受験勉強には根気が必要です。
長い人では1年以上、短くても半年間は勉強漬けの毎日になるかと思います。
その様な日々の中では様々な誘惑があるでしょう。
遊びに誘われたり、SNSが気になったり、好きなテレビ番組が放送されていたり、と今まで楽しみで仕方がなかったものが突如として魔の誘惑に様変わりします。
しかし、どうしてもそれらの誘惑に負けてしまう、もしくは気持ちが揺らぐ瞬間があると思います。
今回はそんな誘惑に負けない方法や誘惑との上手な付き合い方についてお話しします。
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受験勉強は長い
皆さん、受験勉強は捗っていますか?
皆さんは受験生もしくは受験勉強を控えている方がほとんどかと思いますが、受験勉強期間はかなり大変です。(実感している方も多いでしょう。)
試験に向けて勉強に1日の大部分を捧げる日々が約1年間も続くので、体力的にも精神的にも今までにない疲労やプレッシャーが重くのしかかると思います。
そして、合格した後の楽しみや試験に対しての不安など、受験勉強中には様々な感情を抱くでしょう。
人生にもう二度とないと感じる様な勉強漬けの毎日を乗り越え、楽しく充実した大学生活を送るために、受験生は長い長い期間、勉強に尽くすこととなります。
甘い誘惑たち
しかし、そんな受験期間中には誘惑が沢山あります。
受験への義務感、責任感から勉強に集中しますが、ふとしたときに周りを見渡すと誘惑はあちこちにありますよね。
「勉強しなきゃ」という焦りと「テレビ観たい」という好奇心を天秤にかけ、勉強するか、テレビを観るか、どうするかを葛藤することでしょう。
そのような誘惑をどのように対処していくかが受験期間中において大切です。
誘惑に負ける理由
では、なぜ誘惑に負けてしまうのでしょうか。
理由はたった一つです。
依存しているからです。
これは誰にでも当てはまると思います。
例えばスマートフォンですが、これは現代では生活必需品なのである程度の依存は当たり前です。
これを完璧に断ち切ることは難しいでしょうし、断ち切ったところで生活が不便になりイライラが高まるだけでしょう。
つまり、受験生が誘惑や依存に対して何をすべきかというと完璧な断ち切りではなく適度な距離感を保つことです。
誘惑と上手く付き合うためには
ここまで誘惑に負ける理由についてお話してきましたが、距離間を保つためにはどうすればよいのでしょうか。
寝る前の30分は自由時間を設けたり、来週の〇〇は観るなど時間を決めるなど、時間制限を設けて好きなことに没頭しその間は何をしても良いが切り替えはきちんとするという様にメリハリをつけて適度な距離間を意識することが大切でしょう。
このように距離間というのは物理的な意味ではなく、スマートフォンやテレビ、ゲーム、友達など今まで生活の中心にあったものにいかに興味を逸らさないか、そして気持ちを勉強中心に持ってくることができるかということです。
つまり、勉強に対するモチベーションの維持と向上が誘惑に対して最も有効な手段でしょう。
ここでは誘惑と上手く付き合う方法を3つご紹介したいと思います。
家に引きこもらない
まず1つ目は、家に引きこもらないことです。
皆さんが1番誘惑があると思う場所はどこでしょうか?
人それぞれですが、多くの人が自宅・自室を想像するでしょう。
周りを見渡せば、漫画があり、雑誌があり、ゲームがあり、興味が移り変わりそうなものがたくさんあると思います。
また、部屋の掃除をしたい誘惑にも誘われるのではないでしょうか。
この様に自身が一番落ち着く場所には誘惑が多いです。
なので、自習室などの誘惑がない場所、つまり勉強をするための場所で勉強することで誘惑なしに集中することができます。
家は休むための場所、もしくは好きな教科しか勉強しないなど、自宅と外でONとOFFのスイッチを切り替えるとよいでしょう。
規則正しい生活を
2つ目は規則正しい生活を心がけることです。
睡眠時間は一般的に7時間以上が良いと言われています。
最低でもそれ以上は睡眠時間を取るようにしましょう。
睡眠時間が短いとコンディションが悪く頭が動かず、特に寝る時間が遅くなるとネガティブな思考になり、モチベーションが低下し、起床後から万全の体制で勉強に取り組むことができません。
また睡眠時間を少し前倒しにし、朝に勉強をする習慣をつけることも良いでしょう。
朝勉強のメリットとして頭がすっきりとしていて集中することができます。
そして朝の限られた時間ですので途中で切り上げることが多くなるでしょう。
となると、続きが気になるという思考になり、次の勉強時間のモチベーションの向上に繋がります。
また夜学習のメリットは勉強後にすることは睡眠だけですので、記憶の定着率が高いといわれています。
このような朝学習と夜学習のメリットを考慮して勉強時間を組み立てることで勉強効率が上がるだけでなく、規則正しい生活をすることができコンディションとモチベーションを保ったまま学習に取り組むことができます。
制限しすぎない
3つ目は制限しすぎないことです。
受験生の中にはあらゆるもの・人との関係を絶ち、勉強しかしない様な仙人タイプの方もいますがそれはごく一部のメンタルが強靭な方で大多数の人間には当てはまりません。
よって、誘惑を程よく残すことが大変重要です。
休憩なしで走り続けるよりも、休憩しながらのほうが長い距離を走ることができますよね。
勉強のペースは人それぞれですのであまり他人に影響されないようにしましょう。
1日のノルマを設定しそれをクリアしたら23時までは自由時間や過去問を解いて〇点以上なら1時間自由時間という様にご褒美として誘惑を有効活用しましょう。
メリハリをつけることは大前提ですが目標を設定することはモチベーションの向上に繋がります。
また、最終手段として誘惑元を断つと言う方法があります。
テレビを捨てる、スマホを解約するなどが手段として挙げられるのではないでしょうか。
しかし家庭事情などからそうはいかない場合がありますし、そもそもスマートフォンがないと連絡等が取れないので生活に支障をきたしますよね。
私はあまりこの方法は薦めません。なぜならストレスがより溜まるからです。
時には発散することが大切ですので、勉強のためにと思ったことが自分の精神を追い詰めて逆効果なんてこともあるかもしれません。
制限するとすれば、スマートフォンのSNSアプリを消すことが有効でしょう。
SNSの依存度はアルコールや薬物と同等と言われており、依存度の高さが分かります。
SNSを辞めるのは億劫かもしれませんが、一度辞めてみると今までこんなにSNSに時間を取られていたのかと気付くと思います。
自身の生活の中で一番時間を取っていること・もの、一番誘惑が強いものについて一度考えてみましょう。それを少し変えるだけでちょっとやそっとの誘惑には惑わされないようになります。
まとめ
どんな受験生でも時折、誘惑に惑わされることはあります。
その誘惑に負けないように、時折ご褒美として自分のしたいことをして、誘惑と上手く付き合うこと。そして、その後どのように行動するか、きちんと学習計画を立て行動できるかどうかが大切です。
勉強に集中するために誘惑の種を全て排除するのも1つの手段ではありますが、効率的に長期戦に勝つためにも自分でルールを決めメリハリをつけてぜひ受験勉強に取り組むようにしてみてはいかがでしょうか。