学生の皆さんこんにちは!
学校の勉強についていけないことや、もっと学力を伸ばしたいなどで予備校へ通う生徒のも多いと思うのですが、集団予備校だと「自分のペースで学習できない。」や「周りに気を使って質問しにくい。」など欠点があるため、個別指導塾や家庭教師を選択する学生も多いかと思います。
しかし、この「個別指導」と「家庭教師」の違いがわからないと、どちらを選ぶべきかなかなか踏ん切りがつかないですよね?
そこで今回は、この二つの違いを説明した後に、それぞれのオススメの個別指導塾・家庭教師を紹介したいと思います!
塾に通うか悩んでいる生徒は参考にしてみてください!
「個別指導」と「家庭教師」の共通点
まずは個別指導と家庭教師の間で共通する特徴を確認しておきましょう。
生徒一人一人に対して丁寧なサポートを心がけているようですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?
下記に共通する特徴を列挙してみたので順に説明していきますね!
- 個別のカリキュラム
- 質問しやすい
- 柔軟な時間割
個別のカリキュラム
個別指導と家庭教師では生徒一人一人の学習状況に合わせてカリキュラムを作成するので、その生徒だけにあった授業を提供することができます。
例えば、数学が苦手な生徒には重点的にコマ数を増やしたり、逆に英語は得意だからもっと先の単元まで先取りして学習する、などといったことが可能になります。
このように柔軟にカリキュラムを作ることによって効率よく生徒の学力を向上させることが両者の最大の強みと言えるでしょう!
もちろん集団予備校や塾でも、生徒の特徴に合わせた授業を展開するためにクラス分けなどを導入していますが、それでもまだ生徒にとっては大雑把な区分であり、授業についていけなくなる生徒もいるようです。
しかし、個別指導や家庭教師ではそいった生徒を置き去りにする可能性はほぼ0なので、勉強が苦手な生徒にとっては安心ですね!
質問しやすい
集団塾と違い、周りに生徒がいないので、変に周囲に気を使うことなく講師を独占して質問できる環境が整っています。
逆に、自分がわかっているところなのに他の生徒のせいで足を引っ張るなんてこともないので、快適に授業が進んでいくことでしょう。
わからないことがあったらすぐに質問できるようになっているので、生徒が問題でつまずくことも少ないですし、わからないところを放置したままにすることも少なくなるので、しっかりした学力を定着させることができるのです!
また、講師を独占できるということは、生徒と講師の仲が深まるきっかけにもなり、互いにコミュニケーションをたくさんかわすことで、質問だけでなく普段の勉強方法の悩みや学校生活での悩みなんかも気兼ねなく相談できる仲となることで、非常に生徒にとっては心強いサポーターとなってくれるのです。
柔軟な時間割
どちらも基本的に生徒一人一人のために講師が指導するので、たとえ授業の時間割をずらしても他の生徒に迷惑をかけることがないのです。
ですから生徒の都合に合わせて臨機応変に時間割を変更できるようになっているので、柔軟に生徒の生活に馴染んでいけます。
部活や委員会などの学校行事に忙しい生徒にとっては時間がしっかり決まっている集団塾では、たまに学校の都合などで授業を欠席してしまう可能性がありますが、個別指導や家庭教師ならばもれなくカリキュラムを消化できるのであり難いですね。
逆に時間が空いている日曜日などに集中して取り組めるといったこともできるので、文武両道を実現することができるのですね!
「個別指導」と「家庭教師」の違い
続いて本題である両者の「違い」について見ていきましょう!
どちらも授業のカリキュラムはオーダーメイドなので授業の質にはあまり差がないですが、全体的に学習環境に差が生じる印象ですね。
下記にそれぞれの違いを簡単にまとめましたので、一つずつ見ていきましょう!
