医学部合格者が語る!合格できない人に共通する特徴10選とは?

医学部合格者が語る!合格できない人に共通する特徴10選とは?

突然ですが皆さんは東京大学の合格発表の様子を見たことはありますか?

有名な漫画であり、実写化もされているドラゴン桜でもその様子が描かれていますが

実際の合格発表も概ねあのような雰囲気です。

合格した受験生が歓喜の声を挙げて体育会系の人に胴上げされているのは印象的ですよね。

しかし、その裏には歓喜の数倍もの不合格者が静かに涙を飲んでいます。

そして不合格となる人にはある程度の共通した特徴があります。

かつて私も現役時代には第一志望の京都大学に不合格になった経験もあります。

それでも自分の失敗を分析してその後、某旧帝国大学に後期試験に合格し、再受験で国立大学医学部に一発で合格することができました。

今回はそんな私が見出した不合格者に共通する特徴を10個ほど紹介していこうと思います。

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人は失敗からしか学べない!

電気

医学部受験で不合格となった人でもう一年勉強を頑張ろうと決心した人もいるかもしれません。

次の試験で合格するための初手失敗を分析することです。

この作業は決して容易なことではありません。

自分の失敗と向き合うことはとても根気と勇気が必要になります。

しかし、この作業をサボると来年も同じ原因で不合格になってしまうかもしれません。

得意を伸ばすより弱点を克服すべし…!

医学部受験、とりわけ国公立大学の医学部の受験を考えている人は自分の弱点を把握しておくことは極めて重要です。

センター試験を含めて試験科目が多く、その中で高得点が要求される国公立医学部において受験生の実力”最高点”ではなく”最低点”で決まります。

もっと踏み込んでいうならば”最大値”ではなくて”中央値”や”平均値”で規定されます。

医学部受験においては「得点の振れ幅が大きいけど調子が良い時は95%とれる」ことよりも「どんなに調子が悪くても85%はとれる」ことの方がはるかに大切で必須事項です。

従って大きな弱点があり、その科目の得点次第で全体が揺らいでしまうことは在ってはならないことで得意科目よりも苦手科目を全体の足を引っ張らない程度まで引き上げることが重要になってきます。

定期的にセルフ反省会を開催しよう

人は忘れる生き物です。

最初に決意したことも時間が立てばそれも薄らいでいきます。

せっかく分析した自分の弱点も目標も忘れてしまっては意味がないので、定期的に自分を見返す時間を作って何度も復習して意識の土台に組み込んでいきましょう!

合格できない人に共通する特徴10選!

落ち込む

ここからいよいよ私が個人的に見つけ出した不合格者になってしまう人に広く共通する特徴を紹介していきます。

この記事を読みながら自分は該当していないかをチェックしていきましょう。

もし当てはまっている項目があれば意識して修正していくようにしましょう。

早めに対応すればそれほど心配する必要はありません。

やる前から諦めの感情を持ってしまう

これが個人的に不合格になる人に一番広く共通することだと思います。

私は現役生のころ、、京都大学を目指して必死に勉強いていたわけですが心のどこかで「このままやと落ちる」という感情がくすぶっていました。

正直に言うと受験する前から「落ちてもしょうがない」と言い聞かせていました。

そんな精神で合格できるわけがありません。

まずは客観的に失敗や弱点を分析すること、その後はそれを信じて淡々と決めたことをこなすことが重要です。

不安になるのは分析が不十分か、勉強量が必要量に達していないかのどちらかです。

”基礎”の意味を勘違いしている

基礎は大事だ、基本を押さえよう、この類のフレーズは医学部受験生ならば耳にタコができるほど聞いたことがありでしょう。そしてそんなこと当たり前だと思うでしょう。

しかし「運動量保存則の適用条件は?」「図形問題の解法選択の基準は?」

「溶解度積って何?」「なぜ動物は植物や他の種を食べるの?」これらの質問をされた時に即答で答えることができるのが本当の意味での基礎であって決して因数分解ができるとか物理の公式を覚えているとか、医学部受験の基礎はそんな甘い基礎のことではありません。

理解の深さを意識して知識を一般化できるように訓練しておきましょう。

復習が甘い

合格できない医学部受験生の中には復習をあまり重要視せず新しい問題をガンガン解く人が一定数います。

本来、勉強とは自分になかったものを習得していくプロセスなので復習せずに一回で新しいことを習得するのは不可能です。

従って勉強はその九割が復習といっても過言ではありません。

毎日勉強を進める前に前日に行った範囲を軽く復習する習慣をつけましょう。

集中できない

医学部受験生にはよく勉強時間を自慢する人がいます。

睡眠時間を削って長時間勉強することは逆に非効率的です。

短時間に集中して休憩するときは思い切り休めばいいのです。

新しい概念が頭に入るのは集中している時間だけです。

赤本を受験後半までとっておく

これもよくある事例です。

赤本をセンター試験後に解き始める人は志望校が難関であるほど不合格になる人が多いです。

スポーツなどでも自分の対戦相手を研究することは勝つためには必須ですよね?医学部受験も同様で志望校の問題の癖を把握してこそ効率的な勉強ができるというものです。

睡眠を疎かにする

少し前にも述べましたが勉強時間を確保するために睡眠時間を削ることは致命的な行為です。

人の頭は新しい知識を寝ている時に整理して長期記憶に変換します。

また成長ホルモンが分泌されている時に体は回復します。

適切な時間に寝ないとこれらが阻害され翌日以降の勉強に支障をきたします。

色んな問題集に手を出す

不合格となってしまう人に様々な問題集に手を出してしまう人がいます。

自分が使っている問題集でよいのか不安になる気持ちは分かりますが最近の受験用問題集はどれも質が高く、どれを使ってもそれほど大差はないので一冊を骨の髄まで自分の中に取りこむことを意識しましょぅ。

三周は解きなおすことはマストです

そもそも勉強の絶対量が足りていない

医学部受験を突破するためにはどんなに効率勉強してもこなすべき絶対量の勉強量が存在します。

その量に達していなければ合格できる可能性は皆無です。

モチベーションを維持することの大切さをうかがい知ることができます。

インプットに特化してしまっている

頭に入れた知識が身に付くのはそれを引き出そうとする時です。

実際にアウトプットすることで自分の理解度や考え方を確認することができます。

頭ではわかっていてもいざ解答を書き始めると手が止まることが多いです。

しっかりと書きだす練習をしましょう。

人や予備校に頼りすぎる

先生や予備校は自分が志望校に合格するあくまで手伝いをしてくれるものであることを忘れてはいけません。

予備校に通っていることに満足して自学自習が疎かになってしまっては元も子もありません。

あくまで受験の主人公は自分であることを医学部受験生のみなさんは肝に銘じておきましょう。

まとめ

自分分析

いかがでしたか?今回は医学部受験で失敗してしまう人に共通する特徴を紹介しました。

自分に当てはまってしまっている人はこれから意識して少しずつ直していきましょう。

逆に言えばこれらの特徴を克服さえすれば医学部受験を進める上でとても有利に立ちまわることができると思います。

自分の失敗に向き合うのは時には厳しいことかもしれませんがこの機会にぜひ自分自身を見直してみてはどうでしょうか。

     

 

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