医学部推薦入試は受けた方がいい?おすすめする3つの理由を紹介!

医学部推薦入試は受けた方がいい?おすすめする3つの理由を紹介!

医学部へ入学するための道のりは一般入試の一種類ではありません

他学部では比較的よく知られていますが、医学部にも推薦入試という試験が存在することを知っていますか?

大学によって現役のみ、2浪まで、といった制約があるものの推薦入試を実施している医学部は予想以上に多いです。

今回はこの推薦入試にスポットライトを当てて、推薦入試にはいったいどのような形式の種類があるのかを初め、この推薦入試をおすすめする3つの理由を紹介していきたいと思います。

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推薦入試には大きく二つの種類がある!

入試勉強

初めに、一口に医学部に推薦入試が存在するといっても様々な形態があります。

ここでは地域的な縛り合格後の扱いについての違いをもとにいくつか紹介していきます。

この記事を参考にしつつ、自分が受験しようと考えている大学の推薦入試がどのようなものであるかを一度調べてみましょう。

入学後に制約がない推薦入試

こちらは最も一般的な推薦入試となります。

多くの医学部で推薦入試が実施される場合、高校在籍時の成績が一定以上であること、高校での授業への出席数が十分であること、学校長の責任を持って推薦できる人物であることなどが受験資格となります。

従って、現在現役の高校生で医学部の推薦入試を考えている人は日々の定期テストや実力テストでも気を抜くことは許されません

少なくとも定期試験はしっかりと勉強すれば推薦条件の成績を満たせるはずですので真面目に取り組みましょう。

入学後に関してこのタイプの推薦入試が合格後に何かしらの制約を課されることはありません

また、出身地などによって受験資格がなくなったりしない場合が多く、一般入試で入学してきた人と同じように学生生活を送ることになります。

つまり医学部の入学試験を受けることができる回数が一回分増えることになります。

これは相当メリットですよね。

後程詳しく説明しますが、このタイプに限らず推薦入試には受験すべきメリットが何点かあります。ここでは「合格のチャンスが一回増える」ということを覚えておいてください。

入学後に制約がある推薦入試

こちらは地方の医学部によく見受けられる形の推薦入試です。

このタイプでは、入学後に給付型の奨学金などの生活補助が受けられる代わりに卒後数年間(多くの場合6~9年)は大学が指定した僻地勤務に従事する義務が課されます。

絶対強制、というわけではありませんが約束を守らないと給付された分の奨学金の返済を命じられます。俗にいう「ふるさと枠」と呼ばれる推薦入試です。

受験資格はその大学がある地域出身の学生という縛りがあることが多いです。地元の大学の医学部で一度調べてみるのも良いでしょう。

推薦入試を受験する3つのメリット

 

合格絵馬

医学部の推薦入試について、その種類についてお話しましたので次は推薦入試の受験をおすすめする理由を3つほど紹介していこうと思います。

先ほど書きましたが推薦入試には様々なメリットがあり、総合的にみて積極的に受験しない理由はありません。それでは3つの理由についてお話していきます。

合格のチャンスが単純に増える!日程重複がなければそれだけ増える!

こちらは先ほどお話した通りです。

推薦入試は一般入試とは異なり比較的早い秋の段階で実施されることが多く、日程的にも一般入試と被ることはほぼありませんから両受験方式を併用することが可能です。

さらに、私立の場合はそれぞれの医学部の推薦入試(多くの場合は小論文と面接、加えて高校の調査書)の日程が重複さえしなければ理論上何校でも受験することができます

ある程度実力をつけた受験生にとって入試の回数が増えるということは合格率増大に直結しますのでおすすめです。

私立医学部を視野に入れている人はぜひ受験を考えてみても良いでしょう。

一般入試よりも倍率が低く合格しやすい!

2つめの推薦入試をおすすめする理由は、推薦入試の倍率が一般入試に比べて著しく下がる上に受験者層のレベルも少し落ちるので合格する確率が高くなります

国公立の医学部も含めて医学部の一般入試では倍率が二桁になることがザラにあります。

それと比較して推薦入試の場合は近畿大学などのマンモス校を除けば実質倍率が二桁に達する大学はそれほど多くありません。

具体例として順天堂大学の医学部の推薦入試に注目すると2018年度では

東京都枠、千葉県枠、静岡県枠、新潟県枠、埼玉県枠のそれぞれで推薦入試があるわけですが平均した倍率は7倍弱です。

また東京女子医科大学の医学部の推薦入試においては、倍率は2018年度では2.4倍と一般入試に比べて著しく低いです。

さらに推薦入試の場合は、現役生が中心に受験するので屈強な浪人生が少なく従って合格率が高くなるわけです。

一つ目の理由と合わせれば、推薦入試を積極的に受験しない理由はないと述べた理由がわかるのではないでしょうか。

経済的な支援を受けられる!

経済的な支援が受けられるのは僕が知る限り国公立の医学部の地域枠推薦入試が多いです。

これは最初の章で書いた「ふるさと枠」と同義で卒業後に数年間の僻地勤務を追う代わりに月々の生活を補助する奨学金が支給されます。

支給される金額が大学によって異なりますが、例を挙げると広島大学の地域枠推薦入試の合格者は卒業するまでの6年間の間月々20万円が支給されます。

大学生にならなければピンとこないかもしれませんがこの金額は大学生にとって相当なものです。

高校卒業したら自立したい!親元を離れて自分の力で生活していきたいと考えている人に非常におすすめの推薦入試ということになります。

私立の場合は入学試験の点数が優秀であったりした場合に給付型の奨学金がもらえることが多いようです。

経済という現実的な問題の解決にもなりうるのが推薦入試ということです。

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志望校の推薦入試を調べて積極的に受験しよう

いかがでしたか。今回は医学部入試の推薦入試について解説しました。

医学部は合格するのが医者になるための最初にして大きな難関であるため、ここを突破するチャンスが増える推薦入試は倍率の面からもおすすめできます。

今まで推薦入試なんて考えたこともなかった!という人もこれを気に医学部の推薦入試について調べてみてはいかがですか?

     

 

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