一昔前までは、予備校・塾といえば校舎に通いそこで指導を受けることが当たり前でした。しかし近年ではインターネットが発達し、自宅にいながらプロの指導が受けられる通信学習が人気となっています。
また自宅でなく、外出先や電車の中でもスマートフォン1つでどこでも授業を受けられるので、自分の好きなタイミングで勉強することがます。
では近年人気の通信学習と実際に校舎に通塾して指導を受ける方法とでは、どのような違いがあるのでしょうか?今回は、両方の指導形態を持つ2つの塾に焦点を当ててその違いについて紹介していきます
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通塾と通信学習の違い
まずは、通塾学習と通信学習の違いを様々な観点で比較して行きます。
それぞれの教室や通信教育のサービス内容によって一概には言えない部分もあるので、参考程度にご覧ください。
通塾 | 通信 | |
---|---|---|
教室の有無 | ライバルがいる | 家でリラックスして勉強できる |
情報量 | 地域密着 | 全国まんべんなく |
対面サポート | 多い | 少ないorない |
移動時間 | 要 | 不要 |
料金 | 高い | 安い |
自己管理能力 | 通塾することで保たれる可能性大 | 自己管理能力は重要 |
通塾学習のメリット・デメリット
それでは、まずは通塾学習のメリット・デメリットを見ていきましょう。
通塾学習のメリット
通塾学習を利用するメリットは、一番は一緒に勉強する仲間、ライバルがいることかもしれません。
身近に切磋琢磨できる相手がいるとお互いを意識し合って成績が伸びていくということはよくあります。
また、中学入試や高校入試のような地域密着の情報が必要な場合には、地元にある教室に通塾する方が目標の学校の情報が蓄積されているでしょう。
当たり前かもしれませんが、何より対面のサポートが受けられるのは、通信教育に比べると圧勝するポイントになるでしょう。
その点では強制力がないと勉強しない人には通塾の方がおすすめでしょう。
通塾学習のデメリット
通塾学習デメリットは、通塾のために移動時間が掛かってしまうことです。
また、ほとんどの場合は料金は通信教育よりも高くなってしまいます。
料金が上がる理由は簡単で、人件費と教室代が重なって来るからです。
通信学習のメリット・デメリット
次に通信学習のメリット・デメリットを見ていきましょう。
通信学習のメリット
通信学習の一番のメリットは、勉強する時間を完全にコントロールできる点ではないでしょうか。
部活動や習い事などで忙しい人も、自分が好きな時に好きなだけ勉強すればいいのです。
早く終われば周りの人に合わせる必要もなく次の分野に移っていく事ができるのです。
また、学校帰りに塾に通う必要もないので、通塾の時間もありません。
直ぐに家に帰ってからちょっとゆっくりして、夕ご飯を食べてリラックスしてから勉強に取り掛かっても良いのです。
そして、通信教育教材を提供しているところは、もともと大手の予備校だったところや、長年通信教育を提供していたところが多いので、全国の大学別の入試対策情報を持っていることが多いです。
地方にいる学生さんでも質の高い教材や、大学の情報を得る事ができます。
通信学習のデメリット
通信学習のデメリットは、自己管理能力がある程度高くないとどんどんと課題が溜まってしまう可能性がある点です。
通塾でも通信でもつまるところ自分のやる気次第だとは思いますが、それでも通塾の方が目の前に居る人から声を掛けられるので「勉強しなければ!」という気持ちになりやすいかもしれませんね。
通塾と通信学習を行っている塾
ここからは、通塾と通信学習のサービスを提供している塾をご紹介します。
教室主体で始まっている武田塾、映像授業を全国に広めた東進、そして圧倒的な合格実績を誇るZ会、赤ちゃんから社会人まで幅広い年代に教育を提供するベネッセ(進研ゼミ)をご紹介していきます。
武田塾の通塾と通信学習の違い
まず通信学習と通塾の違いを見ていく塾は、日本初授業をしない塾として有名な武田塾です。
授業をしないという事で、他の塾に比べても通信学習でも質の高い指導が受けることが可能になっているのではないでしょうか?
