大学受験に失敗 し浪人生になった人は、翌年独学で復活できるのか?

大学受験に失敗 し浪人生になった人は、翌年独学で復活できるのか?

現役時代に大学受験を失敗してしまい、浪人することを決心したものの、どのように勉強すればいいのかわからない…という悩みを抱えていらっしゃる方も多いかと思います。

浪人するとなれば予備校や塾に通って勉強するのがメジャーと思われているかもしれませんが、そうなるとかかる費用もかなりのものです。でも、1年間で絶対に合格したいのに、独学だけで成功するのか不安ですよね。

そんな受験生と保護者の方のために、浪人生は独学のみで翌年に復活合格できるのかを徹底的に調査していきたいと思います!

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浪人生の選択肢

受験失敗

浪人することを決めたらまず、それから1年間の勉強の仕方を考えますよね。一般的に浪人生にはどのような選択肢があるのでしょうか?大きく4つに分けて見ていきたいと思います。

集団授業をする予備校

浪人と聞いて一番イメージしやすいのが、予備校で集団授業を受けていたり予備校の自習室にこもって勉強をしている姿なのではないでしょうか。

高校のようにクラスがあり、授業も高校のようなコマ割りであることがほとんどです。生活リズムが崩れてしまいやすい浪人生ですが、予備校に通えば最もスムーズに高校生活から浪人生活へとシフトできると考えられます。

大手予備校であれば浪人生向けも寮なども完備していたりする場合もあり、1年間勉強漬けになるための環境が整っています。

予備校では共に合格を目指すライバルを身近に感じるため、刺激を受けやすいのもひとつのメリットです。

映像授業塾

リアルな教室に足を運ばなければならない予備校とは違い、授業はほぼ全て映像によって行われます。これを利用するメリットはもちろん、自分の好きなペースで授業が受けられることです。

しかし、映像授業塾についてはデメリットが多いのも現実です。

ライバルにもなる友人が出来にくいことや、自分のペースで進められることを逆手に取ってサボってしまうことなどが挙げられます。映像授業だけで浪人生活を送るには、かなり強い意志が必要になりそうです。

個別指導塾

講師と1対1で授業を受けることができる個別指導。当然ですが、講師が一人ひとりの生徒を細かく見てくれるので、集団授業などでは得ることのできない気付きがある場合も多いでしょう。

また、周りに合わせる必要がないので自分のペースで学習を進めることができますが、映像授業のようにサボってしまいやすくなる環境は生まれにくいです。

デメリットを挙げるとするなら、やはりライバルと言える友人を作りにくい点です。浪人の1年間、勉強仲間がいないのは想像以上に辛いことです。

宅浪

宅浪は今回のテーマでもあります。宅浪とは、浪人した人が予備校などに通わず自力で翌年の試験に向けて勉強することを指します。

独学で翌年復活合格を目指すわけですが、先ほどご紹介したような予備校・塾の恩恵を一切受けないわけですので、その道のりが容易くはないことは想像できます。

ただし宅浪をすれば、予備校などに通った場合と浪人期間の1年間にかかる費用が全く変わってきますので、どうにか独学で翌年復活合格ができないものかと考える浪人生も多いことでしょう。

  • 予備校での集団授業で刺激を受ける
  • 映像授業で自分の好きなペースで
  • 個別指導塾で気づきを得る
  • 宅浪で費用を安く計画的に

宅浪生が翌年復活合格に失敗するポイント

宅浪のリスクと魅力のせめぎ合いになってきましたが、ここで宅浪の結果翌年復活合格に失敗してしまうポイントをいくつかご紹介しておきたいと思います…。

孤独感

宅浪をしていると、ライバルや友人を作りにくいどころか人と話す機会自体が極端に減ってしまいます。

現役時代は何気なく友人や先生と交わしていた挨拶すらなくなります。この孤独の辛さは体験してみないとなかなかわからないものですが、ただでさえキツイ浪人生活での孤独感が結果に悪影響を与えてしまうであろうことは、なんとなく想像できてしまいますよね。

残り時間を見誤ってしまう

これは先ほどの孤独感とも少し繋がっているかもしれませんが、宅浪をしていると本番までの残り時間がまだまだあると思ってしまいがちです。1年間、全ての時間を自分が思うように使えるわけなので、体感時間も当然長くなります。ですので、これは致し方ないような気もします。

しかし、大学受験ましてや翌年復活合格を狙ってる状況においてこれは命取りです。

模試を受けにくい

意外な盲点かもしれませんが、現役時代はよくわからなくなるほどいくつも受けていた模試などのテストの存在が、宅浪をしていると遠ざかります。普通は学校や予備校が手配してくれるような模試も、自分で調べて申し込んで受験しなければならないからです。

この作業は意外と面倒で、せっかく自分の実力を試せる機会をみすみす見逃してしまうケースも少なくありません。

宅浪が失敗するポイントとして

  • 孤独感に耐えられるか
  • スケジュール管理を見誤る
  • 大学への情報は全て自分自身

独学で翌年復活合格は厳しい!?

ここまで読んでくださった方には、独学のみで浪人からの翌年復活合格を目指すことの厳しさを感じていただけたかと思います。

宅浪はデメリットが多すぎる

いくら費用が大きく浮くと言っても、合格できなければ浪人をした意味がありません。宅浪をして浪人生活を送るのは、ご紹介したようにあまりにもデメリットが多すぎるのでおすすめできません。

独学を応援してくれる塾もある

独学で翌年復活合格を目指すのは厳しいですが、授業を一切行わずに自主学習を管理してくれる、武田塾などの塾もあります。自分のレベルに合った参考書を紹介してくれたり、自主学習のスケジュールを管理・指導してくれるというものです。

自分のペースで勉強ができ、かつ大学受験のプロのアドバイスを仰ぐことができるという、いいとこどりのようなシステムになっています。

自分には授業を受けることが向かないと考え、宅浪することを検討している方は、このような塾に通うことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

  • 独学を応援してくれる塾にヘルプしてみては?

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浪人生は独学で翌年復活合格できるか|まとめ

というわけで今回は、浪人生が独学で翌年復活合格をできるのか、検証してみました。いかがでしたでしょうか?

浪人生における様々な選択肢を吟味するなかで浮き彫りになってきたのは、やはり大学受験の結果を左右するのは自分の強い意志と、周りの仲間との切磋琢磨であるということなのではないでしょうか。

冷静に考えてみると、高校3年間の勉強をもってしても志望校に届かなかったのに、1年間の独学をしたところで志望校に合格できるなどとは正直思えません。友人や先生など、他人の力を上手に借りるのも浪人生活のポイントです。

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