高3の夏は夏期講習の時期ですが、夏期講習というのは予備校や塾によって様々な役割があります。
大学受験の勝負の分かれ目とも言われている高3の夏で、選択肢を誤ると大きな差がついてしまいます。
言い換えれば、うまく高3の夏を過ごすことができればどんどん成績が上がる時期にもなります。
ここでは、夏期講習の種類、高3の夏にやっておくべきことをご紹介していきます。
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受験生にとっての生命線『夏休み』の重要性
高3の夏は大学受験の天王山と言われるほど重要な時期です。
現役生にとって高3の夏は一番成績が伸ばせるチャンスであり進路に大きく影響する一方で、時間の使い方を誤ると伸び悩んでしまう時期でもあります。
高校最後の夏を後悔しないためにも、スケジュールを最適に計画し管理する必要があります。
また、夏休みの間は授業が進まない時期なので復習する時間が確保でき、苦手科目を克服できるタイミングでもあります。
自分ではうまくスケジュール管理できない・勉強のモチベーションが維持できないといった学生や、成績を効率良く伸ばし志望校に近づきたいという学生は、夏期講習に参加するのも一つの手段であると言えます。
夏期講習の重要な役割と参加すべき理由
高3の夏期講習の役割は勉学だけでなく、自己管理の面でも大きな役割を果たしてくれます。
夏休みの30日間×24時間をどのように使うかが勝負の分かれ目ですが、普段体験しない膨大な時間をうまく使いこなせるかどうかは自分の計画・自己管理にかかっています。
ですが、大半の学生はモチベーションが下がってしまったり、計画が上手く進まなかったりさぼってしまう傾向にあります。
夏期講習ではそんな気の緩みを強制的に正す環境に身を置くことができます。
周りも同じ受験生であることから刺激を受けることもでき、夏の長い時間を過ごす環境としては最適です。
ただし、夏期講習には2種類あり、自分にあった形態の夏期講習に参加しないと思ったような成績改善が見込めない場合があります。
夏期講習の2種類「集団型夏期講習」と「個別型夏期講習」の違いと役割を説明していきます。
集団型の夏期講習に通う
一般的な夏期講習の形として、集団で受ける授業スタイルがあります。
集団で受けることで周りの受験ムードが勉強へのモチベーションに変えてくれる役割があります。
この時期に教鞭を揮う講師は名講師である可能性が高く、内容も充実しています。
1科目から受講できる予備校もあり、苦手科目を克服する・スケジュール管理やモチベーションアップを目的として受講するのも賢い受講法であると言えます。
夏期講習に参加することで、モチベーションに関係なく強制的に勉強せざるを得ない環境に身を置けるという役割もあるので、サボりがちな人にとっては最適な環境です。
集団で学ぶメリットは周りの受験生の熱気を自分のモチベーションに変えられるだけでなく、人との交流が生まれそこから情報を得られることです。
一般入試一本で頑張る人が、他学生との交流の結果、他大学の併願や推薦入試をするようになったという話は珍しくありません。
≪集団型の夏期講習に通うデメリット≫
集団型の夏期講習にはデメリットもあります。
集団型の講習は自分に合った内容では行われないので、ピンポイントの学習ができなくなることです。
また、前に講師が立って授業形式で行われる講義は受け身であることから、勉強のモチベーションが受け身になってしまい自主的な学習が進まない可能性が生まれます。
また、周りの学生のモチベーションが低い場合、自分も流されてしまってやる気が削がれる場合もあるので注意が必要です。
≪集団型の夏期講習を実施している塾≫
集団型の夏期講習を実施している塾をご紹介します。
業界大手が多く、受験のプロフェッショナル的予備校が多いのが特徴です。そのため、短期でも充実した内容と確かな実績を有しています。
【河合塾】
日本最大級の集団型予備校と言えば河合塾です。河合塾は業界を牽引する予備校であり、そのノウハウと環境は充実しています。5日間と短期の講座も用意されており、柔軟に受講できるだけでなく入試の変化に対応した最新のテキストを使用し学力向上を図ります。
【駿台予備校】
河合塾と並び、業界大手の駿台予備校の夏期講習は、受験生のニーズに合わせた講義が用意されています。また、講義は50分集中型となっており、無駄な労力を使わせないのが特徴です。受験情報のプロである教務スタッフに相談もできるので、夏の間に疑問をすべて解消する機会として利用しましょう。
【東進ハイスクール予備校】
受験勉強に必要な時間の40%を夏だけで制覇しよう!という目標を掲げる東進ハイスクールは、夏のこの時期に一気に追い上げをかける内容となっており、入試に必要な全科目を一通り修了させることを目的としています。センター試験や第一志望の過去問を取り組めるまでの土台を完成させる講義となっており、講師陣・テキストの質共に高くなっています。
個別型の夏期講習に通う
ここでいう個別型とは、自主勉強に特化した学習と言い換えることができます。
