徴です。

専門性の高い分野の指導を受けることが可能なうえに、大学受験に向けた進路指導も盛んに行っているという点で人気の高校です。

名称 札幌大谷高校
所在地 北海道札幌市東区16条東9丁目
設立 1906年
課程 全日制
設置学科 普通科・音楽科・美術科
学期 2学期制
偏差値 50-62

やはり音楽科と美術科の専門的な学科が特徴的です。

また、偏差値にかなりばらつきがあるのが目立ちますね。

私立高校というだけあって、偏差値が高い人と低い人の差があるようです。

では実際に、「札幌大谷高等学校」はどのような学校なのか?見ていきましょう。

教育目標

今ある自分を受け入れ、感謝する心に支えられた「慈愛に満ちた人格」を形成することを目的とする。

心の教育の実践の中で学習習慣や生活習慣を確立し、人としての基本を育みながら、各々の進路達成を目指す。

参照:札幌大谷高校学校紹介HP

進学校として勉強だけでなく、人間教育も行うことを大切にしているようですね。

力を入れているクラブ活動

クラブ活動にも力を入れており、硬式野球部サッカー部などの体育会系クラブをはじめ、吹奏楽局演劇部競技かるた部などの文化系クラブまで種類豊富なクラブがあります。

ディベート愛好会マンガ・アニメーション同好会など少し変わった部活動もあり、自分のやりたいことをとことんできる環境が揃っています。

また、サッカー部などはJリーグのFC東京でプロの卵を育成してきたコーチが監督となっており、日本のトップを目指しています。

他にもバレーボール部、水泳部、卓球部は全国大会に多数出場経験があるほどですので、部活目当てで入学する学生もいます。

札幌大谷高等学校の特徴は?

3学科もある札幌大谷高校ですが、各学科の特徴はどのようなものなのでしょうか?

まず学科ごとの特徴をまとめましたので、見ていきましょう。

普通科

主に大学進学を目指して勉強する学科ですが、自分のレベルにあった環境で学べる講座制を導入しているのが大きな特徴です。

コース選択は学力別に3つに分かれます。

英数選抜コース 最高水準の学力を身につけ、医学部、東大・京大などの難関大学を目指す
学力重点コース(Sコース) 入学時点の高い学力をさらに伸ばし、国公立大学や難関大学をめざす。
2020年度より、「プログレッシブSクラス」「アスリートSクラス」にさらに分かれる。
個性探求コース(Gコース) 放課後はクラブなどの活動に励みながら、個人に合わせた学習をしてより高いレベルの大学進学を目指す。

同じ普通科でも、コースによってレベルがかなり異なるようですね。

難関大学を目指すことも可能ですし、クラブ活動と両立することも可能という点で非常に優れているのではないでしょうか?

