「勉強中に眠くなる原因が知りたい」
「勉強中に眠くなっても目が覚める方法を知りたい!」
このように考える受験生は多いと思います。そこで今回は、現役の早大生である筆者が、勉強中に眠くなってしまう原因と、目が覚める方法15選をご紹介します。
この記事を読めば、必ずあなたに合う目を覚ます方法を見つけることができると思います!
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眠くなる原因
まずは、なぜ勉強中や普段の生活で眠くなってしまうのか、眠くなる原因について解説致します。
退屈だから
刺激が少ない状況にあると、眠くなりやすいです。例えば、学校でつまらない授業を聞いている時や、英単語の勉強などの単純な作業をしている時などです。これは、退屈な状況にいることで脳がリラックスしてしまい、緊張している時に活性化する交感神経のレベルが落ち、血圧や心拍数が下がってしまうことが原因です。
食後だから
お昼休み後の授業で眠くなってしまうことは誰しも経験があると思います。これは、食後に血糖値が急激に上がり、糖をエネルギーに変換するインスリンが分泌され過ぎることで、逆に体が低血糖の状態となってしまうことが原因です。これを防ぐためには、いつもよりゆっくりとよく噛んでご飯を食べたり、野菜、おかず、ご飯の順番で食べたりすることが効果的です。
睡眠不足だから
睡眠が足りてなかったら昼に眠くなってしまうのは当然です。自覚しているのであれば、今日はいつもより早く寝ましょう。
部屋の酸素が減っているから
空気中の二酸化炭素の割合が多い部屋では、人間は眠くなりやすくなります。学校の教室のような狭い空間に人が多く集まるような場所では空気中の二酸化炭素の割合が多くなります。これを防止するためには、こまめに換気をしたり、植物を置くことで酸素の量を減らさないようにする必要があります。
季節の変わり目だから
これは筆者の経験則からですが、季節の変わり目には眠くなることが多いような気がします。特に、夏から秋にかけては筆者は昼でも強い睡魔に襲われることが多いです。
これは多分、季節の変わり目になると昼夜の温度の変化が激しくなるからだと思っています。夏から秋の変わり目は、昼は暖かくて気持ちがいいのですが、夕方から夜にかけて気温が一気に下がります。人間は体温が下がる時に眠くなるという性質があるため、そのせいで眠くなることが多くなるのではないかと思っています。
季節の変わり目に眠くなりやすい方は、昼は暖かくてもしっかりと着込んで家を出るというような予防策を取るのがいいのではないかと思います。
体を動かして眼を覚ます方法
続いて、眠い時に効果的な目が覚める方法をご紹介します。こちらを実践してみて自分に合ったものを習慣化するのもよいかと思います。
1.換気する
先述のように、空気中の二酸化炭素が多い状況では人は眠くなりやすくなります。それを防ぐために、できる限り窓を開けたり、換気扇を使ったりして、部屋の中の空気が外の空気と入れ替わるような環境を作りましょう。
筆者は、勉強していて眠くなって来た時は冬でも一旦暖房を切り、部屋の窓を開けて換気をするように意識しています。冬は外の空気が冷たいので、余計に目が冴えます。
2.仮眠をとる
眠くなったら仮眠を取りましょう。5分程度の仮眠でも十分眠気は解消されます。この時、1つ注意点があります。それは、30分を超える睡眠を取らないことです。30分以上眠ってしまうと、体が長い時間眠るモードに入ってしまい、起きた時に逆に睡魔が強くなってしまいます。
また、勉強後に15分の昼寝をするだけでも、記憶の定着度は良くなるとも言われていますので、積極的に昼寝はした方がいいかと思います。
3.体を動かす
散歩や筋トレなどをして体を動かすことも、目を覚ますのには効果的です。座って勉強しているとお尻の部分の血流が悪くなってしまい、脳に送られる酸素の量が減ってしまうことで、眠くなってきてしまいます。これは、体を動かすことで解消できます。例えば、気分転換もかねて外に散歩に出てみたり、筋トレであればスクワットなど下半身を使うものが良いでしょう。
4.小刻みに足を上下に動かす
「眠くなって体を動かしたいが授業中なので運動ができない」
このように身動きが取れない状況であれば、小刻みに足を上下に動かしましょう。簡単にいえば貧乏ゆすりです。これは行儀が悪く見られる行為ですが、人の迷惑にならなければやってもいいと思います。本当に悪いのは行儀が悪いあなたではなく、眠気を誘う授業をする先生なのかもしれないので。
5.立って勉強する
可能な人は立って勉強すると良いかもしれません。立っていれば、血流が悪くなって眠くなるということはありません。英単語や社会科目や生物の暗記など、単調であまり頭を使わない作業は立ってやると良いかもしれません。
6.水で顔を洗う
顔を洗うと目が覚めると思います。これは、潜水反応によるものです。潜水反応とは顔に水や冷たい刺激が加わると、脳が水中にいると錯覚を起こし、脳や心臓に血液を集中させる現象のことをいいます。脳に血液が集中することで結果的に目が覚めるということです。
