東京藝術大学は1949年に設置された東京都台東区上野に本部を置く国立大学です。「藝大(げいだい)」や「東京藝大(とうきょうげいだい)」という略称で呼ばれることもあります。
日本で唯一の国立の総合芸術大学であり、芸術大学の最高峰としてよく知られています。
受験生からの人気は高く、毎年多くの受験生が受験するので倍率が10倍を超えるような学科も複数あります。
今回はそんな東京藝術大学の偏差値や各学部の特色、卒業生の進路、学費などについて幅広くご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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東京藝術大学の基本情報
名称 | 東京藝術大学 |
---|---|
区分 | 公立大学 |
設置学部 | 美術学部 音楽学部 |
学生数 | 1999人(2021年度時点) |
住所 | 〒110-8714 東京都台東区上野公園12−8 |
入試課 | TEL:050-5525-2075 |
東京藝術大学の偏差値と特色
ここでは、東京藝術大学の美術学部と音楽学部の偏差値と特色をご紹介していきます。
以下の表が東京藝術大学の学部ごとの偏差値になります。
学部 | 偏差値 | 大学入学共通テスト得点率 | 倍率 |
---|---|---|---|
美術学部 | 65(芸術学科) | 54~86 | 10.5 |
音楽学部 | 57.5(学理学科) | 58~82 | 3.6 |
参照:パスナビ
東京芸術大学美術学部と音楽学部の偏差値はそれぞれ65と57.5となっています。
「藝大で個別試験なんてあるの?」と思った方もいるかもしれませんが、美術学部芸術学科では個別学力検査で外国語と歴史が、音楽学部では楽理科で国語と外国語の試験が課されます。偏差値はそれらを反映した数値となっています。
また、倍率については美術学部が10倍を超えるかなり高い値となっていますが、日本で最高峰の芸術大学ですので当然と言えるかと思います。
以下では、美術学部と音楽学部についてご紹介します。
美術学部
東京藝術大学美術学部には、以下のような学科があります。
・絵画科
・彫刻科
・工芸科
・デザイン科
・建築科
・先端芸術表現科
・芸術学科
上から5番目までは学科で学ぶ内容が分かりやすいかと思いますが、先端芸術表現学科と芸術学科に関してはそこでどういったことを学べるのか分かりづらいかもしれません。
先端芸術表現学科はメディアを横断した表現の研究を行う学科です。
1年次には、ある分野のスペシャリストである講師の演習授業を通じて映像や音楽身体表現、工作、デザイン、写真、コンセプチュアルアート、ドローイングなど様々なメディアについて分野横断的に学び、作品の制作に必要となる基礎的な技術や知識を学びます。
2年次には、前期には「スタジオ選択カリキュラム」で1年次に学んだ技術や知識を用いて多様なメディアを扱い、学生独自の表現を探っていきます。後期の「フィールドワーク」では何人かの学生でグループを作り、作品制作を行うことで、共同で制作を行うプロセスを学びます。
3年次には、研究室に所属して創作研究を行っていきます。学生は様々な内容を取り扱う研究室での活動と個人製作をうまく利用しあって表現の幅を広げる事が必要とされます。
そして4年次には研究室の教員の指導の下で卒業製作という形でそれまでの活動を集大成させていきます。
一方で、芸術学科は実技と美術理論どちらも備えた人材を輩出することを目的としており、実技に重点を置く他の学科とは芸術の理論的なところに力入れているという点で大きく異なります。
具体的なカリキュラムとしては、1、2年次には全学生が彫刻、油画、日本画の各分野の実技が必修となっており、加えて外国語で書かれた文献を読むのに必要な語学能力の習得や日本東洋史、西洋美術史、美学に関する基礎的な知識を身につけることを求められます。
3年次には、学生は研究室で開かれる特殊講義や演習科目を通じてより専門性を深めた知識を得ていきます。最後に、4年次には指導教官の下で卒業論文の執筆にあたります。
芸術学科を卒業した学生は教育職や出版関係、研究者、学芸員、美術評論家などと様々な職業についており、学芸員や教員を目指す学生には資格取得のための講座も設けられています。
