近畿大学附属高等学校の偏差値は?特徴・評判・難易度まとめ

近畿大学附属高等学校の偏差値は?特徴・評判・難易度まとめ

近畿大学附属高等学校は大阪府東大阪市にある中高一貫の私立高校です。

文理コース、英語特化コース、進学コースの3つに分かれており、進学コースの卒業生の8割は近畿大学に進学します。
文理コースの学生は国公立大学を目指し大阪大学、神戸大学に進学する学生もいます。
近畿大学附属高等学校は早くからICT教育に力を入れており、全校生徒がipadを入学時に購入し授業に役立てています。

今回はそんな近畿大学附属高等学校の偏差値や難易度、特徴、評判・口コミなどをご紹介します。
受験校選びの参考にしていただければ幸いです!

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近畿大学附属高等学校の基本情報

近畿大学附属高校 _校章

引用:近畿大学附属高等学校公式HPより

名称 近畿大学附属高等学校
区分 私立高校
設置学科と偏差値 ・Super文理コース:71
・特進文理コースⅠ:68
・特進文理コースⅡ:66
・英語特化コース:63
・進学コース:63
創立 1939年
所在地 〒578-0944
大阪府東大阪市若江西新町5-3-1
問い合わせ先 TEL:072-293-1221
公式HP https://www.jsh.kindai.ac.jp/hs/

出典:近畿大学附属高等学校 アクセス
偏差値出典:みんなの高校情報

近畿大学附属高等学校部活動

以下に部活動の一覧を載せています。

運動部 文化部
野球部
陸上競技部
相撲部
卓球部
ラグビー部
バレーボール部
バスケットボール部
ソフトテニス部
硬式テニス部
柔道部
剣道部
山岳部
体操競技部
バドミントン部
サッカー部
レスリング部
水泳部
ゴルフ部
アメリカンフットボール部
洋弓部
文芸部
吹奏楽部
新聞部
放送部
写真部
美術部
書道部
生物部
茶華道部
囲碁・将棋部
出典:近畿大附属高等学校 クラブ紹介

近畿大学附属高等学校には運動部が20部文化部が10部あります。

近畿大学附属高等学校は部活動が盛んで多くの部活が全国大会に出場しています。
中でも野球部は強く甲子園にも出場しています。

近畿大附属高等学校の偏差値・難易度

ここでは近畿大附属高等学校の偏差値難易度を紹介していきます。
近畿大学附属高等学校には複数のコースがありそれぞれ偏差値が異なるので自分のレベルに合ったコースを見つけ対策しましょう。

近畿大附属高等学校の偏差値は?

近畿大附属高等学校には文理コース、英語特化コース、進学コースの3つのコースがあり、文理コースは京都大・大阪大を目指すSuper文理コース難関国公立大学を目指す特進文理コースⅠ国公立大学を目指す特進文理コースⅡの3つのコースに分けられます。
それぞれ偏差値が異なるので注意してください。

各コースの偏差値は以下の通りです。

コース 偏差値
Super文理コース 71
特進文理コースⅠ 68
特進文理コースⅡ 66
英語特化コース 63
進学コース 63

出典:みんなの高校情報

近畿大附属高等学校の難易度は?

近畿大附属高等学校の偏差値を見ると、最難関のSuper文理コースは偏差値71と大阪府内14位の非常に高い難易度になっており、英語特化コース、進学コースも偏差値63なので対策が必要です。
試験科目は英数国理社の5科目で各100点満点です。どのコースを受けても基本的に同じ入試問題を解きますが、各コース、専願、併願によって合格最低点が変わります
各科目の難易度は、国語が比較的易しいと言われているので得点源にしたいところです。逆に理社などは公立の入試よりも難しいので対策して挑みましょう。

1つ注意が必要なのが、英語特化コースです。英語特化コースのみ少し入試制度が異なります
英語の学力に重きをおいているので、英語の得点を100点から200点満点に換算します。また英検などの英語資格の取得により優遇措置があります。
ですので英語特化コース志望の人は他のコースよりも英語の勉強に力を入れましょう。

次に、入試の特徴です。近畿大学附属高等学校は1回の試験で複数のコースを受験可能です。第5志望まで出願でき、第1志望のコースに合格できなくても第2、第3志望のコースの合格点を超えていれば合格することができます。
例を挙げると、Super文理コースを第一志望に合格点に満たなかった場合でも他の特進文理コースⅠ、Ⅱ、英語特化コース、進学コースを希望しておけば合格点を超えたコースに合格することができます。

またKスカラシップという奨学金制度もあり、入試で高得点を取ると入学金と3年間の授業料が免除されるので学力に自身がある方は狙ってみてはいかがでしょうか。

その他の入試方式は特技専願A方式B方式があります。こちらはスポーツや文化活動を重視する入試方式です。
A方式には特定の運動部での活躍が必須ですが、学科試験がありません。こちらは進学コースだけしか受験できませんが、部活動や課外活動に力を入れてきた学生は検討してください。

近畿大学付属高等学校の特徴・特色

ここでは近畿大学付属高等学校ならではといった特徴・特色をご紹介します。
この高校にしかない特徴を知ることは、受験勉強の大きなモチベーションになるのでお役立ていただければ幸いです。

ICT教育のパイオニア

近畿大学附属高等学校は近年注目を集めているICT教育に早い段階から取り組み2013年には「1人1台のiPad」を活用できる環境を実現していました。br 現在も入学時に全生徒がiPadを購入し1年時からICT教育システムを通し、授業動画、教材発信、課題提出、小テスト、など学校生活のさまざまなところで活用しています。

