青森高等学校は、1900年に設立された青森県青森市にある男女共学の公立高等学校です。
偏差値県内トップの進学校として知られていて、東大生・京大生の輩出実績もあり、小説家の太宰治も青森高等学校の卒業生の一人なのが特徴です。
今回はそんな青森高等学校の偏差値・特徴・評判などをまとめました!ぜひ参考にしてみてください。
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青森高等学校の基本情報
正式名称 | 青森県立青森県高等学校 |
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公立私立 | 公立高校 |
所在地 | 〒030-0945 青森県青森市桜川8丁目1-2 |
電話番号・ファックス | 017-742-2411 ・ 017-742-6074 |
アクセス | ・「電車」青い森鉄道・筒井駅から徒歩5分 ・「青森市営バス」 筒井方面線/横内環状線・青森高校前から徒歩1分 ・「青森市営バス」 小柳団地線 (桜川/南佃経由)・桜川6丁目より徒歩2分 |
学生数 | 全校生徒837名(男子438名・女子399名) |
青森高等学校は男女共学の公立高校で、男子と女子の数の差はそこまで大きくありません。
アクセスも悪くない場所にあり、通いやすい学校だと予測されます。
青森高等学校の偏差値
青森高等学校の偏差値は71で、県内一位の進学校です。
ただ、毎年の東大合格者数が1~3人ほどで、他の県や都の偏差値から考えると通常の偏差値と進学実績に差があるようにも見えるので注意しておきましょう。
入試の難易度は?
青森高校の出願倍率は1.10倍、募集人数は男女合計280人です。
入試合格ボーダーラインは、500点満点中最低でも420点を目安にすると良いでしょう。
青森高等学校は公立の学校なので、青森県の入試制度が採用されており、青森高等学校の選抜方法には、一般選抜と特色化選抜の2種類があります。
▼一般選抜では、「調査書135点」「学力検査500点」の結果から三つの群分けを行い、1群から順に面接と調査書の記載内容から判断をするようです。
・1群:学力検査の得点と調査書の得点が一般選抜人員の90パーセント以内にある者。
・2群:学力検査の得点か、調査書の得点のどちらかが一般選抜人員の90パーセント以内にある者。
・3群:学力検査の得点と調査書の得点が一般選抜人員の90パーセント以内にない者。
・学力検査:国語・数学・理科・社会・英語の5科目受験で、各100点ずつ、500点満点の試験となっています。数学・理科・社会の科目は45分間、それ以外は50分間の制限時間で行います。
・面接:学力検査終了後に一組につき受験者5名、面接官2名、所要時間10分で行われます。
▼特色化選抜では、以下の各資料の合計850点からみて総合的に選抜します。
・学力検査650点(国語・数学・英語の得点を1.5倍とする傾斜配点あり)
・調査書180点(教科の評定135点、特別活動などの記録45点)
・面接20点
青森高等学校の授業・教育
青森高等学校の教育理念には、「自立自啓」「誠実勤勉」「和協責任」の三つがあります。
また、「主体性と協調性をもって果敢に未来を切り開ける人物」の育成を目指し、10の資質・能力を定義しています。
①知力・学力:各科目の内容を理解し、実際に活用できる能力
②課題発見力:様々な資料・データなどから問題点や課題を自分で設定する能力
③論理的思考力:客観的なデータや研究結果から、自らの論理を構成していく能力
④課題解決力:解決の為に仮説を立て、それを実現するべく行動する能力
⑤原因分析力:問題点・データ・背景を読み取り、より多角的な視点、視野を持つ能力
⑥受信力・発信力:人の話を聞き情報を受け取れる・自分の思考を分かりやすく相手に伝えられる能力
⑦共働力:相手の価値観を尊重しながら、他者と協力して成果を上げられる能力
⑧行動力:自分の定めた目標の達成のために、自主的・計画的に行動できる能力
⑨自己管理力:しっかりとした生活習慣を確立し、健康・安全に行動できる能力
⑩自己実現力:現代社会の中で、あふれている多くの情報をうまく活用し理想の自分(社会人)を実現する能力
授業形式
授業は一コマ50分、一週間に34コマの授業体制を取っています。
また、公式のHPによりますと、授業内容は生徒各自の「自学自習」(予習復習のこと)のもとに構成されており、自学自習のできない場合は遅れを取る可能性があると書かれていました。自習の習慣を身につけるなど、勉強面には気をつけるようにしましょう。
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
平成29年度からは、青森県では2校のみのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されています。期間は平成29年からの5年間で、様々な取り組みや活動が行われているようです。
一部取り組みを抜粋して取り上げますと、『SSH講習会、サイエンス教室、SSHフィールドワーク、科学技術体験セミナー、企業・研究所体験研修、放課後ラボ』などの活動があるようです。SSHに指定されている高校ならではの活動などを通じて、学習を促進できるのは大きなメリットと言えます。
青森高等学校ってどんな学校?特徴・口コミ・評判
青森高等学校は頭髪検査や服装チェックなどがある厳しい学則の高校ではなく、パーマや染髪、ピアスなどをしなければ特には何も言われないようです。
また、学食が美味しいという口コミや、授業スピードが少し早いとの評判が多数確認できました。授業速度は、「他校と比べれば速い」「予習復習をしないとついていけない」などの評価が多いので、入学前にカリキュラムを見たり、事前に先生や先輩などに話を聞きに行ってみるのも良いでしょう。
部活動はどんなかんじ?
部活動は運動部・文化部共に様々な種類があり、とても充実している様子です。委員会や同好会もあるので、自分の価値観に合った場所を見つけやすくなっています。
また、令和元年には吹奏楽委員会が全日本アンサンブルコンテスト青森大会(第四十四回大会)にて金賞を受賞したり、将棋部は第40回青森県高等学校総合文化祭将棋部門では男女ともに第1位を獲得したりしています。
卒業生の進路・合格実績は?
青森高等学校では、ほとんどの生徒(約90パーセント)が国立大学への進学を希望しています。その中でも、東京大学・京都大学・東北大学・北海道大学など難関大学を志望する生徒は50パーセントを超えているようです。
国立の大学への進学を考えている方にとっては、同じ目標を持った仲間がたくさんいるので仲間を見つけやすい学校だとも言えます。国立大学を目指す方は、ぜひ一度青森高等学校への進学・入学などを考えてみてはいかがでしょうか。
▼令和2年度の卒業生の合格実績は以下のようになっています。(令和二年)
国立大学:東京大学1名、京都大学2名、北海道大学5名、東北大学21名、弘前大学46名、宇都宮大学7名、埼玉大学9名、新潟大学6名……など
私立大学:早稲田大学6名、慶應義塾大学5名、上智大学1名、青森大学4名、中央大学5名、日本大学12名、明治大学17名、立教大学8名、駒澤大学5名、国際基督教大学1名……など
(データ出典:青森高等学校公式ホームページより参照。)
青森高等学校の偏差値・特徴まとめ
いかがだったでしょうか。青森高等学校は、偏差値71のSSHにも指定されている進学校で、部活動も盛んな学校です。
国立大学への志望者が多い事や、適度な校則の自由度があることなど、高校生活を充実させるための環境がしっかりとそろっています。
青森高等学校が気になっている方、国立大学への進学を希望している方はぜひ、この記事のみならずパンフレットや文化祭などでも情報収集してより良い学校選びをできるようにしましょう!
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