工芸高等学校の偏差値・難易度は?合格実績や評判・倍率まとめ

工芸高等学校の偏差値・難易度は?合格実績や評判・倍率まとめ

東京都立工芸高等学校は東京都文京区にある公立の工業高校です。

2007年には創立100周年を迎えた歴史ある高校であり、「アートクラフト」や「マシンクラフト」「デザイン」など「工芸」を専門的に学ぶことができる高校となっています。

今回は、この工芸高等学校の偏差値や受験難易度、倍率などについて詳しく解説していきたいと思います。

合格実績や評判についても解説しますので、受験生の方はぜひご覧ください。

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工芸高等学校の基本情報

学生
名称 東京都立工芸高等学校
国公私立 公立高校
住所 〒113-0033 東京都文京区本郷1-3-9
学科と偏差値 デザイン科 59 ・グラフィックアーツ科 59 ・インテリア科 57 ・アートクラフト科 56 ・マシンクラフト科 54
公式ホームページ 東京都立工芸高等学校
出典:みんなの高校情報

工芸高等学校は東京都文京区にある公立高校で、工芸を専門に学ぶことができる工業高校です。

創立は明治40年で、100年以上もの長い歴史を持っています。

「アートクラフト科」「マシンクラフト科」「インテリア科」「グラフィックアーツ科」「デザイン科」という5つの学科に分かれており、授業では普通科目に加えて学科ごとの専門科目を学ぶことができるようになっています。

社会に出てからすぐに役立つ技術や知識を身につけられるため、卒業後すぐに就職して社会で活躍する生徒も多いですが、進学を希望する生徒も多いのが特徴です。

工芸高等学校の学科・偏差値

赤シート 勉強

学科は5つに分かれており、それぞれの学科で専門的な内容を学習することができるようになっています。

偏差値は比較的高めですが、どの学科もそこまで差は無いので単純に自分が学びたい内容で学科を選ぶのが良いでしょう。

アートクラフト科の偏差値・特徴

アートクラフト科の偏差値は54となっています。

この学科では彫刻や鋳造など、主に手作業による工芸作品の作成を行います。

レリーフや銅鍋、食器やジュエリーなど実用的なものから雑貨・アート系のものまで幅広い素材を使って多種多様なものを作るのが特徴です。

これらを作成するために、授業ではデザインやデッサンから制作までの過程を学ぶことができるようになっています。

卒業生の中には人間国宝に指定されている人もいたりと、伝統工芸の分野でも活躍できる技術を身に付けることができます。

マシンクラフト科の偏差値・特徴

マシンクラフト科の偏差値は54となっています。

アートクラフト科が手作業だったのに対し、マシンクラフト科では機械工作を中心とした技術を身に付けることができます。

「機械工場」や「溶接工場」などの設備が用意されており、作図の技術から実際の加工技術までを実習を通じで勉強できるようになっています。

3年生になると共同制作もあるので、実際の現場で必要となるコミュニケーション能力も問われるのが特徴です。

インテリア科の偏差値・特徴

インテリア科の偏差値は57となっています。

インテリア科は室内のインテリアを総合的に学ぶ学科です。

単にインテリアと言っても家具やカーペット、照明など多種多様なものがあり、それらを制作する技術からコーディネートまで幅広く学習できるようになっています。

インテリアの制作から行うためCADという製図ソフトを使った設計をし、それをもとに木材加工を行うなど、しっかりとものづくりの基本から学習できます。

CADやインテリアコーディネーターの資格試験に挑戦できるのもインテリア科の特徴と言えるでしょう。

グラフィックアーツ科の偏差値・特徴

グラフィックアーツ科の偏差値は59となっています。

ポスターや雑誌、パンフレットなどのメディアから、ウェブサイトやアニメーションといった「グラフィック」に関連するものを学習できるのがグラフィックアーツ科です。

最新のソフトウェアを使えるコンピューター室を使ってグラフィック制作実習が行えます。

また、ただメディアを作成するだけでなく企画・制作から印刷・製本までの工程を通して学べるため、全体の理解が必要なディレクターとしての知識を身に付けることもできます。