また、昨今の感染症により通学が困難な時もICT環境をフル活用し、全教員がiPadを利用した遠隔学習指導を実施し継続的な学びを可能にしてきました。

こうした取り組みは、2013年の「e-Learning Award 文部科学大臣賞」の受賞や、2014年に日本初のApple Distinguished School(ADS)への認定等で高い評価を得ています。

Apple Distinguished School (ADS):
すべての生徒、教職員が24時間365日、一人一台のAppleのノートブックまたはiOS製品を利用でき、生徒の学びへ積極的な関わりを高める革新的で魅力的な学習環境を整備している学校を対象にしたApple社による認定プログラム。

近畿大学との密接な連携

近畿大学附属高等学校では近畿大学との連携に力を入れています。

「高大一貫7カ年教育」というテーマに沿って高校3年間を通して近畿大学での学びに触れる機会をたくさん設けています。
代表的なのは、「近畿大学の教授による特別講義や学校説明会の実施」「西日本1の来場者を誇る近畿大学のオープンキャンパスへの参加」「大学進学内定後の大学教授による入学前教育(3年生3学期)」です。
これらを通して、個々の興味関心を広げ大学進学後も主体性を持って活躍できる人材を育成しています。

またこれら以外にも、「学部別クラスでの特別講座」、「3週間のオーストラリア海外語学研修(希望制)」、「1万字の卒業論文」、「iPadを使ったプレゼン大会(1,3年次)」など非常に様々な取り組みで生徒を支援しています。

難関国公立大学への進学

近畿大学附属高等学校では7割の学生が近畿大学に進学するのでこちらの実績が目立ちますが、近年、国公立大学への現役合格率でも高い数字を誇っています

Super文理コースの生徒は過去8年で国公立大学への現役合格率70%、直近の8期生に限定すると85%以上が国公立大学へ現役合格をしています。
中でも多い合格先は大阪公立大学、大阪大学、神戸大学です。

近畿大学附属高等学校では、
「確かな進路指導」
「効果的な受験対策講座」
「充実した学習資料」
「整った自学自習環境」

を難関大学合格の4つ柱と設定し生徒たちを指導しています。

近畿大学付属高等学校の進路実績と就職状況

ここまで近畿大学付属高等学校の特徴などを紹介してきましたが、やはり気になるのは卒業後の進路だと思います。
ここでは近畿大学付属高等学校の卒業生の主な進学先をご紹介します。

近畿大学付属高等学校の主な進学先

公式HPで公表されていた令和4年度入試の合格者数より、合格者の多い大学を5大学を抜粋しました。

大学名 偏差値 合格者数
近畿大学 40.0~65.0 592人
関西大学 50.0~67.5 57人
立命館大学 50.0~67.5 54人
関西学院大学 47.5~70.0 37人
龍谷大学大学 37.5~55.0 30人
出典:近畿大学附属高等学校 進路
偏差値出典:パスナビ

進学先としてはやはり近畿大学が1番多く、それに関西の有名私大が続きました
国公立大学では大阪公立大学の22人が最多です。

近畿大学への進学者の多くは推薦なので、やはり一般受験する人の多くは難関私大、国公立大学を志望するようです。

近畿大学付属高等学校の口コミ・評判

最後に近畿大学附属高等学校の卒業生や在校生による、口コミ評判をいくつかご紹介します。ぜひ高校選びにお役立てください。

近畿大学附属高等学校の良い評判

まずは近畿大学附属高等学校の良い評判からご紹介していきます。

  • 全国大会に進む部活が多い
  • 人工芝のグラウンドや、冷暖房完備の教室、体育館など設備整っている
  • トイレがきれい
  • 友達がたくさんできる
  • 充実して、楽しい学校生活は送れる
  • プールの授業がない
  • いじめを聞いたことがない
出典:みんなの高校情報

様々な口コミが有りましたが、学校の設備面を評価する声が多く見られました。
中でもトイレと冷暖房完備に関する口コミが多かったです。

またプールの授業がないことを喜んでいる口コミも印象的でした。

近畿大学付属高等学校の悪い評判

良い評判があれば、やはり悪い評判もあります。

  • 頭髪検査やスマホ禁止など校則が厳しい
  • 近大以外の選択肢が持てない授業方針だった
  • 費用が高い
  • 課題が多すぎる
  • iPadを使って遊んでる人がいる
出典:みんなの高校情報

頭髪や身だしなみに関する口コミが多く、「進学コースにはゆるく、文理コースには厳しい」や、「男子に厳しく、女子にゆるい」という意見が多く見られた。

またiPadが上手に活用されていないという意見も少なくなかったので、進学を希望する場合は自分の意思でうまく活用する必要があります。

近畿大学附属高等学校の特徴や評判まとめ

今回は大阪府にある私立高校、近畿大学附属高等学校の偏差値や特徴、口コミ・評判などをまとめてご紹介致しました。

ここまでの情報を踏まえて近畿大学附属高等学校には下記のような特徴があることが分かります。

  • 特色の異なる3つのコースがある
  • 野球部を筆頭に強い部活が多い
  • ICT教育に力を入れ、全生徒がiPadを持っている
  • 近畿大学との連携で高校生の内から自分の興味関心を広げられる
  • 近畿大学附属高等学校は、3つのコースそれぞれが強い特色を持っていたり、「ICT教育」「近畿大との連携」と他の高校には無い特徴を持った非常にユニークな高校です。

    この記事を読みこれらのキーワードに少しでも関心が持てれば、近畿大学附属高等学校への受験を目指してみても良いのではないでしょうか。

     

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