2020年からセンター試験が廃止され大学入学共通テストが実施されます。
プレテストが実施され、おおまかな傾向が明らかになりました。
それに伴い、それぞれの予備校が対策を講じ、特別講習や通常講習を新たに設けています。
国語も例外ではなく、とりわけ新たに追加される記述問題に対しての講習が増えています。
数ある予備校の中、いったいどこを選ぶべきなのか、またどのような講座を受講すべきなのかアドバイスをしていきます。
イマからでも間に合う!
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おすすめ予備校その1【東進ハイスクール】
ある程度国語はできるが大学入学共通テストで点数がとれるか不安な生徒さんにおすすめなのが東進ハイスクールです。
主に東進ハイスクールでは映像を使った授業が行われ、レベルに合わせた受講が可能なのが特徴です。
映像授業では信頼度の高く評価の高いベテラン講師の授業を自分のペースで受けることができるのがメリットでもあります。
それだけではなく東進ハイスクールは映像授業の選択肢が非常多い、つまり講師層が厚く、さらに教科のエキスパートが揃っているため、質の高い授業を受けることができます。
完全対策「思考力・判断力・表現力養成講座」
東進ハイスクールでは大学入学共通テストに対応する講座「思考力・判断力・表現力養成講座」が早速開講されました。
新たな評価の基準や批准が変わる評価ポイントすべてを押さえてあり、包括的かつ効率的に国語の対策ができる講座です。
担当する講師は2人おり、どちらの講師も分かりやすく定評があります。
さらにこの講座は90分×20回分+講座修了判定テストが4回の構成でただ授業を聞くだけでは受講完了できないところもポイントです。
国語の勉強法はあまり考えたことがない生徒さんが多いですが、90分の授業を通して記述ではどのようなポイントを押さえるべきなのか、実践的な文章を読み取るコツはなんなのかについて講師の方が丁寧に解説してくれるので自分で勉強法が確立できず悩んでいる生徒さんにもおすすめです。
英語や数学の対策として多大な時間をかける生徒さんは多く、逆に国語にそれほど時間をかける生徒さんは少ないです。
自分で勉強しにくい教科でもあるのでみっちり90分×20回の対策ができるのは魅力的です。
現時点で点数が取れている生徒さん向け「難関大対策講座」
直接大学入学共通テスト対策とはなりませんが、東進ハイスクールは数多くの映像授業から好きな授業を選択することができます。
そこで自分のレベルに合わせて通常講座の中から選択するというのも十分対策になります。
上記の「思考力・判断力・表現力養成講座」に加えて補強の意味で受講するのも良いかもしれませんね。
二次試験にも国語があり、大学入学共通テストと共に対策したいという生徒さんにおすすめなのが「難関大対策講座」です。
実際に作文を書き提出し添削がされるものや、より難易度が高い問題を取り扱う講座があり実力を高めたい生徒さんには非常におすすめの講座です。
おすすめ予備校その2【武田塾】
勉強する習慣がなかったり部活動を頑張って時間がない人、自分のペースでひとつひとつわからないことを完璧に理解してから次の勉強をしたい…という方におすすめしたいのが武田塾です。
他の塾ではない『自学自習』
なぜ武田塾は自学自習にしているのか。
生徒にはそれぞれのペースがあり授業についていくのに必至な生徒や、次のステップに進みたいという生徒にわかれ勉強の効率が悪くなり集団授業は無駄だと考えます。出来る生徒は次へ、できない生徒は理解できるまで何度も復習をして『できる』まで学んでいきます。
おすすめのコース
武田塾では『特訓コース』の中から自分に合ったコースを選択します。
・徹底個別特訓…自学自習といっても今まで自習の習慣がなく自分で管理し勉強ができるか不安な方におすすめです。
・宿題確認特訓…ほとんどのことは自分で調べ理解できるが本当にこれであっているのか不安な方におすすめです。
・小論個別特訓…ライティング術を上げたい、小論文が苦手な方におすすめです。
・個別管理特訓…偏差値の高い低いにかかわらず全ての受験タイプに対応できるので迷っている方におすすめです。
・独学支援特訓…勉強のやり方がわかれば質問することもなく自分で学べる方におすすめです。
どのコースにも宿題ペース管理が入っていて毎日の勉強内容を明確に指定してくれるので勉強にも取り組みやすくなっています。
おすすめ予備校その3【河合塾】
国語の対策もしなければならないが他の教科の勉強も忙しくまとまった時間がとれない生徒さんもいると思います。
自分で勉強法を確立している生徒さんが多くない国語であればなおさら、対策をせずにそのままという状態なんてこともありえます。
