「勉強に集中できるようになるための食べ物や飲み物って何かないの?」
「受験勉強の合間に食べるといいものを探してる!」
このように考える受験生もいるかと思います。今回は、現役の早大生である筆者が、勉強に集中できるおすすめの食べ物や飲み物とその効果についてお話ししたいと思います。
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食べ物と脳の関係
脳の働きは、その人がどんなものをどれだけ食べたかということに大きく左右されます。
脳の神経細胞は、その人が経験したことや学習したことによって、その結びつきが変化します。この脳の神経細胞の性質を「シナプス可塑性」といいます。
神経細胞の結びつきが柔軟なほどシナプス可塑性が高いといいます。
シナプス可塑性が高い人は、物事を学習したり、変化に対応したりするのが速いと言われています。
シナプス可塑性を活性化するためには、正しい生活習慣、バランスのとれた食事、適度な運動などをしっかりとすることが大切だと言われています。
そのため、食事に気を使うことは学習効率を高めるために必須のことであると言えるでしょう。
勉強に集中できるおすすめの食べ物10選
勉強に集中できるおすすめの食べ物10選は以下の食べ物です。
①ラムネ
②チョコレート
③ナッツ類
④ガム
⑤青魚
⑥卵
⑦大豆製品
⑧バナナ
⑨海藻類
⑩ドライフルーツ
①ラムネ
勉強中にラムネを食べるメリットは、手軽にブドウ糖を補給できることです。脳は勉強中に大量のブドウ糖を消費します。そのため、受験生は、脳の栄養が枯渇してしまわないように、脳の栄養を摂取しなければなりません。
ラムネには、脳の栄養となるブドウ糖がたくさん含まれています。特に森永製菓のラムネはブドウ糖の含有率が90%と高い数値になっているのでおすすめです。
②チョコレート
チョコレートにも脳のエネルギー源となるブドウ糖が多く含まれています。
また、チョコレートには集中力や記憶力を高めると言われているカカオポリフェノールやテオブロミンが含まれています。
カカオオポリフェノールは、記憶・学習能力の増強に関わる物質であるBDNFを増加させる働きがあります。また、テオブロミンはカフェインの仲間で、カフェインと同様に興奮作用があり、大脳皮質を刺激し、学習能力を向上させる働きがあると言われています。
③ナッツ類
くるみなどのナッツ類には、オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸が多く含まれています。α-リノレン酸は脳神経の発達や活性化を促進します。そのため、集中力や判断力を向上させるのに必須の栄養になります。
また、ナッツ類にはレシチンという成分も多く含まれています。レシチンは、記憶を司る伝達物質であるアセチルコリンの材料であるため、記憶力を維持するためには必須の栄養です。しかし、ナッツは高カロリーな食べ物なので、食べ過ぎには注意して下さい。
④ガム
噛むことは脳の働きをよくするための良いツールになります。ものを噛むことによって脳からα波が出て、リラックスした状態になり、集中力が高まります。
また、噛むことによって脳の血流が良くなり、脳の様々部分を活性化させます。その中でも。前頭前野と呼ばれる部分は、人間の理性的な思考を司っており、ここに血が回ることによって判断力や記憶力が向上します。また、短期記憶を保存する場所である海馬も、噛むことによってその機能が向上すると言われています。
⑤青魚
青魚を食べると記憶力が向上する効果があるのではないかと言われています。
青魚にはオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれています。DHAやEPAは神経細胞や目の網膜を構成しており、これらが不足すると脳や目の機能が落ちる原因になると言われいています。
オメガ3脂肪酸は、タラやスケトウダラ、サーモン、スズキ、サバ、ドジョウ、マグロなどの魚に多く含まれているため、受験期は夕飯などにこれらを多く出してもらうのもいいでしょう。
⑥卵
卵にもレシチンが多く含まれています。レシチンは先述の通り、記憶力を維持するのに大切な栄養です。ちなみに、レシチンは卵の白身ではなく、黄身により多く含まれています。
⑦大豆製品
