大学受験で思うように成績が伸びず切羽詰まってしまう原因は、勉強法にあります。勉強法は目標や段階に合わせて工夫すべきもので、自分と違うレベルにいる人と同じ勉強をしていても成果は出ません。
今回は、大学受験で逆転合格したい人のために、出来る人がやっている主要科目の教科別勉強法をご紹介します。
今自分がいるレベルのところから勉強を始めてみてください。志望校と自分の偏差値を見比べて落ち込んでいる受験生のみなさん、諦めるのはまだ早いです!!!
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【英語】で逆転合格する勉強法
まずは文理問わず重要な科目である英語から解説していきます。
日大レベル
日大レベルは単語や熟語、文法などがある程度頭に入っており、長文読解へと進んでいく段階です。また、実際に模試などのテストで結果を出しにくいという辛い段階です。
この段階では長文の読み方・解き方・スピードを鍛えることに重きを置きましょう。
最終的には単語・熟語・文法がセンターレベルまで完璧であること、速読英熟語が100ワード/1分以内で訳せること、英語長文ハイパートレーニングが解答の根拠をもって完璧に解答できることなどが具体的な目標です。
これが達成できればワンランク上にランクアップしましょう。
MARCHレベル
このレベルになると、長文の難易度が一気に上がります。長文の参考書は最初は非常に難しく感じてしまいますが、何度もやりこんで理解できるようにするしかありません。
文法の問題集で分からなかった問題があれば、ネクステージやFORESTに立ち戻っておさらいしましょう。
MARCHは大学や学部ごとに問題の難易度や傾向が大きく異なってくるので、志望校に合わせた対策を行う必要があります。
これらを完璧に行ったら、ついに早慶レベルへと進んでいきましょう。
早慶レベル
ここまで来ると、参考書をやりこんで覚えれば点数が上がっていく時期はもうおしまいで、早慶レベルの問題で演習し、本番での頭の使い方、いわゆる「その場で考える力」を鍛えていくことが重要です。
このためには、同じ問題でも何度もやり直し、どうすれば正解にたどり着けるかを徹底的に考え、自分なりの理想的な解き方を模索していく必要があります。答えそのものというよりも、答えにたどり着くためのプロセスのパターンを重視していきます。
こうすることで徐々に早慶レベルの問題にも対応していけるようになるでしょう。
【数学】で逆転合格する勉強法
文系数学と理系数学では各レベルでやるべきことも変わってきますので、それぞれに分けて詳しく解説していきます。
日大レベル
日大レベルはセンター試験程度のレベルとなります。また、この段階の勉強法としては文理に大きな違いはありません。覚えた公式を使うだけではなく、過去問などを利用して演習を繰り返し行いましょう。
MARCHレベル
文系
MARCHレベル入門段階におすすめの勉強法は、「文系の数学 重要事項完全習得編」という参考書の例題のみを行うというものです。日大レベルよりも実践的な対応が出来るようになるでしょう。
入門の段階が終わったら、「標準問題精講」に移ります。比較的難しい参考書なので、完璧にするまでにかなり時間がかかってしまうことも予想されますが、目標としてはⅠA、ⅡBを3ヵ月で終わらせるように頑張りましょう。ここまで抑えられれば、文系数学の入試問題は大抵乗り切れるようになります。
理系
理系はあくまでも数Ⅲを優先すべきですが、余裕があれば「文系の数学 重要事項完全習得編」の例題のみを行うのも良いです。数Ⅲは「スバラシクよくわかると評判の合格!数学3」を用い、時間があれば出やすい分野だけMARCHの問題集を行うという勉強法が良いでしょう。
早慶レベル
文系
早慶レベルの入門段階では、「文系数学の良問プラチカ」を使用します。しかしこの参考書は非常に難しいので、過去問をやりつつ点数が取れなかった分野をこれで固めていく、というイメージです。
苦手な分野を固め終わったら、参考書よりも過去問をやり込むことが大切です。問題の傾向に慣れ、部分点を取りに行くことやミスをしないための練習をしていきましょう。
理系
理系数学の勉強法でも重要になってくるのはやはり、「どうしたら解き方を自分で思いつけるのか」を意識することです。「やさしい理系数学の演習問題」など、演習問題を通して別解や解き方を複数考え身に着けていきましょう。
【国語】で逆転合格する勉強法
ここでは、多くの受験生が苦手意識を持っているという古文に照準を合わせて勉強法を紹介していきます。古文が出来る人の気持ちがわからない…という声も聞こえてきそうですが、実はこの苦手意識を払拭するだけで大学受験の逆転合格に近づけます。
日大レベル
まずは古文単語を覚えるところから入ります。およそ300~400の単語を頭に入れましょう。
古典文法や古文読解についてはあまり詳しくやりすぎず、「富井の古典文法をはじめからていねいに」「富井の古文読解をはじめからていねいに」などを使って、大枠を掴む程度で大丈夫です。
MARCHレベル
MARCHレベルになると日大レベルよりもちろん古文のレベルも上がりますが、不安な人は「有名私大古文演習」などで少しずつ難しい古文に慣れていきましょう。
MARCHレベルの古文に慣れてきたら、大量の長文を読むことで知っている文章を増やしていく作業に入ります。
ちなみにこのレベルが勝負どころで、毎日の学習をこなしていけば成績は上がっていきます。センターを乗り切れるレベルとMARCHの問題をクリアするレベルはあまり相違ないので、この段階の勉強をどれだけやれたかで結果が大きく変わってきます。
早慶レベル
このレベルまで来ると、大学受験全体の勉強法としてはあまり古文には時間をかけすぎずに他の教科に時間を回すのが得策です。
といっても、なにもせずにいても合格点は取れませんので、過去問をひたすらやっていくのが良いでしょう。
やはり大学によって出す古文の癖に偏りがありますので、自分の受ける大学や学部の問題に慣れていなければ戦えません。
過去問をひたすら解くことで、選択肢を見ただけで文法解釈すべき箇所を見つけるなど、選択肢を利用して読解度を深めていけるようになりましょう。
どの教科にも言えることは、「自分のレベルはどこなのか?」「志望校のレベルはどの程度か」を把握することです。この自分の立ち位置を知ることで学習計画を綿密に組むことができます。
また、立ち位置を早く知ることができれば、それだけ大学受験のスケジュール管理も楽になります
逆転合格のための教科別勉強法|まとめ
志望校に届きそうにない自分の成績を見て焦っている大学受験生も多いことと思います。逆転合格をしたいという気持ちが先行してしまい、いきなりレベル違いの問題に挑んだりしてしまいがちですが、結局はひとつずつ段階を踏んでステップアップしていくことが逆転合格への近道です。
出来る人は、勉強の道筋を立てて着実にこなしていっているのです。
ぜひこの記事でご紹介した教科別勉強法を参考にして、あなたの大学受験で逆転合格を叶えて下さい!!!
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