「試験本番に強くなりたい!」
「試験本番であがってしまわないか心配」
このように考たことのある受験生は多いかと思います。今回は、現役の早大生である筆者が試験本番に弱い人の特徴や試験本番に強くなる方法をご紹介したいと思います。
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試験本番に弱い人の4つの特徴
ここでは、試験本番に弱い人の4つの特徴を解説致します。
1.生真面目である
試験本番に弱い人は、ルーズな人よりも生真面目な人の方が多いような気がします。理由は、ルーズな人の方が生真面目な人よりも想定外の自体に対して上手く対処することができるからだと考えられます。例えば、大学の試験本番で想定していたのと全く違う問題が出てきてしまった時は、生真面目な人よりもルーズな人の方が柔軟に対応できるのかと思います。
筆者はどちらかと言えば生真面目なタイプなので、ある大学の試験本番で全く予想外の問題が出てきた時にはかなり焦りました。結果的にその大学は落ちてしまってため悔しい思い出となっています。
2.失敗した時のことを考え過ぎてしまう
試験本番に弱い人の特徴として、失敗した時のことを考えすぎてしまうという特徴があります。この特徴は「失敗恐怖症」と呼ばれており、この症状を持つ人は、高い確率で成功するという見込みがないと何か行動することが困難だと感じてしまいます。失敗恐怖症の原因は、子供の頃に何かして失敗した際に恥ずかしい思いをしてしまったり、屈辱を感じたことがトラウマになって失敗恐怖症になってしまうケースが多いようです。
3.目標が高すぎる
目標が高すぎると、その高すぎる目標が逆にプレッシャーとなってしまい、本番でいい結果を残すことができません。例えば、センター試験前にセンター試験の過去問で得点率8割までしかとれたことのない受験生がセンター試験本番で、得点率9割を目指すのは無理があります。
かくいう筆者がそうでした。過去問を解く段階でセンター英語の過去問の正答率9割を達成したことがないにも関わらず、センター利用入試であわよくば滑り止めに受かってしまいたいと思い、自分の中で英語9割超えを目標にしていました。しかし、結果はハードルを高く設定し過ぎたために、簡単な問題で取りこぼしがあり目標達成ができませんでした。そして、目標としていたセンター利用入試にも落ちてしまいました。
4.自己評価が低い
自己評価が低いことも試験本番に弱い人に多く見られるかと思います。自己評価が低いことはポジティブに言い換えれば謙虚であるということです。しかし、自己評価が低すぎると、試験で完璧にできなかったことを失敗として捉えてしまい、自信を無くして、次の試験も失敗してしまうのではないかという考えてしまう悪循環に陥ってしまいます。
受験生であれば、センター試験で自分の思い通りの結果が出なかった時に、それを失敗として考えてしまうと、二次試験や私大の試験でも失敗してしまうと考えてしまうような状態です。
試験本番に強くなる5つの方法
ここでは試験本番に強くなる5つの方法をご紹介します。
本番に強くなる方法1.リアプレイザルを使う
リアプレイザルとは、自分が感じている感情の原因に対する解釈を変えることによって、コンディションをととのえる方法です。ちなみに「リ」は英語のreで再びという意味です。「アプレイザル」は英語で評価という意味です。合わせて再評価という意味です。この方法は試験本番前に緊張や不安で一杯になってしまう受験生には効果がある方法だと思います。
具体的には、緊張や不安などを感じた時に、その感情に対してポジティブな解釈を入れます。例えば、こんな感じです。
・試験前「あと10分で試験が始まる!自分ガチガチに緊張している!」
→緊張しているということは、それだけ勉強してきた証拠
・試験前「一番行きたい志望校落ちたらどうしよう」
→第一志望なんだから難しくて当然!落ちたら落ちたでしょうがない
・試験中「このテスト予想してたのと違う!難しい!」
→しっかり勉強してきた自分が難しいと感じるくらいだから、みんなも焦っているはず
リアプレイザルは試験前だけでなく、普段の日常生活でも先生に怒られた時や友達と喧嘩した時などに利用しているといいかもしれません。
本番に強くなる方法2.本番と似た環境で練習を積む
これは当たり前かもしれませんが、本番の試験に強くなるには、試験をたくさん受けるのがいいと思います。大学受験の受験生に当てはめると、試験に強くなるために模試を積極的に受けるのがいいと思います。特に3年生になると模試が頻繁に行われるので、試験慣れをするという意味で積極的に活用するようにしましょう。
また、筆者は試験本番と似た環境を作り出すために、試験本番前は過去問を解く時に、鉛筆やシャーペンで字を書く時に出る「カリカリカリ…」という音を聴きながらやるようにしていました。筆者は、あの試験時独特の音が非常に苦手でしたが、この方法でなんとか試験本番を乗り切ることができました。