- 学習環境
- 講師の質
- 情報量
学習環境
個別指導と家庭教師では学習環境が大幅に違いますね。
個別指導では最寄り駅周辺などに校舎があり、近隣の生徒がそこで授業を受けるのですが、家庭教師では講師が直接自宅まで訪れて来てくれます。
なので、両者には生徒の移動時間に差があります。個別ならばわざわざ校舎まで行かなければならないですが、家庭教師ならば家で待っていればいいので、そこでの時間を勉強に使えるわけですね。
また、保護者の立場からすると、家庭教師の場合、講師が自宅で授業をするので、生徒と講師がしっかりとやっているか確認できるので安心ですね。
講師も、「生徒にどのような悩みがあるか」などを保護者に伝えやすくなり、より保護者が生徒に寄り添える環境を作りやすくなります。
また、家庭教師を選べば、小さい女生徒なんかの場合、通塾中に不審者に襲われる危険性もないので、安心して通わせられますね。
一方、個別指導では通塾に時間がかかる分、教室にいけば生徒にとって為になる参考書や過去問があったりするので、それらを使うことができれば教材費を節約することができますね。
また、家庭教師の場合、家で勉強するので緊張感がなくなり、怠けがちになってしまう可能性がありますが、個別指導の場合は受験生のライバルがいる環境で勉強するので、気合いを入れて授業を受けることができるかと思います!
講師の質
講師の質では、家庭教師の場合はほとんどが大学生講師を扱っているので、生徒は講師が合格した勉強法のアドバイスなんか聞き出すことができるので良いかと思います。
しかし、大学生とということもあり、生徒の学習管理などが未熟な講師なども一定数存在するので、「勉強ができるが、教えかたは下手な講師」に遭遇する可能性というのは「家庭教師の場合はない!」とは言い切れないのが注意するところです。
家庭教師の場合、生徒の学習進度は担当の講師一人だけに依存してしまうので、できるだけ実績のある講師を選ぶようにした方が良いでしょう。
質の低い講師が担当することになれば最悪ですが、良い家庭教師に巡り会えたら生徒の学力が飛躍的に上昇する可能性は高いですね!
個別指導塾では講師は勉強ができるだけでなく、生徒の勉強に対するモチベーションを向上させる熱血講師や、勉強のマネジメントをする研修を受けた講師などが多いので、勉強だけではない質の高いサポートをしてくれる可能性が高いでしょう。
また、生徒が講師と合わないなど不満があれば、そこの教室の責任者に相談することで早急に対応してくれるところがほとんどです。
個別指導塾では、校舎全体で一人を支える体制が整っているので、「講師の外れリスク」は家庭教師よりは少ないのではないかと思われます。
情報量
受験などの情報量や学校ごとに行われる定期テストの情報量は、個別指導塾の方が充実していると思います。
なぜなら、家庭教師として雇われている講師の経験には限界がありますし、それによりわずかなスパン(大学生とするとせいぜい四年くらい)の情報しかないですが、個別指導塾では校舎規模で過去の生徒のデータを収集しているので、両者には受験情報に膨大な差があるのです。
ですから、個別指導塾ではその膨大な経験とデータをもとにして、周辺の学校の定期テストや入試情報を分析し、より的確なアドバイスを生徒に提供することができるのです!
内申点などを目的に塾に通うのであれば、家庭教師よりは個別指導の方がオススメですね。
オススメの個別指導塾
ここからはオススメの個別指導塾について紹介します。
どれも質の高いサービスを提供していて、それぞれ強みが異なるので、自分やお子様の性格に合ったものを選べると良いと思いますね。
- 武田塾
- 個別指導塾のトライ
- 個別教室の明光義塾
- 東京個別指導学院
武田塾
武田塾は日本で唯一授業をしないことで有名となった個別指導塾となっています。
授業をしない代わりに、生徒には、自学自習のやり方を徹底的にサポートします。
参考書を主に取り扱うのですが、生徒が使うべき参考書を学力別に指定し、使い方・進度・何週までやるか、など、生徒の志望校別に担当の講師あるいは学習プランナーが全て指定してくれるので、生徒は学習に関係のないところで悩む必要性がなくなるのです。
よって、効率的な学習を進めることができる上、参考書を使うので、爆速でインプットすることが可能になり、逆転合格を視野に入れることができるのです!
