東京外国語大学は1949年に設置された国立大学です。東京都府中市に本部に置き、東京外大や外大、外語大、TUFSなどといった略称で呼ばれることもあります。
日本の外国語大学の最高峰として知られており、大学で学べる言語には英語やフランス語からトルコ語、アラビア語など28種類のものがあります。
また、卒業生には優秀な方が多く、外務省やアクセンチュアなど有名企業に就職する人が多くいます。
今回はそんな東京外国語大学の偏差値や各学部の特色、卒業生の進路、学費などについて幅広くご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
目次
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東京外国語大学の基本情報
引用:東京外国語大学 公式HP
名称 | 東京外国語大学 |
---|---|
区分 | 国立大学 |
設置学部 | 言語文化学部 国際社会学部 国際日本学部 |
学生数 | 3,040人(2021年度時点) |
住所 | 〒183-8534 東京都府中市朝日町3丁目11−1 |
入試課 | 042-330-5179 |
出典:東京外国語大学 公式HP
東京外国語大学の偏差値と特色
ここでは、東京外国語大学の各学部の偏差値と特色をご紹介していきます。
以下の表が国際教養学部の各試験日程の偏差値になります。
言語文化学部
偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 | 倍率 |
---|---|---|
60.0~65.0 | 77%~84% | 2.4 |
参照:パスナビ
上に示したように言語文化学部の偏差値は65.0~65.0とかなり高い値になっています。
言語文化学部では1年次・2年次では主に「世界教養プログラム」と呼ばれる3学部共通のカリキュラムで自分が選んだ先行地域や先行言語、その他の言語などについて基礎的な内容を学びます。
これに加えて、1・2年次には専門分野に関する基礎的な内容も並行して学んでいき、3年次には「超域コース」と「地域コース」のどちらかに所属して先行する地域や言語を学術的・専門的に学んでいきます。そして、4年次には指導教員の下で卒業論文の執筆を行います。
また、言語文化学部では入学する際に4年間を通じて学んでいく「言語」を決めます。選択できる言語として具体的に以下のものがあります。
ドイツ語
ポーランド語
チェコ語
フランス語
イタリア語
スペイン語
ポルトガル語
ロシア語(ロシア)
ロシア語(中央アジア)
モンゴル語
日本語
中国語
朝鮮語
インドネシア語
マレーシア語
フィリピン語
タイ語
ラオス語
ベトナム語
カンボジア語
ビルマ語
ウルドゥー語
ヒンディー語
ベンガル語
アラビア語
ペルシア語
トルコ語
合計で28の言語の中から選択できますが、たくさんありすぎて迷ってしまいそうですが、4年間継続して学んでいく言語なので、入試の前の段階でしっかりと悩んで選択するようにしましょう。
国際社会学部
偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 | 倍率 |
---|---|---|
62.5~65 | 78%~89% | 2.4 |
参照:パスナビ
国際社会学部では、1・2年次には他の2学部同様世界教養プログラムと呼ばれるカリキュラムを履修することで、自分が選択した地域・言語について基礎的な内容を学びます。2年次後半からは世界教養プログラムと並行して「地域社会コース」、「国際関係コース」、「現代世界論コース」のいずれかを選択して専門教育を受けていきます。
地域社会コースは世界の諸地域を歴史的観点から考えていく科目と、世界の諸地域の現在を社会、政治、経済などの観点から考えていく科目群から成っています。2年次にコースに入った後からは歴史学の方法論や地域研究の実践例などについて学ぶことと並行して自分が研究対象とする地域を選択し、3年次以降にはさらに専門性を高め、卒業論文につなげていきます。
現代世界論コースは世界の現在をどのように掴むかということに重点を置いているコースで、「世界認識論」、「政治社会論」、「社会関係論」という3つの柱から成っています。学年が進むにつれて導入科目、概論科目、専門科目と段階的に複数の分野を行き来しながら専門性を深めることで卒業論文につなげていきます。
国際関係コースでは、領土紛争や資源をめぐる摩擦、貧困や差別という困難に直面する国際社会について社会科学的手法を用いて実証的、理論的、歴史的立場から考えながら、政策志向的な考察を行います。現代世界論コースと同様に導入科目、概論科目、専門科目というステップを踏みながら専門性を深め、卒業論文の執筆につなげていきます。
国際日本学部
偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 | 倍率 |
---|---|---|
60.0 | 78% | 1.6 |
参照:パスナビ
国際日本学部は上に示したように偏差値は60となっています。一般的な国立大学と比べると高いですが、東京外国語大学の中では最も偏差値が低くなっており、さらに倍率も他学部に比べ低くなっているので、比較的狙いやすい学部かもしれません。
