医学部に入って後悔?入学したことを悔やむ人が多い理由とは?

医学部に入って後悔?入学したことを悔やむ人が多い理由とは?

意外だとビックリするかもしれませんが、医学部に入学したことを後悔している人はかなり多いです。医学部を目指して日々勉強している受験生からすれば「え?」と感じてしまうかもしれませんが事実として後悔している人は多いです。

実際に私の周りにも結構います。

恐らく、他の学部と比較しても入学を後悔している人の割合は医学部がトップクラスだと思います。贅沢な後悔だ!と叱られるかもしれませんが、後悔する理由が明確に存在しているのです。

今回の記事ではそんな医学部への入学を後悔している人が多い理由とそれを踏まえてのアドバイスを解説していきます。

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医学部入学を後悔する理由ははっきりしている!

後悔

誰もが羨む医学部へ入学して後悔する理由はどんなものでしょうか。

大きく分けて三つ挙げることができ、そのうち二つは「医学部の独特なシステム」に由来し、一つは主に

「育ってきた環境」に依存しています。

後悔する理由がわかれば、対策はしやすいですからここでしっかりと後悔する理由を理解しておきましょう。

医学部での勉強は想像よりもずっと過酷!賢いだけじゃ乗り切れない!

医学部に入学して後悔する理由、その筆頭となるのはやはり圧倒的な勉強量です。

医学部を目指すみなさんは「医学部での勉強は大変」としばしば聞かされるかもしれませんね。

実際に後悔している人たちも受験期によく言われてきています。

ただ、それでも熾烈な受験戦争を勝ち抜いた分けですから、初めはそれなりに自信を持って入学してくるわけです。

ところが入学して専門科目が始まればそんな自信はたいていの場合は打ち砕かれます。

毎週のようにある試験、一つでも落とせば留年になる重圧、再試になれば別科目の本試と重なり再び再試にかかる、大変に思えるかもしれませんが、そんなことは日常茶飯事になります。

加えて、医学部の試験では過去問の入手が留年回避の命綱になります。

従って内向的な人でも何とかして過去問を入手しなければなりません。

これも人によっては大変で苦労することがあり、かなりのストレスになるでしょう。

医学部は独特の閉鎖感があり、人間関係でのストレスが多い

次に医学部への入学を後悔する理由として、医学部の閉鎖的な環境が挙げられます。

多くの大学で医学部は一部の医療系の学部と共にキャンパス単位で切り離されており、故に外部との交流が少ないため、非常に閉鎖的な環境となっています。

「誰と誰がどうなった」だの「誰誰がやらかした」という情報は一瞬でキャンパス内に広まります。ある側面ではかなり面倒くさい環境なわけです。

加えて原因不明の「部活に入らなければならない雰囲気」もあります。

実際のところ、部活に入らないと先輩から過去問がもらえなかったり、先生方の試験の情報が手に入らなかったりします。

先輩から過去問をもらうにしても嫌われてしまってはダメなので、人付き合いも大事になってきます。こういったある意味特殊な環境に嫌気が指している人は少なからずいます。

特に最近は個人主義志向の学生が多いのでこの環境はとても生活しにくいと思います。

医学に興味がないと間違いなく医学部に入学したことを後悔する!

一つ目の理由と多少被ってしまうところもありますが、入学前からそもそも医学という学問に興味がない人入学後に大変なことになります。

家庭が医師家系であったり、親が教育熱心で、親に言われるがまま医学部に入学した人は後悔しやすいです。

医学と一口に言ってもそれは膨大な学問の集合体であり、各学問の暗記量は膨大です。

これを頭に入れてかつ使いこなすためには医学に興味を持ち続け、理解を組み込んで生体内のストーリーとして認識しておく必要があります。

従って受動的に医学部に入学した人はこれらの作業が困難であるためただ圧倒的な勉強量に押しつぶされてしまいます。

医学部に入って後悔しないためのアドバイス

アドバイス

前章で医学部に入学したことを後悔する理由を紹介したのでここでは後悔しないためのアドバイスを紹介していこうと思います。

医学部に入ってから後悔すると六年間大変なので、これから紹介するアドバイスを参考にして対策していきましょう。

勉強グループを作り効率的に勉強して試験ラッシュを切り抜けろ!

一つ目のアドバイスは圧倒的な勉強量をどうやって切り抜けるかです。

私は仲の良い友人数人で一緒に勉強することをおススメします。

何度も書いたように専門科目の勉強範囲は広いです。

まずは誰もが一人でレジュメや演習問題に取り組むはずです(この段階でもかなり大変な作業です)。

その後に何人かで集まり持ち寄った知識を共有していきます。

範囲が膨大なため。

一つの視点だけで勉強するとどうしても知識に偏りが出てしまいます。

そこを複数人で勉強することで視点を増やすことで克服することができ、試験勉強が効率的になります。

また勉強グループを作れば、誰かひとりでも過去問を入手できれば共有することができます。

以上から医学部に入学した後はすぐに気が合いそうな友人を作りましょう。

ここばかりは頑張るしかないです。

閉鎖的な環境にはアルバイトやインカレに参加して外部の風を入れよう!

次に対策したいのが医学部の閉鎖感です。

これはアルバイトやインカレに参加することである程度は緩和できます。

アルバイトを選ぶ上でのアドバイスとしては、交友関係を広げたいなら塾講や家庭教師などの個人の職種よりも居酒屋などの飲食業の方が向いているということです。

居酒屋を例にとれば店員が大人数いるため、また職種上コミュニケーションをとる機会が多いのでおススメです。

逆に家庭教師などは基本的に生徒と一対一の形式であるため同世代の他の人と交流する機会がないです。

閉鎖的な空間が苦手な人は外部の人と関われる行事に積極的に参加するようにしましょう。

雑誌などで医学情報にアクセスして興味を持てそうな分野をみつけよう!

最後に医学に興味を持つためのアドバイスとして、学術雑誌に定期的に目を通すことをおススメします。

漠然と医学に関心はあるが、具体的には何も出てこない人などは日経サイエンスや医学系雑誌を読んでみると自分の気を引く分野が見つかると思います。

私の場合はちょうどiPS細胞が見つかった時期だったので雑誌で再生医療の現状とこれからの展望を読み、そこから再生医療、免疫医学に興味を持つに至りました。

医学に興味を持てないのは単純に医学についてあまり知らないからかもしれません。

そのケースの場合は知ることで興味関心を持てるので医学雑誌を読むことをおススメします。

医学部は大変だけど医学に興味を持っていれば何とかなる!

コミニュケーション

いかがでしたか?今回は意外に多い、医学部に入学したことを後悔する人の後悔する理由及びその対策を解説しました。

タイトルだけ読むと怖いと感じてしまうかもしれませんが、基本的に医学部興味があって、人並に人付き合いができれば医学部生活は面白いことも多く、楽しいものになりますよ!

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