大学入試制度改革という受験業界の流れの中で一般入試とは別ルートの、AO入試の重要性が高まってきています。
AO入試は一般入試に比べて時期的にも早く行われるケースが多く、大学や学部によって選考方法はじめ、出願時期や出願資格が大きく異なります。
情報収集を早期に行う必要がありますね。
そこで今回は、AO入試の一般的な選考方法、必要とされるエントリーシートの内容や書くポイントなどについて説明をしていきます。
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AO入試とは?
AO入試とは、アドミッションオフィス入試を言い、大学側が設けた合否基準であるアドミッションポリシーに適合する学生を合格させる入試形態です。
浪人生や社会人受験生も本入試制度の利用が可能です。
選考方法は書類審査と面接、小論文などの総合評価が多く、出願条件として高校の成績が問われることは基本的にはありません。
プレゼンテーションやグループディスカッションが要求されることもあるため、しっかりとした準備が必要となります。
出願時期・実施状況
出願時期は一般入試に比べてとても早く、8月1日頃から出願可能となっています。
逆算すると、6月くらいから準備が必要でしょう。
仮に合格した場合、確約という形でその大学に入学することが求められますが、指定校推薦や公募推薦のような拘束力はありません。
また、実施状況としては、平成29年度は168大学579学部ある国公立大学・学部のうち79大学・213学部がAO入試を実施しました。
情報収集
出願時期や選考方法につきできる限り早い時期からの準備が必要なため、情報収集が欠かせません。
様々な方法がありますが、大学ホームページを見る事が最も確実でしょう。
ただし、早くとも6月くらいにならないと、その年の選考方法やスケジュールなど募集要項が公表されないので注意しましょう。
また、オープンキャンパスや学校説明会に参加するのも良いでしょう。
大学全入時代の中、オープンキャンパスを複数回開催する、大学が増えてきています。
実際に大学に出向き、在校生や教員・大学関係者から様々に話を聞くことで、入学してからのイメージも掴みやすいので、おすすめです。
エントリーシートについて
AO入試においては、選考方法の一段階としてエントリーシートの提出が必要で、内容は志望理由や自己アピールなどになります。
何に注意をして書けば良いかがわかりにくいところも多々ありますので、以下でポイントを整理していきます。
アドミッションポリシーとの適合
アドミッションポリシーにどれだけ合っているか、がエントリーシート作成における最大のポイントと言えます。
最もアドミッションポリシーは「探求心と学習意欲が旺盛な学生が欲しい」「協調性がある学生が望ましい」など、抽象的なものであることが多く、これをどう読み解き具体化していくかが腕の見せ所です。
例えば、「探求心と学習意欲が旺盛」ということであれば、小中高の授業や課外学習を通して熱中したもの、時間を忘れるほどに夢中になったことについて書いていきます。
自由研究も良いかもしれません。
「〇〇を授業で習ったが、さらに調べたくなって図書館に入り浸り調べ上げた」など、具体化し、面接官の頭にその様子が浮かぶくらいに出来ると良いでしょう。
勿論それが、大学で学ぶことと結びついているに越したことはありません。
しかしながら、学部学科にもよりますが、「探求心と学習意欲が旺盛な学生が欲しい」という記載であれば、大学に入った後に実験などの過程でつまずくことがありながらも粘り強く取り組むことができるか、与えられた・指示された流れにしか取り組まないのではなく、自分なりに問題意識を持ってチャレンジできるかというところが問われていると考えられます。
ですので、学問領域的に無関係であっても、志望理由を十分にアピールできるはずです。
自分1人で考えることは難しいので、学校や塾の先生にアドバイスをもらうことにはなると思いますが、必ず書かなければならないことが決まっているわけではありませんので、今までの自分の興味や経験から掘り下げて考えていきましょう。
志望動機に説得力をもたせる
仮にアドミッションポリシーに合致していたとしても、その内容は抽象的です。
ここが難しいところです。
本当に入りたい学部学科がある、やりたい研究があるなどの場合は志望理由を比較的スムーズに書くことができるかもしれません。
ただそうでない場合には難しい面もありそうです。
そこで具体的なおすすめの方法は、大学・学部のパンフレットから、そこで具体的に行われていることを把握して、自分の興味や関心に近いものを見つけて書いていくという方法です。
つまり、ゴールから逆算するイメージです。
その大学・学部のAO入試を受ける以上は、少なからず学問的興味があるはずです。
ただ、大学というところがどういった場所かがわからず、入学後にやることを言語化できないという場合も多いのではないでしょうか。
そこで、パンフレットを読むことで、どういう人がどんなことを実際にしているかが少なからずわかるはずです。
面接官は学部の教員であることが多いですので、自分が興味を持った研究分野の教員とは限らずとも、少なくとも関連する分野であることは間違いないので、よく調べている・興味関心があるとの印象を持ってもらえるでしょう。
将来の夢
大学は社会に出る前の準備段階と位置付けられます。
将来の職業や夢からの逆算で、大学で学ぶことが決まります。
AO入試における志望理由として、大学・学部で学ぶことがどのように将来とリンクするかが問われることになるでしょう。
将来の目標が決まっていない受験生も多いでしょう。
その点は全く問題ありません。
大学で何ができるか、△△を学ぶことで□□という将来が考えられるなど、貴学で学ぶことがある成長につながるとの文脈が持てれば大丈夫です。
ただ、一点注意が必要なのは、それを学ぶのは本学でなくともできるのではと思われる恐れがあるということです。
そのためにも、大学・学部の教育方針や指導内容はパンフレットなどでしっかりと頭に入れておく必要があります。
面接でもしっかりと読み込んでいるかが深く問われることがありますから、受験する以上は熟読が必須です。
オープンキャンパスへの参加
AO入試の選考方法やそもそもの出願要件として、オープンキャンパスへの参加が求められるところもあります。
勿論、大学側も少子化などの影響で学生を多くとりたいため、オープンキャンパスや説明会を小規模なものから大規模なものまで複数回実施しています。
実際に大学に出向くことで発見することも多いでしょうし、選考の一部として自分の意欲や熱意を伝えることのできる良い機会になります。
オープンキャンパスへの参加が、参加するだけなのか、何らかのレポート提出が要求されるのか含め選考方法につき情報収集をしていきましょう。
まとめ
AO入試は行きたい大学に行けるチャンスを広げる重要なツールです。
毎年情報は更新されるので募集要項などの情報収集、どの大学が行っているなどの情報はしっかりと確認して、適切な時期に適切な対策を悔いのないように行えるよう今の内から準備を進めていきましょう!
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