医学部受験センターの試験ボーダーラインは何割?失敗しない目標設定を!

医学部受験センターの試験ボーダーラインは何割?失敗しない目標設定を!

日本屈指の難関と言われる医学部受験。その難しさは東京大学に理系一般学部(理科三類以外)に匹敵するとも言われています。

医学部受験を難しくしている要因の一つは間違いなくセンター試験です。一般的な医学部を受験するためにはセンター試験で何割とる必要があるのでしょうか。

今回は医学部受験を現実的に考える上でのセンター試験の目標設定について一緒に考えていきましょう。

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医学部受験にセンター試験って必要なの?

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国立大学の医学部を受験しようと考えている人にとってセンター試験は最初の難関です。

ここで躓いてしまい二次試験を受験すらできずに退場していく受験生は毎年山ほどいます。

地域枠などの推薦を含めて、国立大学の医学部受験はまず一次試験としてセンター試験を受験して突破した人が二次試験(面接を含む)を戦い、勝ち抜いて初めて入学を許可されるのです。

ではセンター試験で何割ほどの得点をとれば良いのでしょうか?具体的なサンプルを例に挙げながら紹介していきます。

医学部受験合格へセンター試験は何割必要?

医学部がいくら難関といってもその中での難易度の高低はもちろんあります。

2018年度入試の各医学部のセンター試験のボーダーラインを見てみましょう。一番低いボーダーラインでも宮崎大学、琉球大学の83%です。

続いて愛媛大学、大分大学、弘前大学、山口大学などのいわば地方国立大学の医学部が84%です。

最上位はやはり東京大学の理科三類でボーダーラインが95%とものすごい数値になっています。ただほとんどの医学部のボーダーラインは85~90%に密集していますね。

ここで注意してもらいたいことは、ボーダーラインとは「確実に合格する」ラインではないということです。

ボーダーの割合の点数を取った人の合格率が50%ということです。従ってどこの医学部受験を考えている人もセンター試験は9割を目標にするのが妥当であると言えます。

もちろん、東京大学や京都大学、大阪大学の医学部を志している方は95%を目標に設定する必要があります。

センター試験9割目標って高すぎない?

9割が目標と聞いて「目標が高すぎるよ!ボーダーライン周辺でいいんじゃないの?」と思う人も多いかもしれません。私自身もそう思っていました。ただ今振り返るとこの目標はかなり的を射ていると思っています。

あなたが9割を安定してとることができればメリットがいくつかあります。まずはこのボーダーラインをクリアできていれば、仮に前期試験で不合格でも後期試験での合格率が大きく高まります。

医学部の後期試験は筆記テストを課す大学が少ないのです。これは意外に思えるかもしれません。

従って合格か不合格はほとんどセンター試験の点数で決まるといっても良いでしょう。つまりセンター試験で何割取れているか、そこで決まります。

次に推薦入試でかなり有利になることが挙げられます。

地域推薦などは高校でボランティアや部活などで一定以上の実績があれば、後はセンター試験で何割とれているか、面接で不適切な言動をとらないか、といった要素で合否が決まります。

ただし推薦入試は現役生しか受験できない場合や一浪まで、といった縛りがあるので注意が必要です。

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医学部合格へのセンター試験対策

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さて、ここまででセンター試験で何割ほど取れればよいか理解できましたね。9割です!

もちろんこの点数を本番で叩き出すためには手厚い対策が必要になってきます。

この章ではセンター試験で目安となるボーダーである9割越えを目指すにあたり重要なことをいくつか紹介していきます。

センターは得点の振れ幅を狭めろ!

センター模試やマーク模試で高得点を取れていた人がセンター試験の本番で大失敗して志望校の医学部に出願すらできなかった…。

医学部受験においてこのような事例は探せば山ほどあります。むしろ医学部志願者のうちセンター試験で失敗せずに志望校の二次試験を受験できた人の数はそうでない人の数より少ない気さえします。

それほど医学部受験においてセンター試験というものは怖いイベントの一つです。

それでは失敗した人と失敗しなかった人の違いは何だったのでしょう。運?それも多少あるでしょう。

しかし、最も大きい要因は得点の安定性でしょう。すなわち「何回試験をうけても大概は同じような得点層に集束する」実力をつけている人がセンター試験を突破しています。

センター試験は一発勝負の場であることもあり。「調子良い時は9割超えるものの調子が悪い時は7割くらい」の受験生よりも 「どんな時でもだいたい8,5割を叩き出せる」受験生の方が医学部受験では断然有利です。

このことから自分の得点の標準偏差を小さくするような勉強が大事になってきます。

どんな勉強法をすればいいの?

上記のように得点を安定させるために最も重要なことは「極端に苦手な分野を作らない」ことです。

得点にムラがある人は、例えば数学であれば方程式の範囲はいつでも完答できるけれど数列が苦手でひどい時は半分も解けない、の様な得意不得意がはっきりとわかれていることが多いです。

医学部受験では9割を目指す以上、苦手な分野でもセンター試験レベルの問題であればどの分野でもしっかりと解答できる力をつけることは必要不可欠です。

具体的な勉強法としては、自分の苦手範囲が明確に分かっている人はその分野の典型問題をチャートなどの網羅系問題集で何度も解きましょう。

センター試験に難問は出題されませんからチャートに載っている解法で間に合います。

苦手分野がはっきりしない人は数年分のセンター試験の過去問を解いてみて、どの分野で自分がよく間違うかをしっかりとモニターしてから、その範囲を潰してきましょう。

繰り返しになりますが、二次試験で出題されるような難易度の高い問題は解く必要ありません。あくまで網羅系の問題集に載っているような典型問題を素早く、かつ的確に解く訓練を積むことが大切です。

医学部受験はやはり継続的にコツコツと勉強することが大事!

単語帳

いかがでしたか?今回は医学部受験にあたりセンター試験で何割ほど取ればよいのか、そのボーダーはどれくらいなのかを中心に目標達成のための勉強法を含めてお話しました。

ぜひ参考にしてこれからの目標を立ててください。

     

 

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