国際日本学部では、1・2年次には他学部と同様に世界教養プログラムを履修することで、自分が興味のある分野について基礎的な内容を学んでいきます。
同時に国際日本学部の必修科目である「多文化コラボレーション」や「社会発信型プロジェクトワーク」などで他の学生や留学生と協同してプロジェクトを進める手法を学びます。
3年次には多くの学生が長期、短期の海外留学、海外でのインターンシップを行うことで、学ぶ場を世界に広げます。また、3年次に行われる専門科目には講義科目と演習科目があり、例えば国際日本学の諸分野について教員がリレー形式で講義を行ったり、留学生とチームになって短な問題解決を行ったりといった魅力的な授業が行われます。
4年次には教員の指導の下で卒業研究を行います。日本語で論文を執筆する場合には英語で、英語で執筆する場合には日本語で長文要旨を作成し2言語で研究成果を発表します。ここでは、4年次まで一貫して学んできた日本語と英語の能力をフルに活かすことになります。
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ここでは、東京外国語大学の卒業生の進路についてご紹介します。
卒業者数 | 進学者数 | 就職者数 |
---|---|---|
768 | 70 | 607 |
参照:東京外国語大学 公式HP
表を見て分かるように東京外国語大学の多くの学生は卒業後に就職をしており、卒業生が就職した産業は公務員や情報通信業、鉱業、製造業、建設業、生活インフラ、運輸業、金融業、卸売業、学術研究サービス業などと幅広くなっています。
具体的な企業名としては、外務省やNHK、国際石油開発帝石、ダイキン工業、全日本空輸、三井住友銀行、三菱商事、アクセンチュア、日本貿易振興機構などが挙げられます。
また、東京外国語大学では学生に対して様々な就職サポートをしています。具体的には「グローバル・キャリア・センター」で選任のキャリアアドバイザーによる個別相談を受けられるようにしたり、同窓会組織である「東京外語会」の協力で学生がOB・OGに個別に就活についての相談を受けたりする場を設けたりしています。
東京外国語大学の学費
以下は東京外国語大学の検定料と入学金、授業料を掲載した表になります。
入学金 | 授業料(年間) | 合計 |
---|---|---|
282,000円 | 535,800円 | 834,800円 |
参照:東京外国語大学 公式HP
東京外国語大学は国立大学ですので、他の一般的な国立大学と同様に授業料と入学金は上のような金額になっています。私立大学に比べて半分程度の金額で通えるので、家計にとってはありがたいです。
東京外国語大学の入試形式
東京外国語大学は、国内の受験者向けに大きく分けて以下の2種類の入試を実施しています。
ここでは、2種類の入試の中でも入学者のほとんどが利用する一般選抜についてご紹介します。
日程 | 募集人員 | 試験科目 |
---|---|---|
前期 | 290 | 大学入学共通テスト:国・英・数・理・社 個別学力試験:英(スピーキング、リスニング含む)・地理歴史 |
日程 | 募集人員 | 試験科目 |
---|---|---|
前期 | 254 | 大学入学共通テスト:国・英・数・理・社 個別学力試験:英(スピーキング、リスニング含む)・地理歴史 |
後期 | 56 | 大学入学共通テスト:英・国・数or理or社 個別学力試験:小論文 |
日程 | 募集人員 | 試験科目 |
---|---|---|
前期 | 35 | 大学入学共通テスト:国・英・数・理・社 個別学力試験:英(スピーキング、リスニング含む)・地理歴史 |
参照:東京外国語大学 公式HP
東京外国語大学の特徴の 1つとして前期試験でスピーキングのテストが課されるということが挙げられます。試験は東京外国語大学と「IELTS」を実施しているブリティッシュカウンシルによって共同で開発された「BCT-S」というものが使われます。タブレット端末を用いて解答するタイプの試験なので、あらかじめタブレットやスマホ、コンピューターに自分の英語を話すなどして慣れておいた方が良いでしょう。
また、専攻する言語や地域については出願時にあらかじめ希望するものに順位をつけて募集します。入試に合格した際には試験での成績が良い順に希望する言語や地域に配置されますので、当然ですが自分がやりたい言語や専攻をやるには試験で高得点を取らないとできないことがありますので、頑張って点数を稼ぎましょう。
東京外国語大学についてのまとめ
今回は東京外国語大学についての情報をまとめてご紹介しました。
おさらいすると、以下のようになります。
東京外国語大学は外国語大学の最高峰としてよく知られており、偏差値は非常に高くなっています。
しかし、入学することができれば留学生すなわち生の外国語が近くにある環境で過ごす貴重な体験や、4年間外国語漬けのワクワクする生活が待っています。国立大学ですので学費も私立に比べて安いので、留学や海外でのインターンシップもやりやすくなります。
勉強は大変かもしれませんが、受験生の皆さん第一志望合格を目指して頑張ってください。
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