デザイン科の偏差値・特徴

デザイン科の偏差値は59となっています。

デザイン科ではデザインを全般的に学習します。

写真スタジオや絵画実習室、映像編集室や陶芸室などを使い、様々なタイプのデザインを学習することができるようになっています

製品のロゴ制作やCMの企画など実社会で役立つ技術を修得でき、デザイナーとして活躍できる人材の育成を目指しています。

工芸高等学校の受験難易度・併願校

悩む

工芸高等学校は東京都内で考えると難関というレベルではありませんが、偏差値60近くあるため受験難易度は低くはありません

また、募集人数が少ないのも要注意です。

受験科目・日程

工芸高校では普通高校に比べ1クラス(1学科)の定員が35名と少なく、そのうち10名が推薦で、25名が一般の学力検査により選抜されます。

工業系の高校ですが実技試験等は無く、一般受験では東京都の公立高校受験の問題が使用されています。

詳しい募集定員などは毎年10月以降の学校説明会で発表されるとのことなので、気になる方はぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。

受験難易度・倍率・併願校

偏差値はだいたい55~60程度なので、難関校まではいかないものの上位校であると言えるでしょう。

そのため受験難易度は比較的高く、実技試験等も無いのでしっかりと入試で点数を取れる実力をつけておくことが大切です。

倍率一般入試だとだいたい1~2倍程度、推薦入試では3~4倍程度となっています。

推薦入試は1学科10人と募集人数が少ないため、年によって倍率の変動が大きく時には5倍近くになってしまうこともあります。

デザイン科やグラフィックアーツ科は特に人気なので、推薦入試を利用する時は学校説明会に参加の上でしっかりと準備しておくことをおすすめします。

工芸高等学校の大学合格実績

合格

工芸高等学校内で実用的な技術を学べるためそのまま就職する人もいますが、進学する人も比較的多いようです。

近年では特に進学を希望する人が増えています。

工芸高等学校の令和2年度入試合格実績(国公立大学)

〇秋田公立美術大学〇

工芸高等学校の令和2年度入試合格実績(私立大学)

〇日本大学〇
〇中央大学〇
〇多摩美術大学〇
〇武蔵野美術大学〇
〇東京工芸大学〇
〇大阪芸術大学〇
〇東北芸術工科大学〇
〇東京工芸大学〇
〇大妻女子大学〇
〇國學院大学〇
〇横浜美術大学〇

工芸高等学校の学校生活・特徴

美術

工芸高校は東京都文京区に位置し、徒歩1~7分圏内にたくさんの駅があるため通学のしやすさはバツグンです。

敷地内には赤いオブジェがあったり、ガラス張りの綺麗な校舎が特徴的だったりと、高校とは思えないような環境で勉強することができます。

校舎内には生徒の制作物がたくさん設置してあるのも工芸高校ならではです。

文化祭はそれぞれの学科で培われた技術が存分に発揮されるため、ハイレベルな作品が楽しめます。

部活動は運動部が14、文化部が15の合計29種類で、各生徒が勉強だけでなく様々な活動に打ち込めるようになっています。

評判・口コミ

全体的な評判は良いです。

学科は少人数で先生や他の生徒との距離も近く、クラス内の雰囲気が良いと評判でした。

専門性の高い授業を受けられるため、将来の目標ややりたいことがしっかりと決まっている場合にはおすすめできる高校です。

また部活は強豪と言えるものは無いものの、どの部活も自由な雰囲気で活動できるため気楽に参加できる点も好評でした。

工芸高等学校の偏差値・特徴|まとめ

自習

工芸高等学校は東京都の高校で、主にものづくりを中心に学ぶことができます

工業系の高校としては非常にレベルが高く、卒業生の中には人間国宝に指定された人もいるなどその技術力は高く評価されています。

専門性が高いため、自分のやりたいことがしっかりと定まっている人ならおすすめできる高校と言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。ものづくりや工芸に興味がある方はぜひ受験を検討してみてください。

 

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