仮面浪人で医学部受験を成功させる秘訣をご紹介します!

仮面浪人で医学部受験を成功させる秘訣をご紹介します!

医学部受験を突破してくる人は何も現役生や浪人の人たちばかりではありません。

入学式で顔合わせをすれば、学年の1割くらいは仮面浪人や一度就職してから医師の道を志して進路を変えた人がいることがわかります。

仮面浪人とは大学に籍を置きながら、異なる大学を受験する浪人生のことです。

今回は一度違う大学や学部に入学してしまったけどやっぱり医師になりたい、そんな人に仮面浪人で医学部受験を合格させるヒントを授けたいと思います。

私は旧帝国大学の理学部から大学に通いながら国立大学医学部の再受験に成功した経験があるので利用できそうなものがあればぜひ参考にしてください。

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仮面浪人の種類とは?

仮面のイメージ

さて、一口に仮面浪人といっても実はいくつかの種類があります。それぞれの人がそれぞれのやり方で失敗や成功を積み重ねているのです。

あなたに該当するもの、あるいはこれから該当者になるかもしれないタイプを知っておくことは必要不可欠です。

大学には籍だけおいて休学して受験に集中するパターン

恐らく仮面浪人のなかでは最も一般的なパターンです。

入学した後すぐに、あるいは授業が始まって「やっぱり第一志望にいきたい!」と感じた時に休学して受験勉強に集中します。

この場合、休学届を大学に提出する必要があるので、仮に受験に再び失敗した場合は留年者と同じような扱いになります。休学している間の授業料は大学によって変わってくるようです。

合格すれば退学届を大学に提出して仮面浪人の受験成功となります。
大学に籍があるというだけで安心して受験に集中することができます。

大学の単位を取得しながら再受験するパターン

私はこちらのパターンになります。毎日大学に通い、講義を受けながら単位をとり、かつ大学入試の勉強をする形になります。

メリットとしては、やはり入試に失敗しても進級することができることです。仮に失敗しても普通に進級し、ごく普通の大学生として生活することができます。

大学に休学届を提出する必要もありませんし、医学部受験で合格すれば、その時に所属する学部の学部長と面談をして退学届に印鑑をもらい、提出すれば手続きが終わりということになります。

デメリットは逆説的ではありますが、デメリットがないことで安心感があることです。

合格しなかったとしても保険がある、失敗しても大丈夫、その安心感の中で熾烈な医学部受験を戦い抜き合格するのは容易ではありません。

仮面浪人で医学部受験に合格するために必要なものは?

勉強イメージ

ここでは仮面浪人を決意した人にいくつかの注意点とポイントを紹介していこうと思います。

医学部受験はただでさえ成功させるのは難しいことは周知の通りです。仮面浪人は純粋な浪人と比較しても精神的にも物理的にも異なる苦労があります。

周りに流されたら失敗しやすい。決めたら腹をくくること!

よくある仮面浪人の失敗パターンを紹介します。

仮面浪人を決意して入学したのはいいものの、新歓期間で友達がたくさんできてサークルや部活に打ち込んでしまい、それでも第一志望を諦めきれずに仮面浪人してしまうパターンです。

もし大学が想像以上に楽しくて仮面浪人を納得して辞めるのであればそれで良いのですが、仮面浪人も大学生活も中途半端になってしまうとほぼ間違いなく失敗します。

人間そんなに器用に生きることはそうそうできません。それができる人は現役で成功していることでしょう。入学後、早い段階で仮面浪人を続けるのか辞めるのかを決断することが重要です。

判断が遅くなればなるほど失敗する可能性が大きくなっていきます。周りの楽しい雰囲気に流されて、自分が本当に望んでいることを見失ってしまわないように注意しましょう。

再度仮面浪人を決意したのならば、受験的にはあまり親しい友人を増やさない方が良いです。あくまで医学部受験の視点からすればという話ですけどね。

長期的な計画、親との相談も大事

受験勉強には長期的な計画は不可欠です。それが医学部受験であればなおさらです。

大学の単位も取得しながら医学部合格を考えている人は、通常の受験生よりも受験勉強に割ける時間が圧倒的に少ないです。

また、大学を受けなおすためには試験料や入学料、引っ越し代など家計に大きな負担をかけることになります。

センター試験を終えてから親に言ったら反対されて結局受験できなくて失敗した!なんてことにならないように予め両親とはしっかりと話し合って理解を得ておきましょう。

そしてなるべく勉強以外の悩みを解消しておきましょう。

大学での学びを受験に生かせることもある!

大学に通いながら仮面浪人するメリットに、大学で学んだ内容が生かせることがあります。

特に理系の学部に通う場合、数学の定理や微分積分学を使った物理学などは入試問題の題材になることが多いので、
その部分を本質的に理解できていれば本番で出題されたときにノータイムで処理することができ、医学部受験の合格がグッと近づきます。

大学の学問も真剣に打ち込むことで思考が柔らかくなることも多いです。大学の講義を受ける時も常にアンテナを立てていると、受験の背景知識がよく分かってきます。

せっかくなら仮面浪人を楽しもう!

上述のことと矛盾しているように感じるかもしれませんが、どうせ仮面浪人をするのであれば仮面浪人にしかできないことをして楽しんで勉強してほしいと思います。

私個人の感想ですが、仮面浪人は勉強が好きでないと成功しないと思います。

勉強が嫌いな人が新入生新歓の楽しくて新鮮な空気に流されずに、難易度が極めて高い医学部受験で成功を収めるのは極めて難しいことです。並みの覚悟では一年間も持つような甘い世界ではありません。

大学の学問も真剣に打ち込んで、新しい深淵な世界を垣間見ながらも自分の意志を貫くために受験勉強も一心不乱に打ち込む。そんな人が仮面浪人を成功させた人に多い気がします。

「勉強を楽しむなんてできないよ」という人もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

心から仮面浪人を決意した人であれば自然と楽しみながら勉強できるようになります。

しんどいかもしれないけどベストを尽くそう

必勝

いかがでしたか?

今回は医学部受験を仮面浪人しながらしようと考えている人たちへの、よくある失敗例、成功する人の特徴、合格するための秘訣などを紹介しました。

その道のりは決して平坦ではありませんが、自分の目標に向かって全力で頑張ってください。

評価: 5

 

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  • ニャンコ江戸沢 より:

    仮面浪人をする場合、特に生物系の学科に入って
    大学の勉強もしっかりやりながら医学部を目指すと言うのは非常に合理的なんじゃないかと思いました。
    今は学士編入などもあるようですが、私も約40年前に医学部を目指して諦めた口ですが、高校の復習をしながら大学の勉強も気を入れてやっていれば、入試の問題かなり簡単に思えるんじゃないかと思います。
    学生生活を楽しみながら医学部を目指すと言うのは甘いんじゃないかと思われるかもしれないですが、理系だといやでも勉強しなくてはいけないので、両立も可能ではないかと思います。

    評価: 5

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