【数学】大学入学共通テスト[プレテスト解説]から数学?Tを対策

【数学】大学入学共通テスト[プレテスト解説]から数学?Tを対策

21年度から始まる大学入学共通テストは過去問がないため対策に困っている受験生は多いのではないでしょうか。

そんな不安を解消するために大学入試センターより全国約8万人の高校生に対して試行調査(プレテスト)が行われました。

プレテストでは実際の大学入学共通テストの傾向を知るには外せません。

特に数学のプレテストは従来のセンター試験とは異なる形式で出題がされていることからプレテストの分析は必要不可欠です。

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プレテストにおける数学Ⅰの特徴

数学

まずはプレテストがどのように出題されどの点がセンター試験とは異なるのかを知る必要があります。

特徴を知ることにより数学Ⅰの対策をたてることができます。大学入学共通テストのプレテストの問題及び解説、解答は実際大学入試センターより自由にダウンロードできるのでまずは自分の目で見ることも大切です。

大まかなイメージをつかみましょう。

日常と結びつけた数学

大学入学共通テストの数学Ⅰで最も目を引いたのは「階段の角度」の問題や「コンピューターのアプリ上でのグラフ」に関する問題など、日常で使われている数学に関連付けて出題がされているところです。

実際に階段の写真や図、コンピューターの画面を模した写真が問題とともにあります。

センター試験ではこのような問題は一切ありませんでした。センター試験では角度ならば図形が描いてあるだけ、グラフならばグラフのみが描いてあるだけでした。

従来の教科書にもセンター試験に倣って出題があるので、初見では戸惑う内容となっています。

文章量

圧倒的に文章量が増えているのもプレテストに見られた傾向です。

プレテストは二回行われましたが、第一回に比べ第二回はやや文章量が減ったとはいえ、従来のセンター試験と比べると文章量が多いです。

条件としてあげられるものや、定理の説明などが加えられたことに加え、日常に関係する数学の問題ではそれに関しての説明もあるため読まなければいけない文章が増え情報処理能力を高める必要があります。

単純計算では答えがでない

数学Ⅰのプレテストでは文章量が増えたことと相関し単純に計算をし、答えを出す問題が格段に減りました。

センター試験の大問1では計算問題が出題されるのが常でしたが、大学入学共通テストではこの計算問題数が少なくなるもしくは計算問題自体が出題されない可能性が高いです。

一問一問が独立し答えを出すことができたセンター試験とは異なり、プレテストでは大問で出された問題を理解し進めていく上で何問か解答するというスタイルが主流でした。

大学入試センターの出題意図

意図

上記のプレテストの特徴からも分かるようにセンター試験とは大きく異なることがよく分かると思います。

これに関して大学入試センターから出題意図が提示されました。

学入試センターは大学入学共通テストをつくる機関ですから、必ず彼らの出題意図を知らなければなりません。

上記の特徴と照らし合わせて出題意図を理解していきましょう。

思考力・判断力の向上

文章量の増加、計算問題の減少における大学入試センターの意図は受験生に思考力・判断力に焦点を当て学習を進めて欲しいという点からきています。

つまり目の前にある計算問題を解くことが数学を十分理解しているかの判断基準とはならないということです。

文章から必要な情報を読み取り、理解した上で計算を解くことができて数学を理解していると評価されるのです。文章量が多いということは文章を読み解く情報処理能力も求められます。

文章を読む時間も必然的に割かなければならないので計算を解くだけでよかったセンター試験よりも一題にかける時間が圧倒的に長くなります。

いかに効率よく解き進めるかということも着目されています。

日常における問題解決能力の向上

プレテストでは階段やコンピューターといった私たちの身の回りにあるものに関連付けて出題がされていました。

これまでセンター試験や高校数学は数学のテキストにある問題を解くばかりで、実際の生活の中にある数学との結びつきは薄いものでした。

プレテストでは日常生活における数学を意識的にピックアップし、数学を使って実際の問題を解決する問題が出題されました。

これは日常生活においても数学的問題解決ができる学生を評価するという大学入試センターの姿勢を表します。

数学はただ理論や公式を覚えパターン化されたものを解くのではなく、問題解決のために、論理的な思考を養うために必要であると定義づけられたとも言えます。

プレテスト解説から数学Ⅰの対策をたてる

プレテストの特徴、さらに大学入試センターの出題意図から学生に求められる数学に関する能力はより高度で実用的なものに変わってきていることがわかると思います。

数学Ⅰの対策として外せないのは「数学に対する理解力の向上」「日常的に論理的な意識をもつ」ことです。

数学を理解するためには

数学を深く理解するにはやはり基礎からしっかりと理解した上で学習をすすめることです。

「教科書を読んでよく分からない、けどやり方覚えたからいいや」が通用しなくなるのです。理論を理解し、どのように応用するのかを学習して初めて点数に結びつくのが大学入学共通テストです。

ある程度の解法パターンを覚えることも大切ですが、その解法が何に対するものなのか、何を目的としてつくられたものなのかを理解することを忘れてはなりません。

日常的に論理的に考えるには

日常的に論理を意識するのは簡単なことではないかもしれません。

難しく考えなくても良いのです。当たり前にあるものに実は沢山数学が使われているのです。

数学はテストのためのものではなく、常日頃から私たち自身が接しているものとして知ろうとする姿勢を持つことが大切です。

有名なゲームのキャラクターたちのジャンプにも放物線が利用されていたりするのです。数学は難しいものという意識を捨て、数学は目の前にある身近なものと認識しましょう。

まとめ|プレテスト解説から数学Ⅰの対策をしよう

考える

プレテストは大学入学共通テストの傾向を示す大切な指標です。まずは自分の目で見て大まかなイメージをつかみ、そして分析をし「今何が問われているのか」を意識して学習を進めていきましょう。従来のセンター試験とは大きく異なるということを忘れずにいて欲しいです。

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