青森県立弘前(ひろさき)高等学校は、青森県弘前市にある公立の高等学校です。
60年以上の歴史を持つ、「弘高ねぷた祭り」は学生からは言わずもがな、地域の人からも愛され、ねぷたの為に高校に入学を決める学生もいるほどの恒例イベントです。
弘高(ひろたか)とも呼ばれる弘前高等学校は、偏差値も県内トップクラスで、進学校としても知られています。
今回はそんな弘前高等学校について、偏差値・難易度・特徴などについてまとめていきます!
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弘前高等学校の基本情報
正式名称 | 青森県立弘前高等学校(あおもりけんりつひろさきこうとうがっこう) |
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公立私立 | 公立高校 |
所在地 | 〒036-8558 青森県弘前市新寺町1番地1 |
電話番号・ファックス | 0172-32-0251 ・ 0172-32-3227 |
学科 | 普通科(二年次から文類科・理類科に分かれる) |
学生数 | ひと学年240名 |
アクセス | 弘南鉄道大鰐線 「弘高下駅」より徒歩10分 弘南バス 桜ヶ丘行き「弘前高校前」より徒歩5分 久渡寺行き「弘前高校前」より徒歩5分 駒越線(城西大橋経由)「本町」より徒歩10分 ロマントピア・相馬線「本町」より徒歩10分 |
(出典:「青森県立弘前高等学校 公式ホームページ」より参照)
弘前高等学校は、男女共学の公立の高等学校です。
アクセスは、近くに駅があるので良好と言えます。通学に困ることはないでしょう。ただ、青森県は雪の降る地域なので、雪の日の自転車通学などには注意した方が良さそうです。
弘前高等学校の偏差値は?
弘前高等学校の偏差値は69で、青森県第三位の偏差値の進学校です。
弘前高校には普通科のみの高等学校で、二年次から普通科の中で文類科と理類科に分かれます。
学生さんには意識の高い人や、能力値の高い人も多く、様々な刺激を受けながら高みを目指していける高等学校となっています。
弘前高等学校の難易度
弘前高等学校の入試倍率は、第一次が1.40倍、二次が1.37倍となっており、最低合格ボーダーラインは、400点以上を目指すことになります。
入試倍率から見ても、弘前高等学校は難関高校と言ってもよいでしょう。
難易度・倍率は高いですが、弘前高等学校に行く価値は大いにあると言えます。
弘前高等学校の特徴
弘前高等学校の一番の特徴・特色は、「弘高ねぷたまつり」にあります。
弘前高等学校では、7月の弘高祭に向けて学生が「ねぷた」を作り、弘高祭初日に市内を運行します。
製作期間は約2週間。学生は土台からねぷたを制作し、学園祭までに仕上げます。
弘高祭のねぷたまつりは「地域のお祭り」と言っても過言ではないほどの大規模なもので、これらを高校生活でやり切った暁には、生徒にとってとても大きな経験・財産が残ることでしょう。
弘前高等学校の授業形式・理念は?
偏差値・学力レベルの高い高校として知られている弘前高等学校ですが、その教育理念・授業形態などはどうなっているのでしょうか。以下、詳細に見ていきます。
弘前高等学校には、学校案内パンフレットなどにも掲載されている理念として、大きく二つの理念がありました。
・一つ目は、「持って生まれたものを深く探って強く引き出す人」。
・二つ目は、「自学自習・規律ある自由・体力の増進」です。
(一つ目は”目指す人間像”、二つ目は”教育目標”となっています。)
「持って生まれたものを深く探って強く引き出す人」とは?
具体的に言葉の意味を、学校内資料などから読み取っていきます。
この目指す人間像の意味としては、「偉い人や名高い人になろうとするのではなく、持って生まれたものを引き出そう。そうすれば、自然と世の役に立つ。」という意味だと読み取れます。
つまり、地位や名声の欲しさに行動するのではなく、あなたにしかできないこと、あの人にしかできないことがあるはずから、そうやってお互いを助け合って生き、そうすることで世界は回るんだよ。という事を伝えたいのだと思います。
道に迷ったとき、どうしたらいいかわからない時など、そんな時にはこの言葉の通り自分にしかできないことを探して、それを極める事も大切になってくるかもしれませんね。
「自学自習・規律ある自由・体力の増進」とは?