講義自体は行われず、生徒の自習勉強に委ねられます。個人で学習していくので、自分に合った計画を立て効率良く学ぶことができるので、弱点克服のための時間を多く割くことができます。
また、講義がない分自分で進めていくことができ、自主学習の習慣が身に付きます。
自主学習と言っても通学するので、規則正しい生活で自己管理を計ります。
個別型の塾には専門家が駐在しているので、質問や受験に対する疑問がある場合は尋ねることもでき、痒い所に手が届くサポートが充実しています。
≪個別型夏期講習のデメリット≫
個別型の夏期講習は集団型以上に自主性を求められるため、自己管理がきちんとしていないとサボってしまったりモチベーションが下がりやすい傾向にあります。
自主学習に特化していても強制的に学習する環境を提供してくれたり、スケジュール進行・管理してくれる塾もあるので、自分にあった予備校・塾を探し出すことが大切です。
≪個別型を実施している塾≫
【武田塾】
武田塾では自主学習の重要性を説いており、夏に弱点克服するためのスケジュールを立ててくれます。夏だけの受講も可能で、他の予備校の短期講習を受講した後でも参加することができるのが強みです。武田塾では学習の仕方を身に着ける塾なので、夏の間にその習慣を身に着けるだけでも意義がある内容となっています。
【原田塾】
日本最大級の個別指導塾から誕生した、大学受験専門塾です。どんなに些細な事でも、受験に関して気になることがあれば無料学習相談が可能です。神戸と静岡に校舎があります。
【大学受験テラス】
大学受験専門の個別指導予備校です。個別指導で培った知見で、一人ひとりに最適な参考書を紹介してくれます。関西に2つの校舎があります。
受験生がこの夏にしておきたいこと
高3の夏にやるべきことはたくさんありますが、詰め込み過ぎの計画ややることが多すぎると中途半端に終わってしまう可能性があります。
高3の夏の役割は、大学受験に適応するだけの基礎力身に着けるだけでなく、志望校についても詳しく調べておく時期でもあります。
ここでは、高3のこの時期に最低限やっておくべきことをご紹介します。
苦手科目・苦手分野の克服
高3の夏で、弱点の克服は急務課題です。ここでいう“克服”というのは、志望校で出題される受験科目の基礎レベルにまで達するということです。
夏のたっぷりある自由時間でわからない分野に戻って見直すことが必要です。
すでに使用している問題集・参考書がある場合は、その教材を利用して苦手分野を何度も繰り返し復讐しましょう。
暗記できるくらい完璧だと確信できたら、その単元は終了です。弱点を得意分野にできるチャンスです。
得意科目を伸ばす
苦手科目克服に注目しがちですが、得意科目をできるだけ伸ばすのは苦手科目を克服する以上に大切です。
得意科目は自分にとって勉強しやすい科目であり、自主的に勉強できるので効率を考えると得意科目を伸ばす方が賢いと言えます。
特にセンター試験や複数科目受験など総合力を問われる試験の場合、苦手科目で得点を取るよりも得意科目でいかに高得点を取れるかが肝になります。
夏の時期に2教科以上の得意科目を作れるようにしましょう。
オープンキャンパスに参加する
高3の夏にオープンキャンパスに参加するのは遅いと言われていますが、勉強のモチベーションを上げる手段として参加するのはありだと言えます。
実際に自分の足で目標とする大学に赴き、キャンパスの雰囲気や空気感を直接感じ取ることは勉強では身に着けられません。
目標は具体的になればなるほど実現しやすくなるので、オープンキャンパスに参加することでより鮮明に入学へのモチベーションとなってくれる役割があります。
志望校の過去問を解いてみる
一度、高3の夏休みの初めか中盤で、目標とする大学の過去問を解いてみましょう。
そこでは全く解けなくても問題はありません(むしろ、解けないのが普通です)。
志望校の入試問題がどの程度のレベルで、自分はどの程度の立ち位置にいるのか確認してみてください。
そこから逆算して大学受験を制する学習計画を立てるようにしましょう。
夏の間に達しなければいけないレベルが具体的に見えてくるはずです。
自主性を持った学習姿勢を身に着ける
大学受験とは、結局のところ自主勉強をどれだけこなせるかにかかっています。
夏は自由に使える時間が与えられているので、その自主勉強力を試されています。
夏の間に自主勉強の習慣を身に着けることができれば、これは大学受験攻略の大きな武器を手に入れたことになります。
夏の間に自主勉強する姿勢を身に着けておきましょう。
大学受験での夏期講習の役割まとめ
高3の夏は大学受験にとって大きな役割を持つ時期です。
だからこそ、有意義に時間を使う必要があります。
長時間スパンとなるので、ダレてきたりモチベーションが急に無くなったりします。
そういったいわゆるスランプに陥った時でも、勉強し続ける環境と計画を立てられるのが夏期講習です。
夏期講習をうまく利用して、大学受験を制する手掛かりとしましょう!
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