【受験生必見】長時間勉強するための集中力を上げる7つの方法を解説

【受験生必見】長時間勉強するための集中力を上げる7つの方法を解説

「長時間勉強するのってしんどいなあ……」
「長時間勉強するために何かいい方法ないの?」

こんな風に思う受験生は多いと思います。長時間の勉強は、受験勉強を始めたばかりの受験生にはものすごくストレスのかかることだと思います。

今回は、受験生のために現役の早大生である筆者が、長時間勉強するための7つの方法をご紹介します。しかし、長時間勉強するテクニックを探す前に受験生がやらなければならないことがあります。それは自分が使える時間を理解することです。

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長時間勉強するより先に1日の記録をつける

長時間勉強するために記録を取る

長時間勉強するよりも先に、自分がどのように時間を使っているのかを理解するようにしましょう。そのためには、毎日自分が何をしていたのか記録をつけるようにするのが良いです。記録をつけるようにすることで自分がどの時間で何の勉強するか分析する手がかりになるからです。

やり方は簡単で、スマホのカレンダー機能に何か自分の行動が一区切りするたびに、記入していくようにするだけです。

例えば、朝起きた時には、寝始めた時刻から起きた時刻まで睡眠時間と記入したり、食後にスマホでユーチューブを見たら、動画を見始めた時刻から動画を見終わった時刻までユーチューブと記入します。

高校に通っている受験生は、特に朝の時間帯、放課後の時間帯、休日に徹底してやるようにしましょう。そうすることによって、自分が時間をどのように過ごしているのかが目に見えてわかるようになります

ここで得られた情報をベースに自分の勉強計画を立てるようにしましょう。勉強の計画をたてられたら、以下で紹介する方法を使って自分が過ごす時間の密度を上げていきましょう。

長時間勉強するための7つの方法

長時間勉強する方法

続いて、長時間集中して勉強する方法をご紹介します。今すぐにでも取り入れられる方法ばかりなので、今日からぜひ実践してみてください。

1.長時間勉強するためにまずはスマホの電源は切る

勉強する際は通知が来ることによって気が散ってしまわないように、基本的にはスマホの電源は切りましょう。

また、スマホが視界に入っているだけでも人の集中力は下がってしまうと言われています。スマホの充電を切ったら、バッグにしまうなどして視界に入らないところで管理するようにしましょう。

スマホを使って分からない部分を調べる際には、分からないところをメモしておき、一区切りしたところでまとめてスマホで検索するようにしましょう。いちいちスマホを開いていると、それだけ誘惑に晒される機会が増えてしまい、集中力が損なわれてしまいます。

2.ポモドーロ法を使う

まず最初にご紹介する方法は、ポモドーロ法です。ポモドーロ法はイタリア人の起業家であるフランチェスコ・シリロ氏が考案した勉強方法です。ちなみに、ポモドーロとはイタリア語で「トマト」と言う意味で、シリロ氏が使っていたトマトの形をしたタイマーがその由来です。

ポモドーロ法の具体的なやり方は以下の通りです。

①25分間で勉強する内容を決める

②タイマーを25分間に設定して勉強する

③勉強した内容を記録する

④5分間休憩

⑤②〜④を繰り返す

⑥4セット繰り返したら20〜30分程度の休憩をとる

ポモドーロ法は、25分間という比較的短時間集中することを繰り返すことにより、結果的に長時間集中して勉強することができるようになる方法です。

ちなみに筆者も受験生時代には、ポモドーロ法を活用して勉強していました。5分間の休憩の間には、基本的に仮眠を取るか、お手洗いに行くかのどっちかでした。

現在でも筆者はポモドーロ法を利用していますが、受験期より集中力が落ちてしまったため、勉強する時間を10分にし、休憩時間を2分間にすることで、集中力を維持するようにしています。25分間も集中できないという受験生は、勉強の時間を短く設定して始めてみるのもおすすめです。