大豆にもレシチンは多く含まれています。大豆はナッツや卵よりもカロリーが比較的少ないです。間食時には、豆腐などを食べてお腹を膨らませるのもいいかもしれません。
⑧バナナ
バナナに含まれているトリプトファンには脳を活性化させる作用があります。トリプトファンはセロトニンの材料となります。セロトニンは、人間が起きている間に分泌されているホルモンで、眠りにつく際にはこのホルモンの分泌が減少します。そのため、眠気が覚めない朝や、昼食後のおやつにバナナを食べるとセロトニンの増加を助けるのでいいかもしれません。
⑨海藻類
ワカメやひじきなどの海藻類は記憶力向上に効果的です。
海草類には水溶性食物繊維が多く含まれており、水溶性食物繊維は腸内環境を整えるのに役立ちます。
水溶性食物繊維は腸の中に入った時点で善玉菌のエサとなる結果腸内環境を良好にします。
腸と脳の間には強い関係があります。例えば、緊張している時や不安な時にはお腹が痛くなったりする方もいると思います。逆に腸内環境が悪化してしまうことで、脳に悪い影響を与えてしまうこともあります。そのため、良好な腸内環境を維持していることは、脳の機能を落とさないためにも受験生には大事なことだと思われます。
⑩ドライフルーツ
ドライフルーツも以外にかみごたえがあります。さらに糖分もそれなりに入っていて、良い糖分補給になります。また、ビタミンや食物繊維も多く含まれているので腸内環境をよくする手助けにもなるでしょう。
勉強に集中できるおすすめの飲み物3選
勉強に集中できるおすすすめの飲み物3選は以下の飲み物なります。
①コーヒー
②緑茶
③水
以下ではそれぞれの飲み物を飲むメリットをご紹介します。
①コーヒー
ご存知かもしれませんが、コーヒーに含まれているカフェインには記憶力と集中力を増加させる働きがあることが確認されています。カフェインは脳の中枢神経を刺激することで、結果的に記憶力と集中力を向上させる効果をもたらすと言われています。
コーヒーを飲むおすすめのタイミングは、昼食を食べた後の昼寝の時間の前です。
昼寝前にコーヒーを飲むと眠れなくなってしまうのではないかと思う人がいるかもしれませんが、カフェインは摂取されてから15分から30分程度でその効果が現れるので、その15から30分間の間に睡眠を取れば、睡眠とコーヒーの2つの力を享受して目を覚ますことができます。ちなみにこの手法は「コーヒーナップ」と呼ばれています。
②緑茶
緑茶に含まれるカフェインでも脳の機能を向上させる効果があることが確認されています。また、緑茶に含まれるテアニンには、勉強に活きる様々なメリットがあります。
テアニンはそれ自体で集中力を向上させる効果があるので、コーヒーよりも集中力アップの効果は強力かもしれません。また、テアニンを摂取すると脳でα波が出ます。α波はリラックスした状態の時に出る脳波です。α波の作用により、勉強中の細かなミスが減る効果が期待できます。
さらに、テアニンには睡眠の質をよくさせる効果があると言われています。そのため、コーヒーを飲むと夜に眠れなくなってしまうという受験生は緑茶を代わりに緑茶を飲むことをおすすめします。
③水
意外かもしれませんが、水にも記憶力や集中力を向上させる効果があると言われています。水が記憶力や集中力の向上になぜ役立つのかはまだわかっていないようですが、脳の80%は水によって構成されています。そして水分は体から常に放出されています。そのため、水を取り入れるだけで脳の機能が向上するのは不思議ではないと考えられています。
勉強に集中できる食べ物と飲み物についてのまとめ
今回は、勉強に集中するときに摂取すると良い食べ物や飲み物をご紹介しました。
ちなみに、筆者の家庭では父親が肉が食べられなかったため、昔から食事のメインは魚になることが多かったです。その効果があったのかは分かりませんが、大学は自分の第一志望の大学に進むことができましたので、魚料理をたくさん出してくれた母親と、肉が嫌いな父親には感謝してもし切れません。
また、余談ですが、普段から魚料理を食べる機会が多いと、箸で魚の骨を取る作業が人よりも上手くなります。みんなで魚料理を食べる時に自慢できるので筆者としては、普段から魚料理を食べるようにするのはおすすめです。
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