普通科の学生の中でも、難関大学を目指す方は、学校の他に塾や予備校を利用して学力の向上を図っているようです。

特徴①自分のレベルに合わせて学びの深さを変えられる

「基礎に力を入れたい」「もっと上の大学を目指したい」など自分の希望に合わせて講座を選ぶことができます

週3日の放課後と土曜日に講座が行われます。希望者には放課後2コマ目、土曜日は3コマ目まで講座が用意されています。

放課後講座 ①15:50~16:40 ②16:50~17:40

土曜講座 ①08:50~10:10 ②10:20~11:40 ③13:30~14:50

使用教材費以外受講料は完全に無料です。

普段の講座に加えて、自分の目的にあった講座を受講できるのは大きなメリットですね。

特徴②クラブ生徒用に朝7:20~8:10の特別講座を用意

強化クラブに所属する生徒には、クラブ活動で受けられない講座にかわって朝講座が開講されます

Sコースは必修、Gコースは任意ですが、クラブ活動にも力を入れている高校ならではの制度ですね。

特徴③3年間英検講座を開講

土曜日に英検講座を開講しています。

初年度は準2級や2級レベル、翌年度から準1級レベルの講座を合わせて3つのレベルで選択可能です。

こちらも自分のレベルに合わせて学ぶことができるので、誰でも挑戦することができます。

音楽科

音楽系の大学に進学することを目的としていて、音楽の基礎はもちろん実技までじっくり学べることが特徴です。

専門性の高い授業を行う一方で、一般教科もセンター試験レベルに対応する学習内容は配慮して授業を行います。

専門性を高めるために、音楽だけで7科目あり、週9~11時間の音楽専門実技を確保されています。

授業は少人数制や個人レッスンが多く、演奏者として経験豊かな指導者が各々に最適な授業を行います。

特徴①音楽専門実技科目

7科目の専門科目の詳しい内容は、下記のとおりです。

基礎 「音楽理論」「音楽史(鑑賞)」
応用 「ソルフェージュ」「演奏研究」「合唱」 
実技 「専攻実技」「副科実技」

全体を通して音楽の基礎から実技まで大きな実力アップができる授業構成です。

特徴②個人指導と充実の施設

演奏家として経験豊かな指導者が一人一人に指導するのはもちろん、音楽室・ピアノ室等レッスンに集中できる空間が14スペース確保されています。

休日や放課後にも個人練習のため解放しているので、いつでも充実の設備を利用することが可能です。

特徴③成長するステージ

音楽科最大のステージは秋に開催される定期演奏会ですが、1月に卒業演奏会3月に在学生コンサートなどたくさんあります。

大きく成長できる発表の場がたくさん与えられているというのは大きなメリットですね。

美術科

美術系の大学を目指す学科で、北海道で唯一の美術科です。

専門性の高いスタッフの指導で 美術全般の基礎力を身につけることを目的としています。

実技制作を重視した密度の濃い授業を展開しますが、一般教科も国語と英語を中心にセンター試験レベルに対応できる学習内容となっています。

多くの作品制作、表現活動を通じて、人とも関わりながら、自分はもちろん自分以外にも作品に対しても誠実に向き合う姿勢を身につけ将来につなげることが狙いです。

特徴①幅広い美術の専門科目を経験できる

3年間で美術の専門科目は29単位ある上に、実技主体なので幅広い領域に触れることができます

主な専門科目

「絵画」「デザイン」「造形」

ほぼ毎日美術の授業があるため、自分が本当に好きなものに出会えたりとことん追求したりすることができます。

特徴②専用教室と少人数指導

美術室、デザイン室はもちろん、造形室やデッサン室まで専用教室が充実しています。

専門性の高い教員が連携しながら、一人一人に目を配れる少人数指導を展開しているので、きめ細かい指導を行うことができます。

特徴③美術科ならではの行事

スケッチ研修、美術館見学などの校外学習をはじめ、美術系大学の教授による高校大学連携授業など、専門的なことが学べる行事も多彩です。

感性と創造力を刺激する機会が多いというメリットがあります。

参照:札幌大谷高校公式HP

札幌大谷高等学校の評判は?

では、実際の卒業生や在校生からの評判はどのようなものなのでしょうか?

良い評判悪い評判ともにまとめてみました。

札幌大谷高校の良い評判

・専門的なことを学べる

・部活動が充実

・制服がかわいい

専門的なことを学べる

美術科に関しては北海道で唯一ですし、やはり音楽や美術系の大学に行きたい学生にとっては、嬉しい環境のようですね。

普通科の進学率に関しては、コースによって全く異なるようです。

英数選抜コースに関しては、先生方も熱心で学生の学力事態も他の比にならないレベルのようなので、難関大学への進学率も良いです。

部活動が充実している

ここの評判が最も多かったです。

高い学費を全部部活動にかけているなんて評判があるほど、強化指定クラブは何度も全国大会へ出場していることが多く待遇も良いようです。

部活動を全力でできたという方の良い評判が多かったです。

制服がかわいい

これもなかなか多かった評判で、制服の可愛さに惹かれて入学する学生も多いようです。

男女ともに高評価ですので、制服重視の方に非常にオススメです。

札幌大谷高等学校の悪い評判

・自由がない

・設備が古い

・部活重視な傾向を感じる

自由がない

校則がかなり厳しいらしく、毎朝スマホを回収BOXに預けなければならなかったという意見が多かったです。

もちろんバイトも禁止なので、自由な高校生活を送りたい人には向いていないようです。

つまらなかったと言っている人も一定数いまいしたので、高校生らしいことをたくさんしたい方は、他の志望校を見てみたほうがいいかもしれませんね。

設備が古い

私立高校なので学費が高いにもかかわらず、校舎は古いようです。

パンフレットに綺麗な校舎が載っているようですが、中学校の校舎らしいのでお気を付けください。

入学する予定のある方は、事前に校舎を確認しておいてもいいかもしれませんね。

部活重視な傾向

部活の強豪校とだけあって、学費に見合った授業を受けられなかったと言っている方が、一定数いました。

もちろん、自分のやりたいことをたくさんできたという方もいますので、入学する前に学習内容をしっかり確認しておく必要がありますね。

本当に札幌大谷高等学校の授業を受けたいと思える方にとっては非常に有益な時間になるので、しっかりとご自身のやりたいことと照らし合わせる必要性がありますね。

札幌大谷高等学校の難易度は?

多くの種類の学科がありますが、難易度入試形態はどれほどなのでしょうか?

各学科ごとの偏差値や難易度についてまとめてみました。

札幌大谷高校各学科の偏差値

英語選抜 62
学力重点コース(Sコース) 60
個性探求コース(Gコース) 53
音楽科 50
美術科 50

英語選抜コースは北海道内私立なら15位に入るレベルの高さですが、ほかの学科に関してはそこまで難関というほどではありません

倍率は2倍を超えることがありますが、偏差値自体は高くないのでしっかり対策をしたら難しい高校ではないように感じます。

また、音楽科や美術科という少し特殊な学科は実技もあるので、受験の際も要注意です。

入試内容

大きく分けて3つ、推薦入試、単願入試、一般入試があります。

単願入試と推薦入試

普通科 面接
音楽科・美術家 面接と実技試験

これに加え、内申点など調査書の内容によって考慮されます。

一般入試

普通科 国数英理社5科目学力試験
音楽科・美術家 国数英3科目学力試験・実技試験

こちらも学力試験の点数調査書の内容で合否が決定します。

音楽科と美術科はどの受験方法にしても実技試験があるということですね。

実技試験の内容

音楽科 美術科
「専攻実技」
ピアノ・声楽・管楽器・弦楽器・打楽器・電子オルガン・作曲
各専攻とも1曲を暗譜で演奏
鉛筆による静物デッサン
(単願・推薦入試45分)
(一般入試60分)

入学年度により細かくは異なるので、しっかりと入試要項を確認してください

札幌大谷高校の偏差値、特徴や評判まとめ

札幌大谷高校の特徴についてまとめましたが参考になりましたでしょうか?

音楽科と芸術科があり、専門性のある勉強もできるという点がとても特徴的でした。

興味のある学生にとっては素晴らしい環境で3年間を過ごすことができるのではないでしょうか?

私立高校ということもあって難関大学へ行く人もいれば、部活などに熱中して勉強はマイペースに行っている方も多いようですね。

ご自身のやりたいことや学びたいこととマッチしているか今一度確認して高校選びをしなければなりませんね。

みなさんの高校選びのお手伝いができていたら幸いです。

 

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