橘高等学校は、福島県福島市にある公立高校で、通称は「橘」(たちばな)です。福島県内トップクラスの難関校で、長年女子校でしたが2003年(平成15年)より共学校となり、校名も「福島県立福島女子高等学校」から「橘高等学校」に改称されました。
アナウンサー、スポーツ選手、画家など幅広い分野の著名人を輩出しています。
今回は、この橘高等学校の偏差値・受験難易度・評判などについて解説していきたいと思いますので、受験生の方はぜひ参考にしてください。
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橘高等学校の基本情報
名称 | 橘高等学校 |
---|---|
国公私立 | 公立高校 |
住所 | 〒960-8011 福島県福島市宮下町7-41 |
コースと偏差値 |
|
出典:みんなの高校情報
公式HP:福島県立橘高等学校
橘高等学校はJR福島駅から徒歩19分、福島交通飯坂線曽根田駅から徒歩12分、美術館図書館前駅から徒歩19分の場所に位置していて、福島駅からバスも出ています(バス5分・附属小前バス停下車徒歩2分)。近隣には福島市市民会館やふくしまアリーナなどの施設があります。
制服はありません。式典で着用するブレザーのみ指定のものがありますが、式典以外での着用義務はありません。 私服登校をする人がほとんどで、女子はなんちゃって制服で登校する人も多いそうです。
橘高等学校のコース・偏差値
橘高等学校は入学時のコース分けはなく普通科のみで、受験偏差値は66です。定員は280名(7クラス)で、2年次から文系・理系のコース分けがあります。
橘高等学校の受験科目・併願校
橘高等学校の受験に必要な科目は何科目で、合格に必要な点数はどの程度でしょうか。
ここでは、橘高等学校の受験科目、倍率、主な併願校などを紹介します。
受験方式・受験科目
橘高等学校の入学者選抜は前期選抜、後期選抜があり、後期選抜は前期選抜により定員が充足しなかった場合に行われます。ここでは前期選抜について詳しく解説します。
前期選抜の選抜方法は一般選抜と特色選抜があり、それぞれ募集定員の95%程度、5%程度を選抜します。
特色選抜の対象となる部活動は
・陸上競技部
・バスケットボール部
・卓球部
・剣道部
・弓道部
・合唱部
・管弦楽部
・囲碁部
・硬式野球部(男)
・バレーボール部(女)
・ソフトボール部(女)
・ハンドボール部(女)
です。
橘高等学校は一般選抜と特色選抜の両方に出願することが可能ですから、中学時代に部活動の実績のある人は特色選抜による受験も視野に入れておくとよいでしょう。
入学者選抜は1日目が学力検査、2日目が特色面接という日程ですから、一般選抜入試は1日間、特色選抜入試は2日間行われます。
一般選抜は学力検査のみで面接は行われません。特色選抜は学力検査と面接のみで、実技試験は行われません。
受験科目・配点
学力検査は、一般的な公立高校と同様に国・数・英・理・社の5科目で、試験順もこの通りです。1科目50点満点の合計250点満点で、学力検査の配点は一般選抜・特色選抜で共通です。英語はリスニングテストを含みます。
特色選抜の配点は学力検査250点、「各教科の学習の記録(内申点)」135点、「特別活動等の記録」115点で、合計500点満点です。特色面接の結果は点数化されず、段階評価されます。特色選抜ではありますが、学力検査の割合が50%と大きいため、学力検査についても十分に対策する必要があります。
一般選抜は学力検査250点、「各教科の学習の記録(内申点)」195点という配点で、「特別活動等の記録」は点数化されません。学力検査の対策はもちろんのこと、内申点の割合も40%以上と大きいため注意が必要です。
合格最低点・倍率・併願校
橘高等学校の2020年度の倍率は一般選抜が1.31倍、特色選抜が1.36倍です。特色選抜の倍率は過去3年間で1.36倍、2.25倍、2.43倍と変動が大きいため注意が必要です。合格者最低点は公表されていないため不明です。
また、橘高等学校を受験する生徒は、福島成蹊高等学校(普通科特別進学コース・偏差値61、普通科文理選抜コース・偏差値54)などの私立高校を併願校とすることが多いです。
橘高等学校の大学合格実績・大学受験指導
ここでは、橘高等学校の大学合格実績・大学受験指導について詳しく解説します。
橘高等学校の令和2年度(2020年度)の合格実績
( )内は現役合格者数を表します。
橘高等学校は、学年の半数近くの生徒が国公立大学に合格し、国公立大学合格者数のうち94%が現役合格ですから、国公立・現役志向の高い学校だといえるでしょう。特に福島大学、山形大学、新潟大学などの近隣の国立大学の合格実績が豊富で、東北大学などの難関国立大学の合格実績もあります。
また、国公立大学のみならず早慶上理、GMARCHなどの難関私立大学の合格実績もあります。
橘高等学校の進路指導・施設
橘高等学校ではほとんどの生徒が国公立志望で、進路指導も国公立大学進学をメインに行われます。しかしそうでなくても先生方のサポートは手厚く、進学についての悩みはまず先生に相談するという生徒が多いようで、先生と生徒の信頼関係のよさが感じられます。授業の進度は速い方ではあるものの、ついていけないようなスピードではないそうです。
また、評判として多く挙がっていたのが施設の充実度です。
まずは校舎全体が新しく、冷暖房完備で、1階から4階まで繋がった吹き抜けの構造をしていてどの階からの景色もとても良いそうです。あとは教室の机がとても大きく普段の学習には大変快適とのことでした。
また、図書館が大変有名だそうで、県内一の蔵書数であり、自習スペースも充実しているそうです。
また、購買部にはパンなどの食品はもちろんのこと、文房具も置いていて便利だそうです。
橘高等学校の学校生活
「自由な気風」のもとに「自主、自律、自立」の精神を教育理念とする橘高等学校での学校生活はどのようなものでしょうか。
ここでは、橘高等学校の部活動、学校行事などの様子を紹介します。
校則・校風
厳しい校則や、服装に関する規定はほとんどないそうですが、校内でのスマートフォンの使用は厳禁だそうです。
また、もともと女子校だったというだけあり、男女比は4:6とやや女子が多めです。
部活動・学校行事
ほとんどの生徒が部活動に所属し、活動日数や活動時間はまちまちながら多くの人が活発に部活動に取り組んでいます。男子の部活動は種類が少ないようなので、受験前に確認するようにしましょう。
学校行事は少ないようですが、一つ一つの規模は大きく楽しめるものばかりだそうです。
新入生歓迎会、スポーツ大会、文化祭、3年生を送る会などがあり、文化祭は3年に1度公開で行われます。
橘高等学校の偏差値・特徴|まとめ
橘高等学校は、県内トップクラスの難関校で、特に福島大学、山形大学、新潟大学などをはじめとする近隣の国公立大学の合格実績が豊富で、約94%という国公立大学の現役合格率の高さが魅力です。また、校舎や施設に対する評判が高い学校でした。
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