3.飽きたら勉強する科目を変える

同じ科目を勉強し続けることに飽きたら、勉強する科目を変えてみるのも良いでしょう。

理想は、自分がどれだけ同じ科目を勉強したら飽きがきてしまうのかを理解した上で、飽きが来る前に勉強する科目を変更するようなスケジュールを組むことでしょう。

自分がどれだけ同じ科目を勉強したら飽きてしまうのか理解するためにも、カレンダーに記録する際に、勉強した科目と飽き具合も入れておくと良いでしょう。

4.飽きたら勉強する場所を変える

長時間勉強するために、勉強する場所を変えるのも良い方法です。

自宅で英語の音読やシャドーイングをして飽きてしまったら、スターバックスやタリーズなどのカフェで数学の勉強をしたりと、科目を変えることと組み合わせてやると良いかもしれません。

ちなみに筆者は、この方法とは真逆の勉強をしていました。

筆者は基本的に勉強する場所は、塾と学校のみとしており、家やカフェではほとんど勉強しませんでした。あえて塾と学校でしか勉強しないと決めてしまうことで、家では勉強のことを忘れ、リラックスできるようにしたかったためです。

また、勉強する場所を決めてしまうことで、「その場所では必ず勉強に集中する」と脳に刷り込ませる効果も期待していました。

5.自然が見える場所で勉強する

人間は、自然を見たり聞いたりすることによって集中力が持続する時間が伸びると言われています。また、自然を見たり聞いたりすることによってリラックスし、注意力が上昇したりストレスが減少する効果もあります。

具体的な方法としては、勉強中に「波の音」や「雨の音」、「川の流れる音」を聞くようにすると、集中力が持続する時間を伸ばすことができます。

勉強の合間に、公園などの緑の多い場所に散歩をしに行くのもいいでしょう。

また、自然音はストレス解消にも効果がありますので、勉強でストレスが溜まって眠れなくなってしまったりしたら、自然音をかけながら布団に入ると眠りにつきやすくなります。

6.勉強前には音楽を聴いてやる気を高める

勉強している間にやる気がなくなってきてしまうこともあるかと思います。そういった場合は散歩をしたり、仮眠をとって休んだりしたあとで、音楽を聴いてやる気を高めましょう。

聴く自分の気分を上げてくれる曲ならなんでも良いでしょう。

7.分からない問題は早めに答えを見る

長時間勉強できない理由の1つとして、分からない問題を理解するのに時間がかかってイライラしてしまうというものがあります。特に、数学などの思考力を要求する科目は、このような問題に陥りやすいと思います。

この問題の解決策は、理解に時間を要してしまう問題は分からない部分にチェックをつけておき、飛ばしてしまうことです。1つの問題に時間を使うよりも、同じ時間で多くの問題を解き、パターン化して覚えてしまった方が効率がよいです。

例えば、数学では参考書の1週目からその公式がどのように成立するかなどを覚えようとせず、まず公式だけ確実に覚えてしまうようにしましょう。その後に公式を、問題を解く道具として使って行く中でその公式について理解を深めていくような形にすると良いです。

長時間勉強することにこだわり過ぎない

集中できない受験生

これはマインドの問題ですが、長時間勉強することにこだわり過ぎるのはよくないです。

受験勉強は、とにかく長い時間勉強すれば良いというものではありません。短い時間でも効率的に勉強し、テストの点数を点数をあげることさえできれば問題ありません。

たとえ勉強する時間を削る結果になったとしても、最終的にテストの点数を伸ばすことができればいいということを忘れないようにしてください。

長時間勉強する方法についてのまとめ

長時間勉強することについてのまとめ

今回は、長時間勉強する方法についてご紹介しました。勉強を開始したばかりの受験生にとっては、長時間勉強することはストレスのかかることですが、今回ご紹介した方法を用いれば、比較的ストレスを和らげながら長い時間勉強することができると思います。

ちなみに長時間勉強する方法の中でも筆者のおすすめは最初にご紹介した、ポモドーロ法です。先述のように筆者は受験生時代にこのテクニックをよく使っていましたが、かなり効果があると感じたので、受験生の皆さんもぜひ活用してください。

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