今やスマートフォンは、友達と連絡を取り合うためであったり音楽を聴くためなど、日々の生活に欠かせないものとなっています。
しかし、受験生の場合はスマホの使い方により注意を払う必要があります。
スマホの利用を上手く制限しないと、サボりの原因となってしまい学力の低下を招いてしまうかもしれません。大事な受験期に、学力を伸ばすどころか低下させてしまっては命取りですよね。
では、受験勉強に集中するためにはどのようにスマホの使用を制限すればよいのか、今回はその対策方法について紹介します。
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スマホを制限しないと起こる影響
最初にも書いた通り、SNSや動画サイトなどが簡単に見れるスマホは誰にとっても魅力的な機械です。急に受験勉強の妨げになるから使うのを控えろといわれても、すぐにはスマホを置けないですよね。
ですが確実に、スマホの使いすぎは受験勉強に影響を及ぼします。まず初めに、スマホの使用を制限しないと起こる受験勉強への影響について詳しく紹介します。
勉強時間に影響が出る
何となくスマホでSNSや動画を見ていて、気がついたらもう夕方だったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
そう、スマホの使用によってより顕著に影響が出るのは勉強時間です。
解けない問題が多かったり、思うように成績が伸びていかないと受験勉強に嫌気を感じてしまうこともあるでしょう。その為余計にスマホという現実逃避にはピッタリのものを触ってしまい、勉強時間を削ってしまうことに繋がります。
休憩時間だけだからと思っていても、辛いことから逃げて楽しいことだけをしていたいという欲にはなかなか抗えないものなのです。
集中力が途切れる
皆さんは普段、メッセージアプリ等の通知はどのように設定しているでしょうか。友達からの連絡にはすぐに返事をしたいから、通知はいつもオンにしているという人が多いかと思います。
ですがその通知音は、受験勉強には悪影響かもしれません。
静かな環境で勉強している場合は特に、ささいな物音が集中力を途切れさせてしまうからです。
放置しておくから大丈夫、という人もいるかもしれません。ですが、誰からの連絡か考えるだけでも、意識が勉強から離れてしまっているので注意しなければなりません。
睡眠に影響が出る
日中にスマホを使いすぎてしまうと、夜の睡眠にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。
スマホの画面から出るブルーライトが、睡眠ホルモンである「メラトニン」の活動のリズムを崩してしまうからといわれています。
受験勉強が一段落した夜、遅くまでスマホをいじっていたら次の日の朝スッキリ起きれなかったという経験の原因は、ブルーライトによる睡眠のメカニズムの乱れにあると考えていいでしょう。
受験生にとって睡眠時間が削れ、記憶力にも影響を及ぼしてしまうのは一大事ですよね。
具体的な対策方法
スマホが受験勉強に及ぼす影響を知って、今すぐにでもスマホを使うのを制限しなければ、と思った人もいるのではないでしょうか。ですが、すっかりスマホの利用が習慣になってしまって、やめたくてもやめられないという人もいるかもしれません。
次に、具体的にどのような対策を取ればよいのか、おすすめの対策法を紹介します。
使う時間・場所を決める
まず始めに、使う場所や使う時間を決めておくという対策法を紹介します。
勉強するスペースの近くにスマホを置いておくとどうしても意識が持っていかれがちですし、通知が来たときにすぐスマホに手が伸びてしまいます。
そんな時は決まった時間・決まった場所でのみスマホを使っても良い、と事前に決めておくことをおすすめします。もし自分で作ったルールを破ってしまうようだったら、親や兄弟・友人など周囲の人に預かってもらったりするのも方法の一つです。
スマホを勉強道具の一つにする
スマホを勉強道具の一つにするのも、スマホの使いすぎの対策法としては有効であるといえます。
スマホのアプリには、勉強をサポートしてくれるアプリが数多く存在します。今回はそんな数多の勉強アプリの中でも特に人気の「Studyplus」というアプリを紹介します。
「Studyplus」は、誰がどのくらいの時間勉強したかが分かるSNSです。