そこであまり時間をかけずに大学入学共通テストにでる新形式だけ対策したいあなたには河合塾をおすすめします。
おすすめである理由「圧倒的情報力・分析力」
ご存知の通り河合塾は大手予備校で現役生・浪人生のどちらにも対応しており、実施する模試では河合塾に通っていない学生までもが受験します。
河合塾の強みは圧倒的な情報力と分析力です。
河合塾の模試は受験生ならば何度か受けることになりますが、受験者数がとても多いことでも有名です。
河合塾の合格判定が信頼のおけるものだとされるのも受験者数の数が多いことからきています。
受験者数が多いということはそれだけ受験者のデータを集めやすく、学生の傾向についても詳しいということです。
それだけでなく、何度も河合塾の模試で出題された問題に類似した問題が実際に入試で出題されてきました。
これは過去のデータを綿密に分析し、予想問題をつくりあげ、その問題の精度が高いことを表します。
とにかく短期集中「高2生対象 共通テスト対策講座(英語・数学・現代文)」
そんな河合塾がだす大学入学共通テスト対策講座は「高2生対象 共通テスト対策講座(英語・数学・現代文)」です。
これは今季の夏期講習としてだされていますが、前冬季に高1生対象としても実施されていたので、定期的に開催されることが予想されます。
1教科あたり90分×2回と東進ハイスクールと比べ短いので、短期間で集中的に対策したいという生徒さんにおすすめです。
また、短期間で大まかな大学入学共通テストの出題傾向や対策時のポイントを知ることができるのでこの先の勉強法を確立するのにも役立ちます。
早期に大学入学共通テストの大枠を捉えることはどの教科でも必須です。
この「高2生対象 共通テスト対策講座」は国語だけではなく英語、数学も同様に90分×2回で実施されているので同時に受講し一気に大学入学共通テストの対策をすすめるのも効率的です。
おすすめの予備校その4【Z会】
より高得点を目指し本番に近い問題を解きたい生徒さんにおすすめなのがZ会です。
河合塾同様短期間での講習が開かれており、更にレベルにあった講座を2つから選択することができます。
基礎力からアップZ会「大学入学共通テスト」対策講座
Z会からの対策講座は120分×3日間とやや河合塾よりさ長めの設定です。
Z会グループの書籍「ハイスコア」シリーズを教材を用いて授業をします。
このハイスコアシリーズは要点を簡潔にかつ分かりやすくまとめてあり教材としてもかなり実用的です。この「大学入学共通テスト」対策講座では出題形式についての解説はもちろん、出題意図にまで踏み込んで解説があるのでより理解が深まります。
最もおすすめ Z会「大学入学共通テスト」チャレンジシリーズ【全3回】
Z会の対策講座で最もおすすめしたいのは
この「大学入学共通テスト」チャレンジシリーズです。
これは全3回の模試形式のテストゼミです。
実際の共通テストを想定した模試を解き自分の現時点での実力を図ることでより何を補うべきか知ることができ、この先の勉強法を確立するのに非常に役立ちます。
Z会の模試は難関大対策として県立高校で教師から勧められているものでもあります。
比較的難易度が他の予備校と比べて高いので、高得点を狙う生徒さんにはぜひ解いてもらいたいです。さらに実際の模試同様に記述の採点もしてくれるので、家庭学習では対応しきれない第三者の視点での評価を得ることができます。
国語の記述は自分ではどうしても採点できないものです。
なかなか学校の先生に頼むこともできず、ついつい放置してしまいがちです。
Z会の模試は記述部分の採点もしてもらえて更に解答の評価基準の解説もあるので効率の良い復習もできるでしょう。
まとめ|国語の勉強法
国語は主要3教科にも関わらず、おざなりにされていることが多いです。
自分でどのように勉強したらいいのかわからないという声もよく聞いてきました。
ポイントは自分がどの程度国語ができ、何の対策をしたいのかということです。
もし現時点で高得点がとれているが大学入学共通テストの形式に対してのみ不安だという場合は長時間受講するよりも短期集中で受講し、その後演習を増やしたほうが効率的です。
逆に現時点である程度点数はとれるがまだ目標点に達していない場合はこの機会にみっちり国語を対策すれば高得点が望めます。
いくつかの予備校は比較的英語や数学の新形式対策にまだ追いつけておらず、対策講座がない場合があります。また英語や数学の新形式対策講座はあっても国語の対策講座がないなんてこともあります。そこでぜひおすすめした予備校や特別講座を参考にし、講座を通じて勉強法を学び国語の学習を進めていって欲しいと思います。
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