北海道札幌市にある公立高校の「札幌月寒高等学校」
有名大学へ進学する人も多いので、志望校の1つとして考えている学生も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな札幌月寒高等学校の特徴や評判、難易度などをまとめました。
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札幌月寒高等学校ってどんな学校?
北海道内では20位前後、北海道内の公立高校では上位15校には入るような進学校です。
大学進学を重視した高校ですので、大学受験に向けた授業を重点的に行っているという特徴があります。
名称 | 北海道札幌月寒高等学校 |
---|---|
所在地 | 北海道札幌市豊平区月寒東1条3丁目1-1 |
設立 | 1949年 |
課程 | 全日制・定時制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学生 | 男女共学 |
偏差値 | 63 |
札幌月寒高等学校の教育目標は?
①豊かな自己実現をめざし、積極的に課題解決を図ろうとする意欲を育む
②広い視野と豊かな人間性をもち、世界平和と福祉に貢献しようとする態度を育む
③進んで心身を鍛え、粘り強くたくましく生きようとする活力を育む
大学受験に向けた勉強面ではもちろんのこと、人間性も育てていくことを目標としています。
また、勉強だけでなく部活動も積極的に行い「文武両道」を掲げています。
札幌月寒高等学校の特徴
大学進学に特化した高校であるため、普通科のみしかありません。
普通科の中でも特化したコースがあるわけではないので、全員が各自の目標の大学に向かって学習していく形ですね。
実際にほとんどの生徒が大学進学を希望しているという特徴があります。
「大学進学を目指す」という非常にシンプルで分かりやすい高校ですね。
教育カリキュラム
高校3年間で、各々の目指す大学受験の勉強をするためのカリキュラムが組まれています。
1年生 | 基礎教科を重点的に配置して、基礎学力を高める。 高校の学習内容の基礎を固める |
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2年生 | 3年次での文理選択を意識しつつ発展的・専門的な科目を履修。 学びの中でやりたいことや興味のあることを明確にして自己選択ができるようにする |
3年生 | 目標とする進路に向かって文理選択をする 1、2年で学んだ基礎内容の発展的な科目を履修 志望校に向けて必要に応じた科目を選択して履修 |
1年生から基礎となる部分をしっかり学び、大学受験の根底にある土台をしっかり作っていくカリキュラムですね。
1年生のうちから3年後の受験を意識して勉強ができるという点は大きなメリットです。
大学に行くことが目標である学生にとっては素晴らしい環境だと言えるのではないでしょうか?
札幌月寒高等学校の部活動や行事は?
大学受験第一の学校なら、あまり高校生らしいことはできないのではないか?と思いますが、そんなことはありません。
もちろん大学進学を軸とした高校ですが、文武両道を目指し、学習活動と特別活動を両立できるように配慮をしています。
部活動
部活の種類が多く、それなりに忙しい部活も多いようです。
そのため、高校連全道大会にも積極的に出場し、部活動で全国大会へ出場するような部も存在します。
実際に、大学受験もしたいけど部活も本気でやりたい!という思いから、札幌月寒高校を選ぶ学生も少なくないようです
学校行事
学校行事についても学園祭をはじめスポーツ大会、修学旅行などきちんとあります。
普段はしっかり勉強しますが、学校行事の際はきちんと切り替えを行い結構盛り上がるようです。
また、入学直後に宿泊研修があるので、知らない人ばかりの中でたくさん新しい友達が出来たという人も多いようです。
札幌月寒高等学校の良い評判
実際の在学生や卒業生の評判をみてみましょう。
まずは、良い評判です。高校選びの基準となる所ですのでしっかりチェックしておきましょう。
文武両道
大学進学を軸としている高校なので、勉強ばかりしなければいけないイメージがありますが、勉強とその他の時間の切り替えがしっかりしているので、部活に十分な時間を確保することもできるようです。
大学受験の勉強もやりたいけど、高校生らしいこともやりたい!という学生にとっては、非常に嬉しいメリットですね。
また、比較的自由な校風で自分のことは自分でやるという考え方のようですので、趣味などにも好きなだけ時間を充てられます。
校則が緩い
自由な校風から、校則も比較的緩いようです。
