大学入学共通テストの国語が従来のセンター試験から変わるにあたってどのように勉強すればよいのか。まだ具体的な対策法がわからず、勉強を始められていない受験生も多いのではないでしょうか?
ここでは新たに加わる記述式問題の対策法を参考書と共に紹介します。
また、記述式問題の対策をするにあたっての注意点なども紹介しますので是非参考にしてください。
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おすすめ参考書と具体的な対策法!
早速おすすめの記述式対策の参考書と具体的な対策法を紹介していきます。
基礎的な参考書から大学入学共通テストに焦点を当てたものまで紹介していきますので、自分のレベルに合ったものや自分の弱点を改善できるものを見極め取り組んでいきましょう。
現代文ゴロゴ解法公式集
まず初めに紹介するのは、東進ハイスクールで林修先生と同じくらいの人気のある国語講師、板野博行先生の「現代文ゴロゴ解法公式集」です。
ゴロゴというとゴロで覚える古文単語のほうが有名かもしれませんが、現代文のほうもとても素晴らしい内容です。
「現代文ゴロゴ解法公式集」はセンター試験編と国公立・私立大学編の2冊があります。
おすすめの進め方はセンター試験編を完璧にしてから国公立・私立大学編をやることです。
しかし何故、記述式の対策にセンター試験の解法公式集をやる必要があるのでしょうか?
なぜなら記述式は読解力が前提となっている問題だからです。
わかりやすく言うと、記述式問題を解くということは「問題文を正確に読解・分析」→「適切な回答を記述」 というプロセスになっています。記述式問題が出来ない人の多くの原因は最初の工程が出来ていないということです。
そこで読解力をつけるのに、板野先生の「現代文ゴロゴ解法公式集」はうってつけと言うわけです。他の参考書に比べ小さく持ち運びが楽というのも魅力の一つですね。何から始めたらわからないという人は、この本から始めてはいかがでしょうか。
確実に読解力が上がり、記述式に限らず現代文の点数が上がります。
大学入学共通テスト国語[現代文] 記述問題の解き方が面白いほどわかる本
次に、ある程度読解力はついたので記述式問題の具体的な対策をしたいという方におすすめなのが河合塾講師の浦貴邑先生と中崎学先生の参考書「大学入学共通テスト 国語[現代文] 記述問題の解き方が面白いほどわかる本」です。先ほど述べたように記述式問題を解くにあたって読解力はあくまでも前提で、差がつくのは記述力です。
そこでこの参考書は、試行調査(プレテスト)の問題をもとに、大学入学共通テストの記述に焦点を当てて解説しています。一概に記述式問題といっても、大学入学共通テストの記述は手紙やメールなどといった実用的な文章が出題されるという特徴があります。
実用的な文章は自力では対策しにくい分野なのでこの参考書でしっかり対策しライバルに差をつけましょう。
過去問
対策や勉強法もわかり、読解力と記述力の基礎が出来たらあとは練習あるのみです。
そこでおすすめの問題集はずばり過去問です。
センター試験、国公立、私大どれでも構いません。
自分の志望校と志望校に似た問題を出している過去問を解きまくりましょう。特に現役生は学校生活もあり、時間がありません。
そこで効率よく大学入学共通テストと志望校の一般試験や二次試験対策をしましょう。
しかし私立単願で自分の志望校の過去問では大学入学共通テストの対策は出来ないという方もいるかもしれません。
そのような場合、自分のレベルに合った国公立の過去問を解くのも良いですし、私立の過去問の選択肢を見ずに自分で解答を作るなど、工夫して取り組むとより効率よく勉強が進められると思います。
参考書を取り組む際の注意点!
参考書を取り組むにあたって、注意しなければならないことがいくつかあります。参考書への取り組みかたを知らないで勉強しても成績は良くなりません。
せっかく取り組む意欲があるのなら、最大限の効果を発揮しましょう。
記述式問題の採点は自分でしてはいけない!
まず初めに、普段から記述式問題の採点は第三者に行ってもらいましょう。
なぜなら、記述式問題は採点者にわかりやすい解答を目指さなければいけないからです。
自分で作った解答を自分で採点してしまうと解答作成者の主観性が入ってしまい、正確に採点出来ない事があります。
それに加えて、大学入学共通テストの記述式問題は段階評価となっています。
細かい部分点を確認することが重要です。
そこで、学校の先生や塾の講師などに頼んで採点してもらうことを心掛けて取り組みましょう。
大学入学共通テストの記述式問題で採点者が理解できる解答を作ることを常に意識して勉強しましょう。
参考書はたくさんやるよりも一つのものを繰り返し!
次に参考書の取り組み方です。受験本番が近づいてくると焦りからか、大量の参考書に手を出す受験生がいますが特に現役生が陥りがちですが、これはやってはいけません。
参考書のセオリーは浅く広くではなく深く狭くです。
自分に合った参考書が見つけられたのなら、基本的に受験当日までやりこむものだと思ってください。1周で終わらせず、何周もです。
ですので、1周目は軽く全体を見通し全体像をつかむ、2周目から少しずつ細かいとこも見て理解を深める、なんて方法も良いと思います。
受験当日は使い古した参考書が勇気をくれくこと間違いなしです。
[国語] 大学入学共通テストの勉強法! おすすめ参考書での対策 まとめ
今までおすすめの参考書やそれらを使った対策を述べてきましたが、極端に言うと参考書など何を使おうが関係ありません!
というのも、出版されている参考書は基本的にどれも素晴らしく、やった分だけ成績は伸びます。ただ、参考書には自分に合うものと合わないものが存在し、今自分はどんな参考書をやるべきなのかを自分自身で見極める必要はあるというだけなのです。
しかしながら、最もおすすめの参考書と対策を紹介させていただきました。自分に合った参考書がまだ見つかっていない受験生の参考になれば幸いです。自分にあった参考書を見つけ、記述式問題を攻略し、最高の結果をつかみ取りましょう。
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