こちらも同じく、学校ホームページなどから読み取っていきます。
規律ある自由とは、これから平坦ではない道を歩む中で、集団やルールに埋もれてしまわずに、ルールや集団(規律)の中でも自由な発想・アイデア、行動を発揮できる能力を養おう。
そのためには自学自習し、また更にそのためのタフな体力と精神力を養おう。
という意味だとホームページの解説などから読み取れます。
(※解釈は一参考としてください。)
授業形式は?
授業は50分授業で、月曜日と金曜日は6時間授業。火曜日・水曜日・木曜日は7時間授業となっています。ちなみに、朝の8時15分から8時25分までの10分間にはショートホームルームがあります。
授業は高度でスピーディー。予習と復習はかなり重要な部分となってきます。
偏差値の進学校名だけあり、先生方も熱心な方が多く、時には愛情をもってのお叱りなどもあるようですが、それもあっての進学実績となっているのでしょう。
弘前高等学校の校則・制服は?
青森県のほかの高校と比べても、校則は緩めのようです。
昼休みなど休み時間でのスマートフォンの利用は許可されており、奇抜な髪型などさえしなければ比較的自由な校則の学校の様です。
これは、学校の教育目標にも合った規律ある自由も反映されてのことかもしれません。各学生が、良識の範囲内での行動を心がけることによって秩序が保たれているのだと推測できます。
制服に関しては、「普通だ。」との意見が比較的多く見られますが、可愛いという意見も幾つかありましたので賛否両論ありそうです。
弘前高等学校の行事・イベントは?
弘前高等学校のイベントは、新一年生からすると大きくわけて一年間で5つあります。
「部活紹介」「校内総体」「弘高祭」「運動会」「校内文芸コンクール」の5つがあります。
4月には部活紹介があり、それぞれの部活動が体育館のステージの上で実際の練習風景を見せたり、アピールをして新入生たちを勧誘します。
思わず息をのんでしまうものもあれば、クスリと笑ってしますものまであるのでとても楽しみなイベントでもあります。
校内総体では球技を始めとするスポーツで、学年ナンバーワンを競い、奮闘します。
弘高祭は全3日間で行われ、初日はねぷた、2日目は弘前市民体育館でのステージ発表、3日目は文化部は展示、運動部は模擬店、最後は後夜祭など、盛りだくさんのイベントで弘高全体が盛り上がります。
これらの他にも、遠足や修学旅行などもあるので、とても充実した学生生活が送れることでしょう。
卒業生の進学先・合格実績
弘前高等学校では、ほとんどの学生が4年制大学への進学をするようです。
また、弘前高等学校は、国立大学進学率が東日本でトップ10を争う高校で、国立大学への進学を考えている学生さんにとっては心強い実績・環境かと思われます。
▼以下、令和2年度 現役合格実績▼
国立:東京大学4名、東北大学31名、岩手大学11名、弘前大学61名、千葉大学8名、秋田大学5名、横浜国立大学2名、福島大学2名、新潟大学4名、茨城大学2名、宮城教育大学2名……など
私立:早稲田大学2名、岩手医科大学2名、東北医薬大学1名、青山学院大学1名、学習院大学2名、駒澤大学3名、中央大学4名、明治大学4名、法政大学2名、日本大学6名……など
(データ出典:「青森県立弘前高等学校 公式ホームページ」より参照)
(データ出典:「教育進学総合研究所 国立大学進学率ランキング ”東日本編”」より参照)
弘前高等学校の偏差値・特徴まとめ
今回は、弘前高等学校の偏差値、特徴などをまとめてみました。
弘前高等学校は偏差値69の進学校で、国立大学進学率は東日本ではトップ10入りします。特徴としては行事やイベントも豊富で、特に「弘高ねぷた」は地域も含めて盛り上がり、最高の思い出となるでしょう。
かけがえのない高校三年間、文武両道を目指しつつ自分の夢や目標へ突き進める環境がそろっています。
ぜひ、文化祭や行事ごとにも参加してみてはいかがでしょうか。
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