おしゃれにも関心が出てくる年頃ですし、校則が緩く自由なのはとても過ごしやすいですね。
また、アルバイトも状況に応じてですがOKなようです。
これだけでもかなりのびのびした雰囲気が伝わってきますね。
治安がいい
基本的には大学進学を目指して勉強しに来る子たちが多いので、いじめなどもなく真面目な人が多い雰囲気のようです。
真面目ですが、学園祭などのイベントは切り替えて盛り上がるとう声も多かったです。
通いやすい
受験生は蔑ろにしがちですが、通いやすさは結構重要です。
ほぼ毎日通うところですから、通学ストレスが減るとだいぶ楽になります。
何かあったときにすぐに向かうことが出来ますし、アクセスが良いというのは非常にメリットです。
札幌月寒高等学校の悪い評判
良い面だけを見ていても、実際に入学した際に期待外れの出来事が起こってしまいます。
どこの高校にも悪い面はあるものですので、確認しておくに越したことはありません。
生徒の格差が大きい
さきほど自由な校風だと言いましたが、自立心をもって生活できる学生でないと、成績が落ちてしまう可能性もあるようです。
自由すぎるがゆえに、勉強をしなくてもそのまま進んでしまえるようなので、受験へのモチベーションを自分で管理しなければなりません。
言ってしまえば、自由の代償ですね。そのあたりをしっかり理解しなければなりません。
しかし、しっかり頑張っている生徒には親身になってくれるようですので、自分でモチベーションを下げずに頑張れる生徒にとっては最適な高校と言えるでしょう。
校舎が古い
これに関しても悪い評判が目立ちました。
伝統のある学校ですので、多少の古さは仕方ないのかもしれませんが、やはり夏は暑く冬は寒いようです。
そして稀に雨漏りもするようです。
設備面に関しては期待しない方がいいかもしれません。
きれいな環境を求める方には向いていないですね。
札幌月寒高等学校の難易度は?
偏差値は62と北海道内公立高校では上位15位に入るので、比較的難易度が高いと言えるでしょう。
また、受験倍率も毎年1.3~1.5倍前後ですので、簡単には合格できません。
大学受験をしっかりしたい中学生が目指す高校ですので、やはりレベルは高くなる傾向にありますね。
入学は難しい高校ですが、卒業後の実際の進路や大学の合格実績についてみていきましょう。
卒業後の進路
やはりほとんどの生徒が進学します。
2019年度の卒業生進路は下記のとおりです。
大学・短大・専門学校進学 | 254名 |
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浪人 | 58名 |
就職 | 4名 |
就職した方は316人中4人なので全体の1~2%前後ということになりますね。
大学進学を目指す高校ですので、進学率はかなり高いです。
大学合格実績
令和2年度の難関大学の合格実績を抜粋してご紹介します。
国公立大学
北海道大学 | 13名 |
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小樽商科大学 | 18名 |
弘前大学 | 14名 |
東北大学 | 1名 |
千葉大学 | 1名 |
静岡大学 | 2名 |
東京都立大学 | 1名 |
筑波大学 | 1名 |
1年生の前期では多くの生徒が北海道大学を目指している傾向にあるようですが、現役で合格するのは数十人程度ですね。
この他にも、札幌市立大学や公立千歳科学技術大学など北海道の大学が多かったです。
難関私立大学
早稲田大学 | 1名 |
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明治大学 | 5名 |
法政大学 | 16名 |
中央大学 | 4名 |
青山学院大学 | 1名 |
東京理科大学 | 2名 |
同志社大学 | 1名 |
立命館大学 | 1名 |
やはり進学校とだけあって、東京の難関私立大学への合格実績もそれなりにあるようですね。
札幌月寒高等学校の特徴・評判・難易度まとめ
今回は「北海道札幌月寒高等学校」の特徴をまとめてみました。
大学進学を目的とする高校ですが、文武両道も忘れない自由な高校でしたね。
自由ということは、いかに自分自身で動けるかが大切です。
自立心があり、勉強のモチベーションを自分で保つことができる人にはとても向いている高校ですね。
一方で周りに流されてしまったり、勉強に意欲的でない学生は中学生までの努力が水の泡となってしまう可能性もあります。
高校選びはしっかりと自己分析をしたうえで行いましょう。
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