福島県立安積(あさか)高等学校は、福島県の郡山市にある公立・共学の普通科の高等学校です。
安積高校は、全日制普通科のみの進学校で、偏差値は県内ランキングでもトップクラスとなっています。平成13年までは男子校でしたが、そこから男女共学になりました。
今でも男子の方が少し多めの学校なので名残りが見られます。
今回は、そんな福島県立安積高等学校の偏差値や特徴についてまとめました!
目次
イマからでも間に合う!
難関大学でも武田塾なら逆転合格!
- 授業をしないから『できる』ようになる!
- 自学自習を徹底管理!学習スケジュールをサポート!
- 得意科目と苦手科目を分析した
完全オーダーメイドだから取りこぼしがない!
武田塾独自の学習方法で毎年多くの難関大学校合格に導いています。
無料受講相談では、武田塾の学習方法のご紹介から、現在の実力から志望校合格までのカリキュラムを無料でご提案しています。
まずは一度お近くの校舎へご相談ください!
福島県立安積高等学校の基本情報
正式名称 | 福島県立安積高等学校 |
---|---|
公立私立区分など | 公立・男女共学・普通科高校 |
所在地 | 〒〒963-8851 福島県郡山市開成5丁目25-63 |
電話番号・ファックス | TEL:024-922-4310 Fax:024-931-5313 |
アクセス | JR郡山駅西口より福島交通バス「安積高校」にて下車 |
(出典:「福島県立安積高等学校 公式HP」より参照)
ただ、雨の日のバスの混雑だけは気を付けるようにしましょう。
福島県立安積高等学校の偏差値は?
福島県立安積高等学校の偏差値は70で、偏差値ランキングでも公立私立合わせて県内2位の実績を誇り、県内有数の進学校として知られています。
偏差値の高さは伊達ではなく、毎年東京大学や一橋大学、東京学芸大学などの難関大学への合格者を輩出しております。
より偏差値・レベルの高い大学への進学を考えている学生さんには、安積高等学校へ進学するのをかなりお勧めできますね。
入試難易度・倍率は?
安積高等学校の一般入試倍率は、例年1.1~1.3倍を行き来しています。
基本的に倍率がものすごく高いわけではなく、普通レベルといったところでしょう。
ですが、推薦入試では倍率が変わります。例年2.3~高い時は3.1ほどを記録しております。募集人数が定員の5パーセントなので、そこで倍率が高くなってしまうのだと考察されます。
倍率でみればそこまでに見えますが、実際は得点率が高くないと合格できないので、入試難易度は難しい学校といえるでしょう。
しっかりと対策・勉強をして試験に臨みましょう。
入試形式は?
福島県立安積高等学校の入試形態は、特色選抜入試と一般選抜入試の二つの種類があります。
募集定員は280名で、特色選抜入試での採用枠は募集定員の5パーセント程度としているようです。
・特色選抜入試では、まず二つの受験資格を満たす必要があります。福島県立高等学校入学者選抜実施要綱と、学校側が定める志願してほしい生徒像の要綱を満たすものです。
この二つについては、その年の募集要項をしっかりとチェックするようにしましょう。
また、特色選抜入試では、特色選抜志願理由書・調査書・学力検査の成績・面接の四つを資料として合否が決められます。
調査書は、各教科の学習の記録+保健体育の評定をを2倍にする傾斜配点ありの150点満点と、部活動などの記録の70点満点の合計220点満点です。学力検査は5教科の250点満点となっています。面接は30点満点です。
特色選抜志望理由書は点数化はされないものの、参考資料の一部として扱われるようなので、気を抜かずにしっかりと記入するようにしましょう。
・一般入試選抜では、面接なしの学力検査・調査書の審査により合否判定が決められます。
調査書では各教科の学習の記録が全195点として採点され、部活動などの記録は採点対象外です。5教科の学力試験は、合計250点となっています。
一般選抜入試では、「面接なし・部活動の記録などを採点しない」としているので、学業に自信のある生徒には嬉しい入試形態となっているようです。
(上記は全て令和二年度の募集要項を参考。
学生の皆さんはその年ごとに学校指定の募集要項を確認するようにしましょう。)
福島県立安積高等学校の特徴は?
