2022年4月、大阪市立大学と大阪府立大学が統合して新たに誕生した大阪公立大学。
2大学の統合により、学生数は約16,000名となり公立大学としては日本最大規模を誇ります。
大阪府内に6つのキャンパスを有しており、2025年には城東区森之宮に新キャンパスが新設される予定です。
新しい大学のため、まだ入試情報が少なくお困りの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は大阪公立大学の特徴や偏差値、入試情報、就活実績をご紹介していきます。
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大阪公立大学の基本情報
引用:大阪公立大学公式HPより
名称 | 大阪公立大学 |
---|---|
住所 | 〒545-0051 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-2-7-601 あべのメディックス6階 |
区分 | 公立大学 |
アクセス | 現代システム科学域 文学部 法学部 経済学部 商学部 理学部 工学部 農学部 獣医学部 医学部 看護学部 生活科学部 |
電話番号 | 06-6645-3040 |
大学公式HP | https://www.omu.ac.jp/ |
出典:大阪公立大学
大阪公立大学は2022年4月に、大阪市立大学と大阪府立大学が統合して、新しく誕生しました。
2つの大学はそれぞれ長い歴史を持つ大学ではありますが、大阪公立大学としては、本当に今年出来立ての新しい大学になります。
大阪公立大学には、12の多彩な学部学科が設置されており、キャンパスは旧大阪市立大学と大阪府立大学のそれぞれのキャンパスを使っています。
そのため大阪を南北で縦断するかたちで所在しています。規模に関しても、国内の公立の総合大学としてはトップクラスになります。
2022年時点では阿倍野キャンパス、杉本キャンパス、中百舌鳥キャンパス、りんくうキャンパス、羽曳野キャンパスの5つのキャンパスがあります。
また今後2025年次には新たに森之宮キャンパスが開設予定です。
大阪公立大学の特徴
大阪公立大学には旧大阪市立大学・大阪府立大学と比較してどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
総合大学ならではの充実した基幹教育
大阪公立大学は統合を経て、12学部・学域の大型大学へと発展を遂げました。
そしてこのことを活かして初年度から、大学での学修・研究の土台となる基礎的な教育が徹底して行われます。
この基幹教育で提供される授業はなんと400科目以上になります。
初年次ゼミナール
多くの大学ではゼミナールが始まるのは学部の3・4年生からですが、大阪公立大学では1年次の必修科目として様々な学問分野やテーマから自分が興味のある内容を選び、ゼミナールに参加します。
受動的に授業を受けるのではなく、グループワークやディスカッション、フィールドワークなどを通じて主体的に学問と向き合う姿勢が身につきます。
人生でも重要な健康科目
どうしても大学というと専門科目に注目が集まりますが、基盤科目としての健康科目もこれからの人生100年時代において必要不可欠です。
健康科目はこれまでの体育のような授業ではなく、健康・スポーツ科学やスポーツ文化の知識、健康的な生活習慣を形成するためのスポーツとの関わり方について、座学だけではなく実践を通しながら理解を深めていくことが目的です。
これからの人生を健康な身体で長く活躍していくために必須のスキルを身につけることができます。
日本にいながら国際体験
大阪公立大学では300の大学と海外交流協定を締結し、一人一人に合わせた多彩な留学プログラムを提供しています。
また多くの交換留学生を受け入れており普段から多様性に触れる機会が多くあります。
さらに学内にあるイングリッシュ・カフェや留学生と日本人学生が共同生活をする国際交流会館は多くの文化交流イベントが実施されており、国内にいながらでも国際経験を積むことが可能なグローバルな環境が整っています。
大阪公立大学の偏差値・難易度
これまで大阪公立大学の特徴を見てきました。
ここからは大阪公立大学の偏差値や入試情報について紹介していきます。
学部 | 偏差値 |
---|---|
現代システム科学域 | 55.0~60.0 |
文学部 | 60.0 |
法学部 | 60.0 |
経済学部 | 57.5 |
商学部 | 57.5 |
理学部 | 55.0~62.5 |
工学部 | 52.5~62.5 |
農学部 | 55.0 |
獣医学部 | 62.5 |
医学部/td> | 52.5~67.5 |
看護学部 | 57.5 |
生活科学部 | 57.5 |
出典:パスナビ
大阪公立大学の偏差値は52.5~67.5です。
工学部は偏差値52.5~62.5、現代システム科学域は偏差値55.0~60.0、経済学部は偏差値57.5、医学部は偏差値52.5~67.5などとなっています。
医学部医学科はやはり高難易度となっていますが、他の学部に関しては標準よりやや難易度が高めというレベルです。
共通テストも課されるため決して楽な入試ではありませんが、努力をすれば届かない壁ではありません。
大阪公立大学の入試情報
先ほどは大阪公立大学の偏差値をご紹介してきましたが、ここでは入試形態などの入試情報について見ていきます。
大阪公立大学の入試形態は以下のようになっています。
基本は全学部一般選抜がメインとなっています。
ただし…
- 現代システム科学域-教育福祉学類
- 商学部/専門学科・総合学科卒業生
- 工学部海洋システム工、都市学科
- 医学部医学科
では総合型選抜試験が実施されています。
また、
- 現代システム科学域-知識情報システム学類(文系型)、環境社会システム学類、教育福祉学類、心理学類
- 経済学部経済学科
- 商学部商学科
- 理学部物理、化学、生物、地球、生物化学学科
- 工学部機械工、都市、電子物理工、応用科学、マテリアル工、バイオ工学科
- 農学部応用生物科学、生命機能化学、緑地環境科学学科
- 獣医学部獣医学科
- 医学部医学科、リハビリテーション理学療法学、作業療法学
- 看護学部看護学科
- 生活科学部生活科学-食栄養、生活科学-居住環境、人間福祉学科
では学校推薦型選抜が実施されています。
出典:パスナビ
一般選抜では共通テストと二次の学力試験が、学校型選抜や総合型選抜では共通テストと書類審査、面接、小論文試験が実施されます。
いずれにしても共通テストは必須ですので、まずは共通テストで安定して得点を出せるようになることを目標にしましょう。
大阪公立大学の就職実績
2022年に誕生したばかりの大学のため残念ながら現段階では大阪公立大学としての就活実績はありません。
しかし2020年度の実績として、企業人事が見たイメージのよい公立大学ランキングで大阪市立大学が1位ですし、大阪府立大学に関しても有力企業が評価するいい人材が育つ公立大学1位ですので申し分のない実績と言えるでしょう。
まとめ
今回は大阪公立大学の特徴や偏差値、難易度についてご紹介しました。
大阪公立大学の魅力をまとめると、下記のようになります。
大阪公立大学は新たに統合を経てパワーアップし、今後に期待大の大学です。
ヨビコレでは大学受験で大事な予備校を紹介した記事も投稿しているため、学習に行き詰ってしまった方などはぜひそちらもご覧ください!
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