現役生が語る!医学部受験生に求められる夏期講習の活用法と注意点

現役生が語る!医学部受験生に求められる夏期講習の活用法と注意点

もうすぐ夏休みに入り、受験勉強がより本格的になる時期です。

とくに現役生は夏の間に特に学力が伸びる時期でもあります。

そして夏休みの勉強といえばやはり夏期講習です。

夏期講習は活用法さえ間違えなければ、あなたの学力は凄まじい勢いで伸びます。

しかし逆に活用法を間違えると、この夏に伸び悩み合格への道が遠ざかってしまいます

実は、医学部受験生が夏期講習の罠に特に陥りやすいのです。

というわけで今回は医学部受験生の夏期講習活用法と注意点についてお話します!

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夏期講習を受けるべき人二種類の医学部受験生!

夏期講習

夏期講習を絶対に受けた方が良い医学部受験生というのは

・勉強習慣が身についていない

・休日のライフサイクルがめちゃくちゃ

二種類の学生です。

医学部受験の学力において、夏期講習は特段必要というわけではありませんし、教材さえ上手く使えば自宅学習でも何ら問題はありません。

しかし私が特に夏期講習を絶対に必要と考えるのはこの二種類の医学部受験生です。

詳しく見ていきましょう。

勉強習慣が身についていない

医学部受験生に多いのですが、高校三年生まで部活に打ち込みこの夏から本気を出す、という人です。とくにそれが問題というわけではありません。

しかし部活に打ち込んだ人の大半はそもそも勉強習慣が身についていません。

勉強習慣が身についていない人は家で勉強しようとしても結局は遊んでしまったり、鈍った身体を動かしたりしているうちに一日が終わります。

そこで夏期講習の出番です。特に医学部受験生は勉強の量が多いですから、夏期講習に行って勉強を半強制的に行うのです。

そうすることで勉強習慣が半強制的に身につき、夏期講習が終わっても勉強に集中できる時間が増えるのです。

休日のライフサイクルがめちゃくちゃ

休日になると途端に深夜に寝て昼過ぎにやっと起きる、そんな人は少なからずいると思います。

しかし受験にとっては最悪です。

色々な説がありますが、基本的に朝の方が集中力は高い、と言われています。

そして大量の勉強を行う医学部受験生にとって集中力というのは必要不可欠なものです。

しかしライフサイクルがめちゃくちゃな人はその集中力ゴールデンタイムを自分から捨てているのです。

とても勿体ない。

そもそも受験本番は朝から始まります。

ライフサイクルが崩れたまま受験本番に立ち向かっても、頭が覚醒しないまま一科目が終わり、途方に暮れてしまうだけです。

そこで夏期講習の出番です。

夏期講習のスケジュールにもよりますが、朝から行っているものも結構な数あります。

その夏期講習をしっかりと参加すれば、大きくライフサイクルが狂うことはなく、ほぼ本番と同じよう時間帯で勉強を行うことができるようになるのです。

夏期講習はどうやって活用する?

疑問

もちろん上に述べた人以外にも夏期講習に参加するとは思いますが、それでは夏期講習はどのように活用するのでしょうか?

もちろん色々な人にそれぞれの持論がありますから、何が正しい、何が間違っている、は決められません。

ただ多くの医学部受験生は夏期講習を次のように使っています。

それをご紹介しましょう。

今までの復習

学年にもよりますが、特に高校二年生では復習として夏期講習を受講している人が多いです。

苦手な科目を重点的に受けたり、個別指導でしっかりと教えてもらったり、と自身の苦手な単元を見つけて、そこを克服する、という場合が多いです。

医学部受験生は受ける大学にもよりますが、特に「基本問題を間違えない」ことが重視される大学が多いです。

そのためしっかりと苦手な科目を潰さないと後々大変なことになるでしょう。

特に医学部受験生をメインに教える医学部受験予備校の先生はそのようなサポートを何年も続けていますから、安心ですね。

演習量を確保する

医学部受験生の中でも特に高校三年生は「演習量を確保する」ために夏期講習を受講されている方が多いです。

というのも、高校にもよりますが夏休みの間は授業が無いところが多いと思います。

となると必然的に解くのは問題集や過去問がメインとなります。

しかしこのタイミングで過去問を全て解ききってしまうのは少し悪手です。

その時に夏期講習に行けば、新しい問題や自分では目につかなかった別の大学の過去問をもらうことができます。

また自宅学習でやるより身近に先生がいるので、質問がしやすいです。

特に大事な夏期講習の三つの注意点

さて夏期講習の活用法を書いていきましたが、ここで注意点があります。

というより活用法よりもまずこちらをメインで見て欲しいほど大事なことです。

特に大事な三つについてご紹介します。

偏差値があまり上がらなくても悲観しない

一つ目の注意点は『成績が思ったより上がらないのは普通』ということです。

特にすでに偏差値が60ある人は尚更です。

夏期講習で成績が伸びるのはあなただけではありません。もちろん似たように勉強をして成績を上げている人はそれこそごまんといます。

そのため、テストに自信があり得点は良くなったとしても偏差値が思ったようには上がらないこともあります。

ですが、ここで悲観しないでください。

苦手な問題が解けるようになっている、点数が上がっている。

これらはつまりしっかりと実力がついている証拠です。

ここで悲観して立ち止まってしまえば、そのついた実力を棒に振ってしまいます。

問題が解けなかったとしても落ち込まない

二つ目の注意点は『問題が解けないのはラッキーと思え』です。

夏期講習で渡された問題がわからなくて、落ちこんでしまう人は少なくありません。

医学部受験生の中には「僕、向いていないんだ……」と思ってしまう方も多いですが、それは間違いです。

むしろ、今その分野が解けない、ということがわかったのです。

問題が解けないということは、それが苦手な分野であり、そして克服すべき分野です。

落ちこんでいる暇はありません!

大量に講習を勧められたら、考える!

最後の注意『甘い言葉に騙されない!』です。

残念ながら予備校の中には善意ではなく儲けを増やすために学生に講習を大量に受けさせようとする所があります。

私もそういった塾の言葉に惑わされそうになったことが一度あります。

夏期講習は沢山受けたからといって必ず成績が上がるものではありません。

むしろ自分のキャパシティを超えてしまえば疲れで授業に集中できなくなり、成績が下がってしまうことも多々あります。

医学部受験生の中には夏から受験勉強を始めた人も多いですから、塾の先生の根拠のない甘い言葉に惑わされてしまう人も中にはいます。

なので、色々と講習を勧められたら、一度考えてみましょう

本当にこの講習は自分に必要なのか。

この量の講習を受けて、自分は頑張れるのか。

一度考えてみて大丈夫そうであればGOサインを。

少し難しそうだと思うのなら塾の先生に減らしてもらうように言いましょう。

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医学部受験生の夏期講習について

リラックス

夏期講習は必ずしも必要なものではありませんが、注意点をしっかりと気を付けて、上手に使うことで凄まじい威力を発揮します。

特に医学部受験生は大きく差のつく時期の内の一つでもあるので「周りを追い越してやる!」というような心構えで挑んでみるのも良いと思います。

ですが、疲れた時には少し外の空気を吸って休憩しましょう。

燃え尽きるのはまだまだ先です。

夏期講習でしっかりと実力をつけて、医学部合格を掴み取りましょう!

 

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