武田塾の通信学習のコースは、自宅受講コースと生配信コースの2種類ありますが、それぞれ実際に通塾して受ける指導との違いや料金の違いについて見ていきます。
料金の違い
武田塾で実際に校舎に通塾する場合の料金は、1年間で約60万円~70万円必要になってきます。
一方通信学習のコースでは、自宅受講コースは詳細が公表されていませんが、生配信コースの料金は月額約21,800円となっています。
実際に通塾する場合の料金に比べると大幅に安くなっており、料金だけ見ると非常に魅力的です。
通塾の指導方法は?
武田塾が校舎で行っている指導は、毎回の確認テストと決められたスケジュール通りに勉強ができていたのかの振り返りと次回までのスケジュール管理となっています。
基本的に大手予備校のように教室で授業を行っているわけではありませんが、それ故に生徒は自ら勉強ん取り組む能力が身につきます。
強制された勉強ではなく、あくまでも生徒が自分自身で行う勉強に重点を置いています。比較的生徒のやる気や、自主性を鍛える指導となっています。
通信学習の指導方法は?
武田塾の通信学習は2種類のコースがありますが、まずは自宅受講コースから見ていきます。
自宅受講コースでは、通塾している生徒とほとんど変わらない指導になっています。直接校舎に行くことはありませんが、ビデオ通話などで講師の顔を見ながら、スケジュール管理とテストの結果から内容の定着率などを確認していきます。通塾している生徒と比較しても校舎で指導を受けるか、自宅で指導を受けるかの違いしかないようになっています。
次に生配信コースですが、このコースは通塾している生徒と比較するとその指導方法が大きく異なってきます。指導内容としては、生配信で出題される課題を決められた期限までに提出し、解説や確認を生配信で行う形になっています。生配信中には、コメント欄を通して他の生徒や講師とコミュニケーションを取ることが出来ます。
通塾している生徒や、自宅受講コースと比較すると生徒と講師が1対1で顔を合わせる場面が無いことが大きな違いです。武田塾の通信学習では、通塾している生徒とほとんど変わらないものもあれば、大きく指導方法が異なるコースも用意されています。
東進ハイスクールの通塾と通信学習の違い
次に見ていくのは、『いつやるか?今でしょ!』で有名な林修先生も在籍する大手予備校東進ハイスクールです。
東進ハイスクールは他の大手予備校と違い映像授業をメインに教育を行っているので、比較的通信学習でも指導が行いやすい塾といえるます。
では東進ハイスクールの通信学習と実際に通塾して受ける授業にはどのような違いがあるのでしょうか、料金や指導方法を比較しながらその違いを見ていきます。
料金の違い
東進ハイスクールの通信学習コースと通塾コースでは多少料金に差が出てきます。
通塾の場合1講座約77,000円で授業を受けることが出来ますが、通信学習になると1講座約85,000円の授業料がかかります。
兄弟割や以前東進ハイスクールに在籍していた人には割引が適応される点に変わりはありませんが、元の授業料が通信学習の方が高くなっています。
武田塾や、他の通信学習塾に比べても東進ハイスクールの通信学習は高額になっているので、少し特殊な塾といっても良いかもしれません。
通塾の指導方法は?
東進ハイスクールに通塾している生徒は、基本的に通っている校舎で映像授業を受けることになります。
他の予備校に比べても、トップクラスの講師陣がそろっており映像授業だけでもしっかりと授業の内容が分かるように工夫されています。また、どうしてもわからない部分があった場合は映像授業終了後にチューターに質問することが出来ます。
またチューター学んだことを自分なりにまとめ報告する時間があるので、アウトプットすることで本当に理解できているか自分自身でも確認でき、学んだことを確実に自分の物できるようになっています。
不安な点としては、プロ講師の映像授業で分からなかった問題をチューターが生徒に理解できるように伝えられるかがあり、校舎ごとのチューターの質も通塾前に確認しておく必要があるでしょう。
通信学習の指導方法は?
