山形西高等学校は、山形県山形市にある公立高校で、通称は「山西」(やまにし)、「西高」(にしこう)などです。山形県内トップクラスの難関校で、共学ではありますが男子生徒は在籍していないため、事実上女子校と認識されています。アナウンサー、県知事、俳優など幅広い分野の著名人を輩出しています。
今回は、この山形西高等学校の偏差値・受験難易度・評判などについて解説していきたいと思いますので、受験生の方はぜひ参考にしてください。
目次
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山形西高等学校の基本情報
名称 | 山形西高等学校 |
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国公私立 | 公立高校 |
住所 | 〒990-2492 山形県山形市鉄砲町一丁目15番64号 |
コースと偏差値 |
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出典:みんなの高校情報
公式HP:山形県立山形西高等学校
山形西高等学校はJR山形駅から徒歩18分・バス4分(西高前バス停下車)の場所に位置しています。
制服はセーラー服です。冬服は上下ネイビーのセーラー服に茶色のライン、ネイビーのリボンのデザインで、夏服はシャツが半袖の白シャツになり、リボンはえんじ色です。
山形西高等学校のコース・偏差値
山形西高等学校は入学時のコース分けはなく普通科のみで、受験偏差値は68です。定員は200名(5クラス)で、2年次に文理選択があります。
山形西高等学校の受験科目・併願校
山形西高等学校の受験に必要な科目は何科目で、合格に必要な点数はどの程度でしょうか。
ここでは、山形西高等学校の受験科目、倍率、主な併願校などを紹介します。
受験方式・受験科目
山形西高等学校の入学者選抜は前期試験1回のみです。
一般入試は1日間で行われ、当日の試験内容は学力検査と面接です。これらの点数に内申点を加えた合計点数によって合否判定が行われます。
学力検査は、一般的な公立高校と同様に国・数・社・理・英の5科目で、500点満点(1科目100点)です。英語はリスニングテストを含みます。
合格最低点・倍率・併願校
山形西高等学校の2020年度の入試倍率は1.12倍です。合格者最低点は公表されていないため不明ですが、500点満点中388点程度が予想合格ラインであると言われています。内申点は最低でも40点以上が望ましいです。
また、山形西高等学校を受験する生徒は、日本大学山形高等学校(普通科特別進学コース・偏差値66)、東海大学山形高等学校(普通科特進コース・偏差値61)、山形城北高等学校(特進科・偏差値58)、日本大学山形高等学校(普通科進学コース・偏差値54)などの私立高校を併願校とすることが多いです。
山形西高等学校の大学合格実績・大学受験指導
ここでは、山形西高等学校の大学合格実績・大学受験指導について詳しく解説します。
山形西高等学校の令和2年度(2020年度)の合格実績
以下の合格者数は現役合格者数のみを表します。
山形西高等学校は、学年の半数以上の生徒が国公立大学に現役合格する国公立志向・現役志向の高い学校です。特に、山形大学、新潟大学、福島大学などの近隣の国公立大学の合格実績が豊富です。東北大学などの難関国立大学の合格実績もあります。
また、国公立大学のみならず早稲田大学、GMARCHなどの難関私立大学の合格実績もあります。
山形西高等学校の大学受験指導
山形西高等学校では、国公立大学進学、加えて現役合格を目指した進路指導をしています。そのため、国公立志望、特に東北大学などの難関国立志望の生徒へのサポートは手厚く、特別講習が開かれることもあります。
また、毎朝8:00から8:30までは朝学習を行い、英語・漢字などは毎週小テストがあります。科目によっては習熟度別のクラス分けもあります。
課題の量は多いそうですが、意味のないようなものは少なく、こなせば確実に力になるものだそうです。また、本格的に受験勉強に突入する3年次に入ると課題の量は徐々に減らされ、自分の勉強や大学ごとの受験対策に時間を割けるようにするという配慮もあります。
国公立大学への現役合格を目指した進路指導ではありますが、指定校推薦もあります。私立大学を目指す人が少数であるため詳しく説明されることは少ないそうですから、私立大学志望の人は積極的に情報を集めるようにしましょう。
山形西高等学校の学校生活
「嚶鳴精神」(朋友、師弟の親睦友愛の心と切磋琢磨の心の象徴)を教育目標として掲げる山形西高等学校の学校生活はどのようなものでしょうか。
ここでは、山形西高等学校の校風、部活動、学校行事などの様子を紹介します。
校則・校風
全体的に伝統を重んじる校風です。昔から続く伝統のようなものはできるだけ残されるような雰囲気があるそうです。
校則については、特に服装に関わる規則が多いようです。例えば、スカートは膝までの長さ、靴下は必ず白、昇降口で必ず上着を脱ぐ、校章を必ずつける、などの規則があります。
アルバイト・校舎内での携帯電話の使用なども禁止されています。
部活動
活動頻度・実績など部活によって大きく異なるそうなので、勉強や課外活動とのバランスも考えて部活動を選ぶことができます。
特になぎなた部や登山部が強豪で、全国大会出場の実績があります。
また、どの部でも女子校ならではの深い繋がりや、周りを気にせず熱中できる環境があり、同じ部活動の仲間との絆は特に強固なものになるそうです。卒業してからも関わりを持ち続けられる友人を作ることができます。
学校行事
山形西高等学校では3大行事と呼ばれるものがあります。創立記念校内合唱コンクール・校内総合体育大会・嚶鳴祭(文化祭)の3つです。
合唱コンクールの前には朝・昼・放課後に、音楽部の指揮のもと練習が行われます。土日返上で練習することもあるそうです。また、合唱コンクールへの熱量は学年が進むにつれて上がっていきます。
高校では合唱コンクールは行われない高校も多く、行われていてもここまでの熱量で取り組む高校は少ないのではないでしょうか。合唱や音楽が好きな人には特に嬉しい行事かもしれません。
校内総体は2日間にわたって行われます。合唱コンクールほど練習時間はなく限られた時間で準備を行うものの、女子だけということもあり本気の戦いが繰り広げられます。クラス全員がグラウンドを半周ずつ走るクラス対抗リレーは特に盛り上がるそうです。
嚶鳴祭は3日間にわたって行われます。1日目は前夜祭、2日目は文化部の発表、3日目は一般公開日という日程です。準備期間は遅くまで学校に残って準備をするそうです。
他にも1年次の蔵王での宿泊研修(1泊2日)、2年次の京都・奈良での修学旅行(4泊5日)などの行事があります。
山形西高等学校の偏差値・特徴|まとめ
山形西高等学校は、県内トップクラスの難関校で、山形大学、新潟大学、東北大学などをはじめとする近隣の国公立大学に特に多く進学し、特に国公立大学への現役合格者数の多さが強みです。また、伝統を重んじた校風が特徴的な高校でした。
ぜひ受験を検討してみてください。
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