勉強の方法というのは人それぞれで、十人十色、色々な方法があります。しかし、伸び悩む人の特徴は意外と同じ傾向だったりします。
実は医学部受験生の中には伸び悩みの原因に気が付かず受験を落としまくり何年も浪人してしまう……そんな人も少なくありません。
そして医師という道を諦めてしまう人も多いです。
今回は伸び悩む医学部受験生に送る、伸び悩む人の傾向とその原因についてお話します。
これを読んで自分が伸び悩んでいる理由を発見し、克服し、医学部受験に役立ててください!
目次
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武田塾医進館では、「授業をしない」「一冊を完璧に」「自学自習の徹底管理」で志望校への合格の最短ルートを目指します。 最難関の医学部だろうが、東大だろうが、成績が一番上がる勉強法はただ一つ、自学自習でレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にしていくこと、これが最速の勉強法です。
伸び悩む人の最大の特徴は6つ!
医学部受験生の中で伸び悩む人のほとんどは今からお話しする6つに分類されます。実はその6つの中には私が受験生時代に引っ掛かりそうになったものもあります。
自分が少しでも引っ掛かっていそうだと思ったら、今すぐ直してみましょう!
超、頑固
特に現役生・一浪生に多いのが『超が付くほどの頑固』な医学部受験生です。自分のやり方以外は認めない、だとか、〇〇先生のやり方以外はやらない、といった傾向を持っている方はここに入ります。
その医学部受験生のやり方が自分に合っていて、その方法で成績が上がっているのであればそのままで構いません。
しかし、それで成績が伸び悩んでしまっているのであれば話は別です。
端的に言いますと「そのやり方はあなたには合っていない」です。
医学部受験生は何故だかプライドの高い人が多いです。プライドがあることは悪いことではありませんが、固執している無意味な方法にずっとしがみついていても何も変わりません。今すぐ頑固な自分を緩くして、別の方法や他の先生の方法を試してみましょう!
時間をかけすぎる!
この中には『普段の勉強なら解けるのに模試の成績が伸び悩んでいる』、そんな人が当てはまります。
普段の勉強ならば時間を考えないで解くことができます。しかし模試は、それどころか入試にも時間制限があります。
単純計算になりますが2時間のテストで問題数が大問5つあるとして、大問1つに30分かけてしまえば時間オーバーです。
特に医学部受験生に重視されるのは「早く、正確に」解けることですから時間のかけすぎは伸び悩みの原因です。
解決策としては普段の勉強からタイマーを使うことです。
Amazonや電気屋さんに行けば数百円でタイマーが買えるので、それを机の上に置いて勉強してみてください。
問題集を進めるのが遅い
ここの中にあてはまる人は『全ての暗記、全ての解説を紙に書く』という傾向が見られます。
私も昔は覚えること全て紙に書き、使い切ったボールペンの量を見て少しだけ誇らしく思っていましたが、今思えばとても効率の悪い方法でした。
というのも、紙に書く、という行動はそれほど暗記に有用がある、とは言えません。勿論覚えることもできますがやはり時間がかかります。
数学の解説なども全てを紙に写したところで達成感でわかった気になっただけで、その中身をしっかりと理解しないと意味がありません。
解決策としては『誰かに教える』ということです。暗記も解説も、答えを見ずに問題だけを見て誰かに教える、という方法を取れば確実に覚えられます。
というよりも確実に覚えないと誰かに教える、というのはできません。
医学部受験生は時間が足りないことが多いですが、例えば自分の両親だったり学校や塾の先生にその問題の解法を教えたりしてみましょう。
そうすれば時間の削減と確実な暗記が見込まれます。
あっちこっちにも手を出しすぎる
本屋さんで問題集を色々見て、良いと思ったものを片っ端から買ったりしていませんか?
伸び悩む人の中にはそんな『色々なものに手を出しすぎてしまう』という傾向が見られる場合があります。
沢山の問題を解くというのは何も悪いことではありません。
しかし自分のキャパシティを超えてしまうほど大量の問題は、予習・復習が追いつかず身にはなりません。
全てが中途半端になったまま受験に臨んだところで負けるに決まっています。
特に最近では医学部受験生のための参考書が溢れているため、医学部受験生は身の回りに参考書が溢れています。
参考書や問題集は良いと言われているもの全てをやるのではなく、新しいものを買うときは必ず今自分が解いている問題集を完璧にしてから買いましょう。
ノートが綺麗すぎる
ノートが綺麗、というの全く悪いことではありません。むしろしっかりと整頓されたノートというのは勉強をかなり捗らせてくれます。
しかし伸び悩む人の中にはノートを綺麗にしようとするあまり、時間をかけるべきではないところに時間をかけ、実際の勉強が疎かになっている人が少なくありません。
私の塾講師・家庭教師の経験談ではありますが、ノートが綺麗すぎるというのは女性に多い気がします。
カラフルで教材に載っている図やグラフを綺麗に写す、勿論覚え書きとして使うのであれば問題ありません。しかしただノートの体裁を良くするために行うのであれば時間の無駄なのでやめましょう。
ノートはまとめるものです。自分の知識を纏めてその内容を覚えるためのものです。自分自身で教材を作る、というわけではありません。
可愛いキャラクターを書く人も時折見ますが、少なくとも医学部受験生なのであれば、その時間を問題演習にあてたほうが良いことは自明でしょう。
志望校と問題集のレベルが合っていない
既に過去問を解いている人がいるかもしれませんが、その中に『問題集では解けるのに過去問では解けなくなる』という現象に直面する人がいます。
そういう人に多い原因が「志望校と問題集のレベルが合っていない」ことです。
特に基本を重視するあまり応用が手つかずになっているパターンが多いです。
例えば、旧帝大医学部を狙っている人が基本問題を集めた問題集を解きまくって完璧にしても受験は失敗します。
逆に問題が比較的平易な医学部を狙っている人が応用を集めた問題を完璧にしたところで、受験は失敗します。
自分の志望校と問題集のレベルを合わせること、これがこのタイプで伸び悩む人の解決策です。
受験に伸び悩む人は皆似たり寄ったり
沢山の医学部受験生がいますが、伸び悩んでいる人たちの大半は上に書いたようなことで伸び悩むことがほとんどです。
解決策はすべて簡単です。しかし自分自身が引っ掛かっている原因に気が付かなければ成績は伸び悩んだままです。
この記事を読んだ方で、今まさに成績が伸び悩んでいる、という方は今すぐ自分自身を見つめ直してみましょう。
自分がどの種類の伸び悩む傾向にあるのか確認し改善すれば、自ずと結果はついてきます!
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