【受験生あるある】急に部屋の掃除をしたくなる心理はなに?

【受験生あるある】急に部屋の掃除をしたくなる心理はなに?

受験生の皆さんはもう基本的には1年間、またはそれ以上勉強しなければいけない時期が続きますよね。

受験生ではない皆さんも、定期テストが近づきテスト勉強をしなければいけない時期になると、急に掃除をしたくなることってありませんか?

実は、10人に7人は掃除をしたくなったことがあると言われる程、テスト期間には掃除ブームが各所で巻き起こっているのです。

きっと皆さんも、「本来であれば勉強しなければいけないけれど、ついつい掃除をしてしまい、勉強する時間が無くなってしまった」と言うに経験をしたことがあるのではないでしょうか。

そこで、ここではどうして、「テスト期間になると急に掃除がしたくなるのか」人間の心理と対処方法、そして受験勉強中に掃除をすることによるメリットをお紹介します。

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テスト期間をテスト勉強に使えていますか?

受験勉強ができない部屋

みなさんは、テスト期間中はしっかりテスト勉強に集中できる人ですか?

「テストが実施される日は2週間前から分かっているのに、いざ勉強をし始めるのは前日…」なんてことって、正直よくありますよね。

しかし、単にそれは「先延ばし」や「後回し」であって、テレビを見たりSNSを見たりと、様々な要因や行動が行われています。

今回は、中でも「どうして掃除をしたくなるのか」にフォーカスして「先延ばし」や「後回し」の行動・心理を分析します。

セルフ・ハンディキャッピング

実は、テスト期間中に掃除をしたくなるような行動は、学術的にも名称がついているのです。

そのような行動は「セルフ・ハンディキャッピング」と言います。

何かを失敗してしまった時に、「その原因は自分に不利な状況だった」と、自らにハンディキャップを背負わせる心理的概念を指します。

例えば、サッカーの試合に負けたのは去年の捻挫が治りきっていなかったからだと考えることなどが含まれます。

どうして急に部屋の掃除をしたくなるのか

さて、どうして急に部屋の掃除をしたくなるのか分かってきましたでしょうか。

つまり、どうして勉強しなければいけない時に掃除をしたくなるのかというと、無意識のうちに「セルフ・ハンディキャッピング」を行っているのです。

「私が勉強できなかったのは、掃除をしていたからで仕方がないことでした。」と自分にハンディキャップを持たせたいという心理が働くためなのです。

テレビでもスマホでもなく掃除がしたくなる理由

「受験生=勉強をしなければいけない。」ということは分っているけれど、イマイチ気が乗らないということはあるでしょう。

そんな時、テレビやスマホをだらだらと見ていると「勉強しないで遊んでいる」と思われかねませんよね。

しかし、勉強していなくても掃除をしていれば、なんとなく大義名分が立ち勉強していなくても許されるような気がしてしまうものです。

何故なら、日頃「勉強しなさい」の次か、同じくらい「掃除しなさい」って言われるのですから。

掃除をしたくなる心理への対処方法

それでは、いったいどうすれば本当は受験勉強をしなければいけないのに、「掃除をしてしまう。」無意識に起こる心理を防ぐことができるでしょうか。

後にも紹介しますが、勿論掃除することにはメリットもありますので、一概には言えませんが敢えて受験勉強をしなければいけないタイミングで掃除をする必要性はほとんどないでしょう。

セルフハンディキャッピングはのやっかいなところは、実は気付かないうちにその選択を行ってしまっているところです。

潜在意識の中で「とにかく掃除を今すぐしなければいけない!」と誤認してしまっているのです。

そのため対処方法としては、まずは自分でその行動パターンに意識を向けられるかどうかがカギになります。

セルフハンディキャップを防ぐ!

そこで、受験勉強を差し置いて掃除をしてしまうのを防ぐには、まず「勉強したくないから言い訳に掃除しようとしている自分」に気付く事です。

ふと掃除をしたいなと思った時に「これはセルフハンディキャップだ」とよぎること気が付く事ができれば、「掃除をするか、しないか」を選択することができます。

もし、そこで「掃除をする」と決めたとしても「勉強できるスペースができたら終わり!」としたり、「5分でできる分だけ掃除しよう」とはじめからリフレッシュ程度の掃除に制限をすることで勉強の妨げにならずに掃除をすることができます。

そして、「受験勉強をしなければいけない時間」を確保することができるでしょう。

受験勉強中の掃除のメリット

汚い部屋

受験勉強をしなければいけない時期に、掃除をすること自体は実はメリットもあるのです。

単純に部屋が綺麗になるというメリットは勿論ですが、受験生にとっては上手く掃除を使えば様々なメリットを得る事も出来るのです。

もちろん模様替えをしたり机の中身や棚の入れ替えなど大掃除をして一日無駄にするなんてことは言語道断ですが、ちょっとした掃除は受験生にもポジティブに働くことが多いでしょう。

ポジティブに時間を過ごしリフレッシュにもなる

掃除をすると、なんとなく「良い事をした」気分にもなり前向きになれる時間になります。

ちょっと5分ゴミ拾いや掃除機をするだけで気持ちの切り替えになり、その後の受験勉強で集中力がアップするでしょう。

音楽を5分聞くよりも体を動かすことができ、スマホを5分見るよりも見切りをつけやすいです。

部屋がきれいになり、気持ちが勉強に集中できる

部屋があまりに汚いと視界に様々なものが入ってきて集中力が散漫になります。

勉強する机に向かった時に視界に入る部分は極力すっきりさせるのが一番集中力は高まります。

ちょっと振り向いたら漫画が置いてあるなんてことになると、「一冊だけ…」だったはずが気付いたら止まらなくなってしまうなんてことにもなりかねません。

できる限り勉強する環境には余計なものは排除したいですが、その作業は1度限りで済むように段ボールなどにまとめて入れてしまいましょう。

掃除をした焦りを前向きなエネルギーに変える

これは性格に寄って上手く使い分けて頂きたい対処方法ですが、「掃除をしてしまったから勉強する時間が減ってしまった!」という気持ちを「残された時間で集中して勉強しないと!」と変換していく方法です。

特に悲観的な人は焦りを覚えやすいので、有効に使っていくことをおすすめします。

しかし楽天的な人だと「掃除をしたけれど、まだ時間はある!大丈夫!」とまたのんびりしてしまう可能性があるので、注意していただきたいです。

まとめ

掃除しようとする女性

いかがでしたでしょうか。

「受験勉強をしなければいけない時に、掃除をしたくなる」心理は分かりましたでしょうか。

そして、「掃除をしないようにする」対処方法や掃除を前向きに変換していく考え方をご紹介しました。

ちなみに、私は、テスト勉強の計画を立てることに時間を使ってしまっていました。
受験生は学習計画を立てることで受験期間を終わらせてはいけません!

掃除ではありませんが、勉強時間を圧迫するほどの計画書は絶対に要りませんよね。

心のどこかで「掃除していたから勉強できなかったなぁ。仕方がないな。」と思わなくても済むように、これからは「掃除をしたい」と思った自分の本当の気持ちに意識を向けていきましょう。

そして、もし掃除をするのであれば短時間で勉強スペースを確保することに専念し、上手く自分の集中力を上げることにつなげて行きましょう!

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