アプリ内に内蔵されたストップウォッチを利用することで勉強時間が自動で記録され、その記録はタイムラインへと流されます。他の人がどれだけ勉強したのか、自分の勉強時間と簡単に比べたりすることも可能なので、モチベーションアップに大いに役立ちます。
友人や知らない誰かと競い合うことでやる気が上がるという人には、とてもおすすめのアプリです。
スマホの機能を使って使用を制限する
どんな対策をとってもどうしても使ってしまうという人は、iPhoneやAndroidの機能を駆使してスマホの利用を制限してみてはどうでしょうか。
iPhoneにはスクリーンタイムという機能があり、自分でアプリの使用時間を制限したり画面を見ない休止時間を設定したりすることができます。Androidにも同様のアプリや機能があるため、その機能を最大限に使って受験勉強に集中できる環境を作ってみてください。
自分で設定しても使いたくなってすぐに解除してしまうという人は、親や友人に頼むようにしましょう。
他の息抜きの方法を考える
ここまでは、スマホの無制限の利用が受験勉強に及ぼす影響やその対策法について紹介してきました。
息抜きにスマホを利用するのも良いですが、反対に目や脳を酷使してしまうことにもなりかねません。
最後に、スマホ以外の息抜きにはどのようなものがあるか幾つか紹介していきます。
ストレッチをする
長時間同じ姿勢で勉強を続けていると、肩などが凝り固まってしまう可能性があります。より快適に勉強をするために、休憩時間にストレッチをするのも良いですね。
今回は東海大学健康学部健康マネジメント学科が紹介しているストレッチ法を掲載します。
1.とめるストレッチ
①背すじを伸ばして椅子に座り、両手を組んで後頭部に置く。
②手を重りにする感覚で頭を前に倒し、首の後ろを伸ばして10秒~20秒間キープする。
※力を込めて頭を引っ張ると首を痛めてしまう危険性がある。楽に呼吸をしながら、手の重みを利用して頭を倒す。2.ほぐすストレッチ
手を肩に当て、肘を大きく円を描くようにまわす。後回しと前回しを両方行う。肩甲骨から大きく回すようにしよう。
※速く回そうとすると肩に負担がかかるため、ゆっくり静かに回す。3.ひねるストレッチ
上体を真っ直ぐに保ち、腰を浮かさないようにして身体をひねる。この時、脚も動いてしまわないように、手で内股を押さえる。
※腰が反ってしまうと、腰に負担がかかり、腹筋が伸びてしまう。4.伸ばすストレッチ(腰)
イスに浅めに座り、両手を内側から両足にからませ背中を丸める。おなかをへこませるようにすると背中がよく伸びる。5.伸ばすストレッチ(背中)
①両腕を伸ばしてイスの背もたれや壁で支えながら、腰が90度に折れるようにL字の姿勢を作る。
②背中を反らせるのではなく、上半身を後に引き、肩を入れる。
近所を散歩する
外に出て近所を散歩するのも、ちょうど良い気分転換になるのでおすすめです。
ずっと同じところに座っていると体が固まってしまうだけでなく、脳の働きも悪くなってしまいます。長い時間をかけて勉強したことが身についていなかったらもったいないですよね。
長時間勉強していて疲れてきたな、と思ったときは臆せず散歩に出かけましょう。散歩をする場所は何処でも大丈夫です。近所の公園の中を歩いたり、駅の近くの並木道を歩いたりと、思い思いの場所を散歩してみてください。
散歩で足を動かすことによって運動不足も解消され、ほどよい疲れが体に蓄積されるので夜にぐっすりと眠ることもできるようになります。
別の教科をやる
息抜きとしておすすめされている方法の一つに、今勉強している教科とは別の教科をやる、というものがあります。この方法は、オリエンタルラジオの中田敦彦さんも取り上げていました。
同じ教科を長い時間勉強していると飽きる……。そんな時に息抜きとして違う教科をやることで、やる気を持続させることができリフレッシュにも繋がるそうです。
休憩時間にスマホを弄り始めたら止まらなくなった、という人にはピッタリのリフレッシュ方法かもしれませんね。
受験生のスマホ対策まとめ
今回は、受験生のスマホの利用が受験勉強に及ぼす影響や、その対策法について詳しく紹介してきましたが、いかがでしたか。
スマホはとても便利で、日々の生活を支えてくれる大切な機械です。ですが、使い方を間違えると勉強や体に悪い影響を与えてしまうものでもあります。
必ずしもスマホが悪い、というわけではありません。自分の置かれた環境に適したスマホの使い方を見つけ、より良い受験勉強を続けていきましょう。
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