浪人生といえば、予備校に通っている印象を持つ人は多いのではないでしょうか?しかし浪人生の中には、宅浪をして志望校合格を目指している人もいます。
予備校に通うことなく宅浪で受験勉強を行い志望校に合格する人もいますが、もし予備校に通うのが面倒だからという理由で宅浪を選択しようとしているなら、もう一度考えてみる必要があります。
今回は、宅浪になる前に必ず知っておくべきことについて、予備校に通っている生徒と比べながら紹介していきます。また宅浪のメリット・デメリットも同時に紹介していきます。今、宅浪するか予備校に通うか迷っている方は是非参考にしてください。
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宅浪と予備校の違い
浪人が決まった際にまず決めるのが、予備校に通うのか宅浪にするかではないでしょうか?どちら道を選択するかで、今後の生活リズムや受験に向けてやるべきことが大きく異なってきます。
宅浪と予備校のそれぞれの特徴を捉えながら、両者の決定的な違いを見ていきましょう。
予備校と宅浪の勉強方法
予備校と宅浪で決定的に変わってくるものが勉強方法といえるでしょう。
予備校に通うと集団授業・個別授業といった対人の授業を受けられますが、宅浪では自宅の机で独学することしかできません。
もちろん、どちらの勉強方法が自分に適しているかは個人差があるでしょう。しかし、分からない問題や疑問に思うことがある場合にすぐ質問することができる点や、プロ講師から問題を解くコツなどを教わることができる点では、予備校に通う方が効果的に実力をつけていくことができるのではないでしょうか?
勉強環境の差
勉強に取り組むうえで、その学習環境は非常に重要な部分です。例えば騒がしいカフェなどで勉強をしても集中することは難しいです。
宅浪の場合自宅で勉強することが多くなりますが、自宅で気になるのは家族の生活音です。浪人生活を送る期間は、神経質になる期間でもあるので、今まで気にならなかった家族の生活音ですら集中できなくなる可能性があります。
また、誘惑する物も多く休憩が癖になってしまったりして思うように勉強ができないことが多くあります。
一方、予備校では勉強することが当たり前の空間なので、自然に勉強に取り組むことができます。また予備校によっては自習室も完備してくれているところも多く、授業時間外でも利用することができます。ライバルの姿を見ることでモチベーションの向上も望めるので、比較的受験勉強に対する意識が続きやすいです。
予備校にも落とし穴が!
一見、宅浪より優れているように見える予備校ですが、実は宅浪よりも注意しなければいけないことがあります。
それは、予備校に通うだけで満足してしまうことです。通うだけで勉強をしたつもりになって実は何1つ自分の物にできていないといった予備校生もいます。
予備校に通うことになっても、向上心を持って勉強に取り組む姿勢を忘れないようにしないといけません。
宅浪のメリットとデメリット
ここまで予備校と宅浪の違いを見てきましたが、予備校に通った方が絶対に良い!と感じた方もいるのではないでしょうか?しかし、宅浪にもメリットが多くあります。
ここからは宅浪に焦点をあてて、そのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
宅浪ならではのメリットもあるので、自分がどの勉強方法をすることが一番志望校合格に近づけるか考えてみましょう。
メリット1:予備校に通うための学費がかからない
予備校に通う学費がいらないのは、宅浪の最大のメリットといえるのではないでしょうか?
予備校に通う生徒の中には、学費を払うためにアルバイトをしながら浪人生活を行っている人もいます。そのような場合、勉強時間や休息の時間が非常に少なくなります。ただでさえ体力や気力を使う浪人生活がさらに厳しいものになります。
宅浪ではそういった心配がなく、保護者としてもお金の心配をしなくて済みます。また予備校の学費は高いところで年間100万円近く必要になるので、宅浪することで受験にかかる費用が非常に少なく抑えられます。
メリット2:時間・勉強方法などに縛られない
宅浪のメリットととして縛られるものが何もないことがあげられます。例えば予備校に通っている場合には、授業の時間・使う教材・勉強する場所・勉強方法など多くのことが縛られます。
しかし宅浪では、志望校合格までの道筋を自分自身で考え、好きなようにスケジュールを組み、時間や場所に縛られずに自分なりの勉強方法で受験勉強をを行うことができます。
予備校の雰囲気や勉強方法が合わなかったり、時間に縛られるのが嫌だと思う方には宅浪の方があっているのかもしれません。
デメリット1:モチベーションの管理が難しい
宅浪で合格が難しいと言われる最大の原因がモチベーション管理の問題です。浪人が決まってすぐの時期は自然とやる気が満ち溢れ、何時間でも勉強に打ち込むことができる人が多いです。
しかし、浪人生活が数ヶ月続くと、はじめの頃のようなモチベーションを保つことが難しくなります。予備校に通っていれば同じ浪人生のライバルを見たり、講師の言葉でモチベーションが上がったりしますが、宅浪ではそういったことがないので、つい休憩の時間が多くなりいつの間にか勉強に取り組む時間が少なくなっているという事が起こります。
志望校合格に向けて強い意志や自分を鼓舞する手段をを持っていないと受験本番までモチベーション保つことができなくなり、無駄な浪人生活を送ってしまうことになります。
デメリット2:誘惑が多く、遊んでも止めてくれる人がいない
宅浪では、勉強をせずに遊んでいても止めてくれる人は誰もいません。
予備校に通っている場合は、嫌でも授業があるので勉強をせずに遊んでいることはなくなります。しかし宅浪の場合は、家族以外注意してくれる人がいないので、気づいた時には手遅れになっている場合もあります。
また自宅では予備校の自習室のように、スマートフォンの利用を禁止したり、居眠りができないようになっていることがありません。そのため一度勉強を始めてもすぐスマートフォンを触ってしまったり、居眠りしてしまっても注意されることもありません。
宅浪ではすべての誘惑を自分自身の意思で断ち切らなければいけなくなっています。
まとめ
今回は宅浪する際に知っておくべきことについて紹介してきましたがいかがでしたか?
宅浪で志望校合格を目指すには本人の強い意志と自分なりの勉強方法を貫く力が必要になってきます。予備校の雰囲気や勉強方法が自分に合っていないと感じている方は、宅浪の選択肢も考えてみてもいいでしょう。
宅浪は合格しにくいという印象もあるかもしれませんが、しっかりと自分の意思を貫ける人なら予備校に通っても、宅浪でも志望校合格までたどり着けるでしょう。
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