安積高校の特徴は沢山ありますが、今回は大きな特徴二つをご紹介します。
1つはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていることと、二つ目は長い伝統のある高校だという事です。
この二つの特長について、一つずつ深堀して解説していきます。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
安積高校は、2019年度からの5年間、第二期となるSSHの指定を受けることになりました。
第二期での研究テーマは、『新しい社会を拓く創造性とレジリエンスを身につけた科学技術系リーダーの育成~安積の開拓者精神を世界へ~』となっております。
安積高校では、この研究テーマを基に、生徒の自主性・協働性を高めながら新しい社会を創出し、地域から世界を引っ張っていける研究者・科学者のリーダーを輩出することを目的とした教育カリキュラムが組まれています。
具体的には、「つくばサイエンスツアー」や、「アカデミックインターンシップ」で様々な企業へ訪問したり、「プログラミングの授業」などがあるようです。
通常の学校では学べないカリキュラムが安積高校にはあるので、SSHとしての授業を受けるために入学される方もいそうですね。
長い伝統のある高校
安積高等学校は、1884年(明治17年)に創立された「福島県福島中学校」から始まり、年月を経て現在の名称に至ります。
2014年には創立140周年を記録し、非常に伝統のある高校となっています。2001年まで男子校であったことから、今でも生徒数の約7割が男子生徒で、数値から見ても長い伝統の名残を体感することができます。
また、中でも一番大きな特徴なのが旧福島尋常中学校本部です。こちらはもともとは旧本館の建物で、現在は安積歴史博物館として国の重要文化財に指定されています。
安積高校の学生さんは、通学すると毎日学校の正面の安積歴史博物館を見ることになります。国の重要文化財にもなっていて、とても歴史を感じさせられますね。
卒業生による口コミ・評判は?
安積高校の口コミ・評判について見ていきましょう。
校則は、口コミによるとかなり自由度が高いようです。「基本的に自分で考えて行動するスタイル。」「のびのび生活できる。」などの生徒の自主性を尊重するようなコメントが多数見られました。
また、制服も指定がなく、学生らしいそれなりの限度を持った服装であれば大丈夫なようです。
服装の指定がないのはかなり嬉しいポイントですね!
このほか、「設備がちょっとだけ古いところもあるが、伝統を感じられる。」「志高く、資質ある友人と切磋琢磨できる学校。」「学校の授業・課題・テストをしっかりとこなせば志望大学にはいける。」等の口コミがありました。全体的に比較的良い印象の口コミが多く、学習に集中するには最適な場所だと言えるでしょう。
卒業生の進路・合格実績は?
安積高校の学生のほとんどの方が、大学への進学を希望するようです。
例年、東京大学や東北大学、一橋大学など、国公立難関大学への合格者を多数輩出しています。私立大学でも令和二年度では、早稲田大学・慶應義塾大学共に10名以上の現役合格者を輩出しています。
恐るべき実績ですね。難関大学へ進学したい場合、安積高校へ行けば目標達成が近づきそうです。
▼以下、令和二年度の合格者実績になります。
(出典:「福島県立安積高等学校 公式HP」より参照)
福島県立安積高等学校の偏差値・特徴まとめ
安積高校の偏差値や特徴などの情報をざっくりまとめていきます!
安積高校は偏差値70の県内有数の進学校で、その合格者実績は例年難関大学への合格者を輩出するほどです。
また、大きな特徴としてはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていて、SSHならではの授業を実施していたり、校舎の正面には重要文化財に指定されている安積歴史博物館があることなどです。
いかがだったでしょうか?今回は安積高校の偏差値や特徴についてまとめてみました。
今回の記事が、受験生や保護者の方々のお役に立てれば幸いです。
コメントを書く