オンラインサービスなどもやっているので、「家が塾から遠くて通いにくいという生徒」にもしっかりサポートできる体制が整っています。
武田塾の公式HPはコチラ個別教室のトライ
超個別指導×超効率学習 の個別教室のトライ!
完全マンツーマンでの指導形態や、最新のAI分析を活用した指導方法が魅力的と評判の高い学習塾です。
個別教室のトライで指導を行う講師は、指導経験・合格実績・人柄などから厳しい選抜が行われ本当にできる講師陣を揃えているのが特徴的です。
また最新のAI技術により、生徒一人ひとりにあった学習方法を完全オーダーメイドで用意!だからこそ効率的な学習を進めることができるようになっています。
個別教室のトライ 公式HPはコチラ個別教室の明光義塾
個別教室の明光義塾では指導歴60年という長い間で培われたノウハウを生徒に実践することで、生徒の効率の良い学力アップを実現しています。
「対話型復習法」といって、生徒が授業で理解したところを講師に説明することで、講師が生徒の理解度を詳細に確認できる他、生徒自身が知識の曖昧なところに気づくことができるので、結果としてかなりの強度で知識が定着する学習方法となっています。
定期的に保護者を交えた三者面談が行われるので、親御さんも子供の学習状況を把握できるので、安心して塾に通わせることができるのです。
個別教室の明光義塾 公式HPはコチラ東京個別指導学院
東京個別指導学院は教育業界最大手である、「ベネッセグループ」に属しているので、膨大な教育関係のデータや情報にキャッチアップできる塾となっています。
そのため、これからの教育方針の変遷や受験方法の多様化などに敏感に対応できるのです。
また、他の個別指導塾と違い、全ての教室で直営店となっているため、教室によって質に差が無いのです。
ですので、この塾に通えば例外なくきめ細かいサポートを受けることが約束されるでしょう!
東京個別指導学院 公式HPはコチラオススメの家庭教師
続いて、オススメの家庭教師を二つほど紹介していきたいと思います。
どちらも評価が高かったものなので、質の高いサポートが期待できそうですね!
- 家庭教師のトライ
- 家庭教師のノーバス
家庭教師のトライ
個別教室でもご紹介したトライでは、家庭教師も行っています。
家庭教師のトライでは指導実績がなんと110万人と多く、その中で蓄積されたノウハウを使用して生徒の学力を確実にアップさせてくれます。
生徒のオーダーメイドのカリキュラムを用意し、学力別に授業を展開していくので、生徒の満足度はかなり高いものとなっているのです。
難関な採用試験を突破したプロの講師や難関大学に在学している優秀な現役大学生しか雇っていないので、頼りにならないなんてことはまずないでしょう。
料金は一時間につき3800円となっています。
家庭教室のトライ 公式HPはコチラ家庭教師のノーバス
家庭教師のノーバスでは熱意と愛情あふれる講師が生徒の学習を丁寧にサポートしてくれます。
ただ、講師だけに生徒を任せるのではなく、学習プランナーがついているWサポートなので、しっかりと学習管理をしてくれるでしょう!
授業料金は一時間につき、2300円からとなっており、他の家庭教師と比べて良心的な価格設定となっています!
家庭教室のノーバス 公式HPはコチラ家庭教師と個別教室の違いは?おすすめ塾まとめ
いかがでしたでしょうか?
個別指導と家庭教師と言っても、一見似ているように見えて色々と強みが異なっていましたね。
個人的な感想では、特にこだわりがない生徒にはリスク的にも、個別指導塾が無難な選択となるかと思いますね!
特に他の受験生と隣り合わせで勉強するという緊迫した学習環境がポイントだと思います。
生徒のタイプ別のおすすめを下記にまとめてみました。
各々自分にあった塾や家庭教師を見つけることが今後の受験対策を大きく左右する決め手になると思うので、慎重に選ぶべきだと筆者は思いますね!
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