また、息を止め続けルことによっても潜水反応は起こり、目を覚ますことができます。授業中であれば、こちらの方が手軽に行えるため良いかもしれません。
7.シャワーを浴びる
家で勉強しているときはシャワーを浴びるのもいいかもしれません。顔を洗うときと同様に潜水反応が起こるため、目を覚ますことができます。
8.友達と話す
勉強に集中していると音読をしていない限りは、声を出さない時間が長くなると思います。友達と会話することによって脳を刺激し目を覚ますことができます。筆者は塾にいる時、よく友達に話しかけて眠気覚ましとストレス発散を同時に行なうようにしていました。
9.勉強の内容を変える
同じ勉強をずっとしていると飽きてしまいます。飽きると脳の働きは鈍くなってきて眠くなってきてしまいます。そのため、あらかじめ自分がどの程度の時間同じ科目を勉強し続けていられるのか計測しておきましょう。そして飽きが来る前に勉強する科目が変えられるようなスケジュールを作るのが賢いやり方だと思います。
10.目薬を差す
目薬を差すと目は覚めます。しかし、目薬を使うときは2つ注意点があります。1つは記載されている用法・用量にしたがって利用することです。目薬の差しすぎは目を痛めてしまう原因になります。2つ目は清潔に使うことです。自分以外の人が利用した目薬を使ったり、汚れた手で目薬を差すことの無いようにしましょう。
11.太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、睡眠時に分泌されるメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、目を覚ますことができます。眠くなってきたら、外に出て太陽の光を浴びると良いでしょう。
また、メラトニンの分泌はスマートフォンから発せられるブルーライトを見ることによっても抑制することができます。そのため、眠くなってきたらSNSチェックをしてしまうのも1つの手かもしれません。
12.歯を磨く
歯を磨くことで歯茎を刺激すれば、目を覚ますことができます。歯茎を刺激することによっても、メラトニンの分泌は抑えることができます。さらにメントールやミント系の歯磨き粉を使えば、より一層目を覚ます効果を期待できます。
飲食で眼を覚ます方法
続いて、食べ物飲み物の力を借りて眠気を覚ます方法をご紹介します。こちらはすでに習慣づいている人もいるかと思いますが、まだ実践してない方は試してみてもよいかもしれません。
13.コーヒーを飲む
王道の方法ですが、眠気を飛ばすためにはコーヒーを飲みましょう。コーヒー中の多量のカフェインが眠気を吹き飛ばしてくれます。また、カフェインは集中力を増加させる作用もあります。しかし、コーヒーの飲みすぎは良くないです。なぜなら、カフェインを短期間に摂取し過ぎると頭痛、心拍数の増加、不安、不眠などのマイナスな症状が現れてきてしまいます。
筆者は、受験生時代、1時期眠気覚しのために毎日コーヒー1リットルを飲んでいました。そうしたところ、イライラが止まらなくなり勉強が手につかなくなる時期がありました。その後カフェイン断ちをしたところイライラは解消されましたが、今思えばかなり不健康だったなと思います。
14.コーヒーナップ
目を覚ますためにはコーヒーと昼寝の組み合わせが最強です。ナップとは、「昼寝」という意味で、簡単に言えばコーヒーを飲んでから昼寝をするという方法です。
「コーヒーを飲んだら眠くなくなってしまうんじゃないの?」
こう思う方もいるかもしれません。確かにコーヒーのカフェインによって目は覚めます。しかし、カフェインは摂取してからから15~30分くらいで吸収され、目を覚ます効果を発揮します。逆に言えば、15分から30分程度であればカフェインの効果が効き始める前なので、快適に眠ることができます。そして、起きた直後にはカフェインと昼寝の力によって眠気がない状態で勉強をスタートすることができます。
15.ガムを噛む
ガムを噛むことは、目を覚ますのに効果的です。なぜなら、人間の脳は噛むことによって活性化するという性質を持っていルため、ガムを噛むことによって脳を活性化し、目を覚ますことができます。また、ガムの中にはミントやカフェインなどの覚醒作用のある成分入りのガムなどもあり、こちらも目を覚ます効果を期待できると思います。
目が覚める方法についてのまとめ
今回は、勉強中に眠くなってしまう原因の解説、目を覚ます方法15選のご紹介をしました。
筆者は、基本的に眠くなったら寝てしまうのがいいと思います。勉強中に仮眠をとることで目を覚ます効果が期待できますし、仮眠している間に記憶は定着するからです。しかし、仮眠している時間がもったいないという方は、その他の自分に合う方法を選んで、眠気と上手く付き合っていくのがいいのではないかと思います。
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