本番に強くなる方法3.ルーティンを持つ
本番に強くなるためにルーティンを持つのも良いかもしれません。ルーティンは、ラグビーワールドカップで五郎丸選手がキックの前に行っていた「五郎丸ポーズ」が有名ですが、これは受験生も活用することができます。試験中に突然席を立って「五郎丸ポーズ」をやり始めろという意味ではないです。
試験前や試験中でもできるルーティンとして以下のようなものが挙げられます。-
・深く深呼吸をする
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・首や肩などのストレッチをする
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・受験期の最初から使っている単語帳を眺める
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・日頃から食べている好きなお菓子を食べる
筆者のルーティンは、試験の前の時間や休み時間にはいつも使っていたテキストで問題を解くことでした。試験直前でも問題を解くことでアウトプットをして、知識量を増やすことを考えていました。
本番に強くなる方法4.瞑想をする
試験のために継続的に瞑想をやるのもいい方法かもしれません。瞑想を続けることで不安やストレスに強くなるといったメリットが期待できます。瞑想はグーグルなどの大手IT企業の社内研修に使われるほどその効果が確認されています。
具体的な瞑想のやり方は
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1.背筋を伸ばして座る(あぐらでもイスに座ってもOK)
※目は閉じても閉じなくてもOK
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2.自分の呼吸に集中する
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3.何か感情や考えが湧き上がってくる(ex:お腹減ったな、疲れたな
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4.自分の中で、何か感情や考えが湧き上がってきたということを認識する
※自分、お腹減ったと思ってるなあ、疲れたと感じてるなあという感じで
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5.次第に感情や考えが流れていく
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6.呼吸に意識を戻す
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7.3~5を繰り返す
これを1日5分程度やるだけでも効果はありますので是非実践してみてください。
瞑想をする上で注意してほしい点は、瞑想で不安やストレスが消えるわけではないということです。不安やストレスを抱えている自分を客観的に見ることができるようになることが瞑想をすることの真骨頂ですので、不安やストレスが消えないからといって、三日坊主にならないようにしましょう。
本番に強くなる方法5.試験本番でもブレないくらいに勉強する
あらゆる策を講じた後は、この方法に尽きるかと思います。
自信がないのなら自信が付くまで勉強すればいいのです。やり残すことがないくらい徹底的に勉強しましょう。
徹底的に勉強してもうこれ以上勉強できないというところまで行けば、試験本番もビビらず受けることができると思いますし、もしそれで不合格になってしまったとしても、そこに後悔はないと思います。
本番に強くなる裏技:なるべく試験に近い状態での勉強を行おう
模試を受けたり、試験会場の近くに行って自習室などを利用して試験の勉強をするなど、なるべく試験本番に近いことをやってみましょう。
試験会場に行ったことがない・初めての環境に脳も気持ちもビビッてしまっては当日のパフォーマンスもうまくいきませんよね。
できる限り、試験当日と同じ時間でスケジュールを組み、同じ時間計って試験問題を解いてみる。
そうすることで本番でも「似たようなことやってるし、大丈夫!」と安心して取り組むことができます。
本番は慢心ではなく、強気で行きましょう!
試験本番に強くなる方法のまとめ
今回は、試験本番に弱い人の特徴や、試験本番に強くなるための方法について解説いたしました。本番に弱い人の多くは、その事実と一生向かい合って行かなければならないと思います。そのため、受験生の段階で試験本番に強くなる方法を習得しておけば、そのスキルは受験だけでなく一生活きるスキルになるかと思います。
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