東進ハイスクールの通信学習では、自宅で簡単に映像授業を受けることが可能になっています。またスマートフォンなどで簡単に映像授業が受けられるので、外出先や移動中も勉強出来ます。
また通塾と違い映像授業後にチューターへの報告がないため各生徒の担任が付き、月に1回のペースで電話をすることで担任が学習状況を把握します。
一人では、モチベーションが続かないという方でもWEBミーティングという全国の仲間と切磋琢磨できる環境が用意されているので、比較的ライバルや仲間がいなく、一人きりで勉強している感覚にはなりずらいです。
映像授業でどうしてもわからない問題は、FAXで質問をすることが出来ます。特に数学の図を使った問題は電話など口頭での説明が難しいのでわかりやすく背t名ができるように工夫されています。
Z会の通塾と通信学習の違い
Z会とはなんと1931年つづく老舗の通信教育支援事業者なのです。当初から添削に重きを置いてきた歴史があり、現在も非常に評価も高く、その成果は合格実績にも反映されています。
現在では通信教育を主幹としつつも、徐々に対面指導ができる教室運営も都心を中心に拡大してきています。
Z会の通塾と通信学習の違いをご紹介します。
料金の違い
通塾制のZ会教室に入る為には、まず入会金17,000円が必要です。
そして本科受講料が14,900円~/1講座です。
複数口座受講すると割引が入ります。
Z会の通信講座だけの場合は、入会金は不要で「講座料金×講座数」です。
通信講座の講座料金は2,980円~5,980円程度ですので、圧倒的に通信講座の方がリーズナブルに済ませる事ができますね。
通塾の指導方法は?
Z会の教室では、聞くだけではなく参加する授業となっており少人数制で講師や仲間と切磋琢磨しながら力を伸ばします。
各セメスターに1回ずつ学習ガイダンスという面談の時間が設けられます。
通塾ならではの自習室も完備しており、家での学習が苦手な方は校舎を活用することができますね。
通信の指導方法は?
まず、Z会の通信講座の勉強の流れは、動画授業を見て基礎の知識を吸収し、問題演習を行い、添削してもらう課題に取り組み提出します。
提出方法は郵送か、メール、オンライン提出と選ぶことができ約9日程度で添削されたものが返却されます。
添削には、解答に必要な要素の補填や、加点のポイント予備知識など充実した情報が返って来ると非常に評価が高いです。
進研ゼミの通塾と通信学習の違い
進研ゼミは、こどもちゃれんじから、社会人向けの通信講座まで幅広い教育支援事業を行っているベネッセが提供する、小学生、中学生、高校生講座です。
主幹事業は通信教育ですが、近年ではクラスベネッセという小学校4年生~中学3年生向けの通塾教室も開校されるようになりました。
料金の違い
クラスベネッセの料金は、学年や月々の通塾回数にもよりますが、例えば中学1~2年生の人が毎週1時間20分の講座を受ける場合1ヵ月で個別指導料は13,800円です。
その他、入会金は不要ですが、設備費が毎月2,000円掛かります。
通信教育の進研ゼミの利用の場合は、シンプルに講座料金だけです。入会金も不要です。
例えば、中学1年生はなんと9教科の対策と英語検定対策、実力診断テストなどがついて月々6,980円です。
まとめ支払いをすると更にお安くなりますよ!
通塾の指導方法は?
クラスベネッセでは、通信制進研ゼミの教材をベースにコーチが解き方のヒントやポイントを教えて、自分の力で解いていく事をサポートする指導方法を取っています。
個人別指導で一人では勉強を進めていくのが苦手てな人にもコーチが励ましながら、勉強の仕方を教えていきます。
通信の指導方法は?
通信講座では、忙しい人も取り組みやすいように1回あたりの勉強時間が15~30分程度に収まるように設計されています。
勉強スケジュールもアプリから提案されるので、自分が次に何を勉強すればいいのか迷う必要はありません。
また、進研ゼミでは、分からない問題が出た時や進路の相談などをしたいなと思ったときにも頼れるサポートが用意されています。(教科質問サービス、合格戦略アドバイス、学習法アドバイザー)
まとめ
今回は、通信学習と通塾の違いについて紹介してきましたがいかがでしたか?
インターネットが発達する中で、自宅で簡単に指導が受けられるのは非常に魅力的でしょう。しかし、実際に講師と向き合い指導してもらうことで記憶に残る勉強が出来たり、人間的にも成長できたりと通塾するする場合にも魅了は多くあります。
通塾するか通信学習にするか迷っている方は、一度塾・予備校の校舎に足を運び無料体験だけでも受けてくると雰囲気が分かり良いでしょう。
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