医学部受験生にとってどこの予備校に通うかは極めて重要な意味を持ちます。というのも、医学部受験には通常の予備校とは別に医学部予備校と呼ばれるものがあります。
医学部予備校とはその名の通り、医学部受験に特化した対策をしてくれる予備校です。
今回はそんな数ある医学部予備校の授業料や入学金などを含めた学費を比較してみました。ぜひ参考にしてくださいね。
医学部専門予備校の武田塾医進館では88%の生徒が偏差値11以上アップ!
武田塾医進館では、「授業をしない」「一冊を完璧に」「自学自習の徹底管理」で志望校への合格の最短ルートを目指します。 最難関の医学部だろうが、東大だろうが、成績が一番上がる勉強法はただ一つ、自学自習でレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にしていくこと、これが最速の勉強法です。
武田塾医進館
続いて最近になって受験業界で急速に勢力を伸ばしている武田塾の医学部を専門とした医学部予備校である武田塾医進館の紹介となります。
武田塾は”授業をしない塾”を謳っている変わった予備校で市販の参考書を使って合格を目指す予備校になります。
武田塾医進館どう?評判は?武田塾のシステム、武田塾医進館とは?
武田塾医進館といっても根幹は武田塾と共通しています。武田塾は上述のように講師による授業は一切行いません。
その代わりにどの参考書をどれくらいの期間で終わらせるのか、週の課題がしっかりとこなせているのかを確かめる為の確認テストなどを実施します。
その計画を医学部受験生と一緒に立てるのは現役の大学生です。
年齢層も近いことから先生というよりはお兄さん、お姉さんといった感覚で勉強を進めることができ、手厚いサポートを受けることができます。
気になる学費ですが掲載されておらず、一度問い合わせしてみることをおすすめします。
義務自習といった強制力を働かせるシステムもあるので、自分をつい甘やかせてしまう人には良いかもしれません。
駿台予備校
続いて河合塾と並んで有名予備校である駿台予備校の医学部コースの紹介になります。駿台の特色としては蒼々たる講師陣に加え、高難度の良質な模試が売りとしていることが挙げられます。
河合塾と比較して医学部受験生を含めて理系学生向きの予備校、といった印象を私は持っています。
駿台予備学校どう?評判は?駿台の医学部コースは?学費はどれくらい?
「スーパー国公立医系α」「スーパー私立医系集中」などがあります。
この他にも医学部対応のコースが数多くありますが、開講している校舎と入塾時の学力による振り分けによるもので、本質的な部分はどこも共通です。
チューターによる親身な面談や有名講師陣への質問ができる点は魅力的ですね。こちらも学費は入学金と授業料合わせて85万円ほどとなります。
こちらも河合塾同様季節講習を受講するなら別途料金が発生します。
なお、駿台では学生のモチベーションを維持するために定期的に現役の医師による公演なども行っているようです。医学部受験生にとっては嬉しい、ありがたい行事ですね。
河合塾(医学部コース)
いわずと知れた有名予備校の一角である河合塾の医学部コースです。
河合塾は良質なテキストとレベルの高い講師陣による講義が謳われています。そんな河合塾の中には医学部受験に特化して焦点を当てたコースがいくつかあります。
河合塾医進塾どう?評判は?医学部コースの種類と学費
具体的なコースを挙げていきましょう。河合塾の医学部コースには「プレミアム国公立医進コース」や「ハイパー国公立医進コース」、「トップレベル医進コース」などがあります。
医学部受験生の、これらのコース分けは入塾テストや過去の全統模試の成績に依って振り分けられるようです。
学費は各コースで多少の違いはありますが概ね入学金と授業料合わせて80万円前後となっています。季節講習は別途支払いがあります
。季節講習を含めれば年間100万円ほどは用意しておいた方が良いかもしれません。ただし、在籍時の成績や説明会への参加などにより諸々の割引が受けられる様です。
メディカルラボ
ここからは本当の意味で医学に特化した医学部予備校の紹介になります。この名前は医学部受験生であれば一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
メディカルラボは医学部受験生のための雑誌にもしばしば登場する予備校です。河合塾や駿台予備校との相違点は徹底的にマンツーマンの指導という点です。
各生徒に合わせたカリキュラムを組んでマンツーマンで確実に力を付けていきます。
メディカルラボのコースと学費
メディカルラボには「国公立医学部受験コース」と「私立医学部受験コース」がありますが学費は共に同じ金額になっています。
学費は入学金と個別カリキュラム管理費、それに年間の授業料を合わせて430万円程です。これに任意で季節講習を受講した場合は別途料金が発生します。ここまでの予備校と比較すると学費が少し高いですね。
先生と生徒がマンツーマンであることや個別のカリキュラムがあることも影響しているのかもしれません。
メディカルラボどう?評判は?TMPS医学館
こちらも医学部受験を専門とした予備校になります。TMPS医学館は医学部受験生の現役生に関してはマンツーマンによる指導、既卒生は集団授業となります。
特徴は24時間開放の自習室があり、常にスタッフがいるという点です。夜遅くに勉強のスイッチが入ってしまった場合はこの自習室に籠ってひたすら勉強に勤しむことができますね。
TMPS医学館の学費は?
この医学部予備校は授業の取り方が実に多様で一概に正確な金額を示すことが出来ませんが既卒生が4教科をとった場合年間授業料は入学金を合わせて300万円程度になるようです。
医学部予備校の中では平均的な金額になりますね。ただし、先ほども言ったように英語と数学だけ、英語のコマ数を増やす、などカリキュラムをカスタマイズできるようなので自分のカリキュラムによって学費は変わってきます。
自分の苦手科目だけを予備校の授業で潰したい!得意科目をもっと伸ばしたい!そんな時にはその科目だけ受講するといった形をとることもできますね。
TMPS医学館どう?評判は?各予備校の得意不得意を見極めて!
いかがでしたか。今回は医学部受験生であればぜひとも知っておきたい、医学部に特化した予備校、あるいはコースを持つ予備校を5つとその学費などについて解説しました。
しかし、医学部予備校はその正確な情報を公開している予備校は少なく、やはり実際に足を運んで体験することが不可欠になります。
また、各予備校ごとに「私立医学部に強い」や「国公立医学部受験なら任せろ!」など得意分野があるようなのでこの記事を含めて様々なメディアから情報を集めましょう。
各医学部予備校の特色を把握したうえで適切な、自分にあった予備校を選びましょう。ぜひ参考にしてくださいね。
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