音楽学部
続いて音楽学部について見ていきます。
音楽学部には以下の学科があります。
・作曲科
・声楽科
・器楽科
・指揮科
・邦楽科
・楽理科
・音楽環境創造科
こちらでも、学べる内容が分かりにくい学科に焦点を当てていきます。
音楽環境創造学科は、音楽・音響についての研究やメディア、空間、言語、身体、映像など音楽に近い表現分野の研究、コンピュータを用いた音響作品の制作、文化研究や文化社会学、アートマネジメントについての研究などを行うことができます。
カリキュラムでは、実践ゼミとして「アートプロデュース」、「音響」、「創作」の3つが用意されており、学生はその中から1つを選びます。選んだゼミに重点を置きつつ、音楽の基礎的な理論を学び、幅広い分野の知識を他の講義や演習科目を通して深める事で、多様な感性や価値観を育てていきます。
音楽にとどまらず、分野を横断する研究を行える事が大きな魅力となっていますので、音楽は好きだけど、音楽だけやっているのではつまらないという方には非常にオススメの学科です。
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全国400校展開!無料受験相談はこちら東京藝術大学の卒業生の進路
ここでは、東京藝術大学の卒業生の進路についてご紹介します。
卒業者数 | 進学者数 | 就職者数 |
---|---|---|
431 | 美術学部:124 音楽学部:106 | 美術学部:65 音楽学部:65 |
表を見ると分かるように東京藝術大学の学生には卒業後には進学している方が多いようです。
卒業生が進学する大学院の中でも最も多いのが東京藝術大学大学院で、美術学部からは116人、音楽学部からは74人の学生が進学しています。
一方で他大学の大学院に進学する方はごく少数で、美術学部で3人、音楽学部で10人となっています。
就職を選択した方に関しては、一般企業に就職する方が多く、任天堂やTBS、毎日新聞社など大手企業に就職する方もいます。
東京藝術大学の学費
以下は東京藝術大学の検定料と入学金、授業料を掲載した表になります。
入学金 | 授業料(年間) | 合計 |
---|---|---|
338,400円 | 642,960円 | 981,360円 |
東京藝術大学は国立大学ですので、私立大学に比べると学費は安いですが、一般的な国立大学は授業料535,000円、入学金282,000円ですのでそれと比べるとやや高い金額となっています。
また、上に示したものに加えて保険や会費などを加えると初年度には美術学部では125万円から133万円、美術学部では120万円程度かかってきます。
東京藝術大学の入試形式
東京藝術大学は、国内の受験者向けに一般選抜(前期・後期)を実施しています。
ここでは、その一般選抜についてご紹介します。
学科 | 募集人員 | 試験科目 |
---|---|---|
美術学部 | 234 |
大学入学共通テスト:国語、英語、地理歴史or公民or数学or理科 個別学力検査:地理歴史・英語 実技検査 小論文 面接 |
音楽学部 | 237 | 大学入学共通テスト:国語、英語、地理歴史or公民or数学or理科 個別学力検査:国語、英語、音楽 実技検査 小論文 面接 |
東京藝術大学の入試では、他の一般的な国公立大学と同様に、大学入学共通テストは5教科受験しなければなりませんので、少し大変ですが頑張って対策に取り組みましょう。
個別学力検査に関しては、どの学科でも小論文と面接が課されます。どちらも対策は厄介ですが、学校の先生に添削を頼んだり、試験官役を頼んだりして対策をしておきましょう。
お金に余裕があるのであれば、小論文や面接の対策まで見てくれる塾や予備校に通うのもありでしょう。
東京藝術大学についてのまとめ
いかがだったでしょうか?
今回は東京藝術大学についての情報をまとめてご紹介しました。
おさらいすると、以下のようになります。
東京藝術大学は美術学部と音楽学部を有する 日本で唯一の総合芸術大学です。
毎年数多くの受験生が志望する難関大学ですので、受験生の皆さんは後悔の残らないように全力を尽くして実技試験やペーパーテストの勉強に集中しましょう。
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