「大学入学共通テスト」は、2019年度を最後に廃止されるセンター試験の代わりに、2020年度から実施されるテストです。
実施時期はこれまでのセンター試験と同じで1月中旬の2日間に行われます。
2018年4月の時点で高校1年生の生徒から、この共通テストを受検することになります。
実は入試科目の中でも、その内容が一番大きく変わるのが英語であると言われています。
そこでここでは、大学入学共通テストの英語の勉強法や、長文の読解対策などについて述べていきます。
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大学入学共通テストとセンター試験の英語の違いは?
これまで行われていたセンター試験では「聞く」「読む」の2技能を評価するものでしたが、大学入学共通テストでは「聞く」「読む」にさらに「話す」「書く」を加えた4技能で評価されるようになります。
また、センター試験はマークシート方式の筆記試験とリスニング試験でしたが、大学入学共通テストでは4技能を評価できる民間の資格·検定試験を国が指定し、3年生の4月から12月に受けた2回目までの試験結果を各大学に提供します。
ただし、2023年度までは共通テストも実施され、認定試験と併用されます。
大学入学共通テストに導入される8つの資格·検定試験とは?
先程も述べたように、大学入学共通テストにおいては「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を測定する民間の資格・検定試験を受検することになります。
その対象となるのは、以下の8つの資格・検定試験となっています。
・ケンブリッジ英語検定
・実用英語技能検定 ※3級以上、ただし従来型を除く
・GTEC(ジーテック)
・IELTS(アイエルツ)
・TEAP(ティープ)
・TEAP CBT(ティープ シービーティー)
・TOEFL(R) iBT(トフル アイビーティー)
・TOEIC(R) L&R+TOEIC(R) S&W(トイック エルアンドアール/トイック エスアンドダブリュ
※2019年7月2日にTOEICは大学入学共通テストから撤退することが発表されました。
英語の長文読解の勉強法とは?
ここでは、普段から行うと効果的な英語の長文読解の勉強法について説明していきます。いつもの学習でどのように勉強したらよいかわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
①単語や熟語を覚えておく
できるだけ多くの英単語・英熟語を覚えていたほうが、英語の長文は読みやすいですし理解しやすくなります。普段から単語帳などを使ってコツコツと地道に覚えていきましょう。
②文法をしっかりと理解する
英単語や英熟語と同様に、文法を理解することも重要です。
文法が苦手という方も多いと思いますが、覚えられていないページに付箋をつけ空き時間に何度も見るなど、自分なりに工夫して勉強しましょう。また例文を繰り返し音読して、暗記するようにするとよいですよ。
例文を覚えていれば試験で難しい文法が出てきても、暗記した例文に当てはめて考えることで正しい答えを導き出せるはずです。
③英語の長文を読むことに慣れておく
英単語や英熟語を覚え、文法を理解したら、さらに英語の文章を読むのに慣れておきましょう。そうするためには、たくさん長文読解の問題を解き、復習して知識と経験を積み重ねることが必要です。多くの問題集を解くのではなく、ひとつの問題集を暗記するほど繰り返し解くことも重要ですよ。
大学入学共通テストにおける英語の長文読解対策とは?
「大学入学共通テストで、英語の長文をどう読み解いていけばよいかわからない」こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そこでここでは、英語の長文読解対策について見ていきます。
①問題文を先に読んでおく
英語の長文は本文を読む前に、まずは問題文から読みましょう。またその時にいくつか選択肢があったら、その選択肢にも全てしっかりと目を通しましょう。そうすることで本文に取りかかる前に、だいたいどんな内容の英文なのかをつかむことができます。
また問題文を先に読むことで、問題に関連してそうな部分を後からしっかり読み、関係ないと思われる部分を軽く流せるので時間を有効に使うことができます。
②本文を和訳せずにそのまま読む
本文を読み進める際にはいちいち和訳せず、英文のまま読むようにすることです。そうすると本文を早く読むことができます。
いちいち和訳をしてしまうとどうしても時間がかかり、どうしても時間が足りなくなってしまいます。和訳せずに英文のまま読む習慣をつけると、英語を読んだだけでに頭の中に文全体のだいたいのイメージが浮かぶようになります。
これを習得するためには、例えば英単語を覚える際にも、日本語訳だけでなく英語も一緒に頭の中にイメージするとよいですよ。
この勉強法は、英単語を暗記する際などにもおすすめです。
③単語の意味を推測しながら読もう
長文を読んでいて文中にわからない単語が出てきた際には、その単語のだいたいの意味を推測しながら読み進めていきましょう。
たとえ単語そのもののの意味がわからなくても、前後の文の意味から予想することができます。この力がつければ、ある程度の単語を覚えてさえいればで長文を読解することができるのです。
④重要だと感じた部分にはチェックをいれておく
問題に先に目を通した際に、ここは重要だと感じた部分にはチェックをいれておきましょう。もし、問題の答えになりそうな文があったら、先に解答してしまっても良いですよ。
重要そうな文を見分ける方法としては、例えば文と文のつながりを示す言葉である「for example」「however」、逆接の言葉を表す「but」「however」などがあれば、このような文の後には、筆者が伝えたい言葉が多くなるので線を引くなどチェックをつけましょう。 このように先に印をを付けておくことで、見直しの際にその印が付いた文を中心に読んでいけば内容をすぐ理解することができます。
大学入学共通テストの勉強法!読解対策を紐解く! まとめ
大学入学共通テストでは、センター試験の「聞く」「読む」の2技能を評価するものに加え、さらに「聞く」「読む」にさらに「話す」「書く」を加えた4技能で評価されるようになります。また、新たに民間の資格·検定試験が導入され、3年生で受けた試験結果を各大学に提供することとなります。
また普段の勉強の中で、長文読解のため、あらかじめ英単語や英熟語を覚え文法を理解し長文を読むことに慣れておくことも重要です。さらに大学入学共通テスト際には、問題文を先に読んでおいたり本文を和訳せずにそのまま読むなど、限られた時間のなかで工夫しながら読解することがカギとなります。
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