現在新型コロナウイルスの流行によって様々なイベントが中止になったりと、受験生の皆さんも色々と不便なことが多いかと思います。
中でも河合塾の全国統一模試や駿台模試など、受験生にとって重要な模試が次々に中止や延期になってしまったことの影響はかなり大きく、模試が受けられないことで不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は新型コロナウイルスの模試への影響と、その対応策について解説して行きたいと思います。
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新型コロナウイルスで模試が中止に?
既にご存知の方も多いかと思いますが、新型コロナウイルスは受験にも大きく影響を及ぼしており、たくさんの模試が中止になってしまいました。
河合塾の2020年度「第1回全国統一模試」は中止になり、今後もどうなるかは未定になっているのが現状です。
駿台予備校の「第1回駿台全国模試」も現在会場によって中止もしくは延期となっており、第一回の模試で最初の実力確認をしようと思っていた受験生の皆さんにとってはかなり大きなダメージになってしまっていると思います。
この模試の中止でどんな影響が出る?
今回の模試の中止で一番大きな影響と言えば、やはり多くの受験生の方が心配しているであろう「大学入試共通テスト」の練習が出来ない、ということではないでしょうか。
本年度からは「センター試験」が廃止され「大学入試共通テスト」が導入されることで入試の環境がかなり大きく変わるので、新しい入試方式に対応できるかを不安に思っている方も多いかと思います。
第一回目の模試はそうした新しい方式に慣れるためのチャンスだったため、大学入試共通テストの練習が一回分減ってしまうのは受験生にとって特に影響が大きいかと思います。
また、大学入試共通テストのことを抜きにしても、自分が志望校に合格するための実力をつけられているか確認できなくなってしまったのが惜しいところです。
あまりネガティブに捉えすぎないことが大切!
大学入試共通テストという初めての形式のテストに、新型コロナウイルスという今まで経験したことのない自体が重なってしまったので不安な受験生の方も多いかと思いますが、あまりネガティブに捉えすぎてはいけません。
まず、大学入試共通テストを受けたことが無いのは周りの受験生も同じですし、模試を受けられないのも同じです。
たしかに新しいテストに対する不安はあるかと思いますが、今回の模試の中止によって他の受験生と大きく差がついてしまうということはほぼ無いと言えるでしょう。
また、中止になったのは春の第一回目です。
この時期なら入試本番までまだ時間がありますので、模試の中の重要度はそこまで高くないと言えるでしょう。
今後どうなるかはまだわかりませんがすぐに合否に関わるような影響ではありませんので、今できることを着実にやって受験に備えることが大切です。
そもそも、模試をを受ける意味とは?
そもそもなぜ模試を受けるのかを言えば、大きく分けて以下のような2つの意味が考えられます。
1.現在の自分の実力の確認
2.自分の苦手分野の確認
まず、「1.現在の自分の実力の確認」は大切ですよね。
今の実力で志望校に合格できる実力があるのか、ある程度の指標として知ることができるというのは模試を受ける重要な意味です。
「2.自分の苦手分野の確認」も忘れてはいけません。返ってきた結果をもとに、自分に何が足りていないのかを知ることで、次のステップアップに繋がります。
ただ、5月の段階ではまだ基礎が十分に終わっていないことも多いので、実際に偏差値を気にし始めるのは夏からでも遅くはありません。
今は基礎の部分を完璧にして、余裕があったら応用問題に進めば良いため、この2つの意味に関してはそこまで深く悩む必要はありません。
本番の雰囲気に慣れることができるというメリットも
他には、受験本番の雰囲気に慣れることができるというメリットもあります。
特に今回のような新しい形式の試験が導入されるタイミングでは、新しい形式の模試に慣れたくて模試を受ける場合も多いかと思います。
そのため模試が無くなってしまった対応策としては、いかに新しい問題形式に触れる回数を増やすか、というのが主なポイントになるでしょう。
模試が無くなってしまってもなんとかなる対策法をご紹介していきます。
模試が中止になったことへの対策法は?
模試は中止になってしまいましたが何もできないというわけではありません。
まずは今後の情報を良く確認した上で、他の受験生の遅れを取らないようできることからはじめていきましょう。
まずは各模試の最新情報の確認から
中止になってしまったものは仕方ありませんので、注意するべきは次の模試の情報です。
どの模試もなるべく受験生の影響が少なくなるように対策を取っていますので、今後の模試の開催予定や延期の予定などをこまめにチェックしておきましょう。
河合塾の全国統一模試では「特別受験サービス」というものも用意されています。
これは、中止になってしまった模試の問題を自宅で解くことができるというサービスで、決められた日の決められた時間に自宅に届いた問題を解くことで実際の模試と同じように採点してもらえるというものです。
対象となっている模試は第1回全統共通テスト模試、第1回全統記述模試、第1回全統高1模試、第1回全統高2模試の4つです。
今後もこのようなサービスが実施されることもあるかと思うので、ぜひ見逃さないように公式ホームページなどをチェックしてみてください。
予想問題・試行問題を本番と同じように解いてみよう
模試が無くても、自分の実力の確認ができないわけではありません。
大学入試共通テストは過去問こそありませんが、予想問題集などが販売されているためそれを実際の時間割と同じように解いてみるのがおすすめです。
自己採点でも実際に問題を解く時のペース配分や自分の実力を確認することはできるため、まずは模試の代わりに予想問題を解いてみましょう。
また、大学入試センターからは大学入試共通テストの試行問題が公開されています。
こちらは大学入試センター公式のものなので、かなり本番に近い感覚で解くことができるかと思います。
ただし、これらはあくまで予想問題・試行問題です。大きく変わることは無いとは思いますが、本番では予想問題の通りに出るとは限らないので注意してください。
今のうちに基礎を固めておくことも重要
5月の段階だと基礎の部分が十分にできていなかったり、受験で必要な範囲が全部終わっていないことも多いです。
その段階で模試を受けてもそもそも単純に勉強範囲が足りず良い結果が出せないことも多いので、今はとにかく基礎のレベルを徹底的に勉強しておくのもおすすめです。
模試の結果も大切ですが結局は模試ではなく本番で結果を出せば良いので、夏から秋にかけて志望校のランクに到達できることを目標に、今はひたすら基礎を固めておきましょう。
夏の模試を複数回受けて埋め合わせ
できるようであれば、夏になるべく多くの模試を受けて春できなかった部分の埋め合わせをするという方法もあります。
夏からはどの受験生も本腰を入れて受験勉強に取り組んでくるので、その時期に合わせて模試を多く受け、自分の弱点をきちんと把握しておくことはその後の勉強の助けになるでしょう。
ただし受ける際は自己採点ができるよう、回答をメモしておくのを忘れないようにしましょう。
模試中止の対応策まとめ
新型コロナウイルスの影響で模試が中止や延期になってしまったため、大学入試共通テストの練習が出来ず不安に思っている受験生の方も多いかと思います。
しかし、幸いにもまだ5月です。受験本番への影響はそこまで大きくないので、あまりネガティブに捉えすぎずに今できることをやっておくことが大切です。
模試が中止になったことへの主な対応策としては以下の2つがあります。
1.最新の模試の情報を入手しておく
2.試行問題・予想問題で練習をする
今後もどうなるかわかりませんので、最新の情報に気をつけながら予想問題等で練習をしておきましょう。
いかがでしたでしょうか。くれぐれも健康には気をつけて、受験勉強を進めていきましょう。
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